京都“とっておき”紫陽花の見どころスポット(伏見・京都西山・大原・京北)
初夏や梅雨の季節を美しく彩る「紫陽花(アジサイ)」は、実は日本原産の花で万葉の世から愛され続けています。6月上旬から、青・赤・紫・ピンク・白色など様々な色で人々の目を楽しませてくれます。
京都にも多くのアジサイの名所がありますが、知る人ぞ知る“とっておきの”名所をご紹介。
色鮮やかなアジサイの花は、梅雨の憂鬱な気分も晴れやかにしてくれます。
♪とっておきの紫陽花の名所
【伏見エリア】
・藤森神社(勝運の神様♪3500株のアジサイ庭園)
・伏見酒蔵エリア・宇治川派流&濠川沿いに咲くアジサイ
・さすてな京都(南部クリーンセンター)京都市内最大級18000株のアジサイ
【京都西山エリア】
・善峯寺(京都市内が一望♪8000株の天空のアジサイ園)
・楊谷寺(5000株のアジサイと花手水)
【大原エリア】
・大原三千院(癒しの里の寺院に咲くアジサイ)
【京北エリア】
・宝泉寺(約10000株の庭園♪アジサイの新名所)
紫陽花(アジサイ)とは
アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種で、原種は日本に自生するガクアジサイとされています。現在よく目にする、丸いかたまりになって咲くアジサイは、ヨーロッパのガクアジサイを品種改良して日本に逆輸入したものです。
花の色が土壌の酸度や肥料により変化することから、移り気や無常といった花言葉がつけられています。その要因はアントシアニンと呼ばれる色素が、土中のアルミニウムと反応することによりアジサイを発色させています。
アルミニウムは酸性土壌でよく溶け、アルカリ性の土壌では溶けないという性質から、アルミニウムが多く含まれている酸性土壌では青色になり、アルミニウムが少ないアルカリ性土壌では赤やピンク色になります。
中性土壌(弱アルカリ性土壌)では、青と赤色を混ぜ合わせた紫色になります。
ちなみに白色のアジサイは色素がない品種で、土壌の酸度に関係なく白い花のままです。
色とりどりの美しい花びらのような部分は、実はアジサイの花ではありません。花を保護する部分で「萼片(ガクヘン)」と呼ばれ、別名「装飾花」とも呼ばれています。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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