京都京北 宝泉寺~1万株のあじさい園(花宝宛)~
京都市右京区京北に佇む「宝泉寺(ほうせんじ)」は平安時代に創建された仁和寺を総本山とする真言宗御室派の寺院。近年「花の寺」として注目を集めています。
春は枝垂れ桜、初夏はアジサイ、秋は紅葉が庭園・花宝宛(かほうえん)を彩ります。2022年11月にアジサイ約1万株を植栽。翌年、2023年6月から咲き始めており、アジサイの開花時期にあわせて期間限定で公開しています。
四季折々の花に彩られる庭園
宝泉寺の庭園は、先代住職と奥様の願いであった「この場所に新しい桜の名所を造り、過疎化が進む京北をもっと元気にしたい」という想いを、現住職が「京北200本桜プロジェクト」と名付け2018年秋に始動。
庭師に指導を仰ぎながら、たった一人で裏山を切り拓き、本山の仁和寺(世界遺産)から移植した御室桜、樹齢50年の八重紅枝垂れ桜に加え、200本もの枝垂れ桜を3年間かけて植樹し、2021年より一般開放を開始。
金花山宝泉寺、お寺の山号と寺名から一字をとり花宝苑と名付けられました。
現在では、京北最大の「桜の園」となり、常照皇寺、黒田の百年桜と並び肩を並べる桜の名所となりました。
枝垂れ桜と並行し、イロハモミジ500株を植樹、さらに2022年11月には約1万株のあじさいを植栽。
2023年6月4日には、あじさいが咲き誇る庭園で「お寺でジャズ」コンサートを開催しました。
宝泉寺ご由緒
寺伝によると、平安末期の傑僧・文覚(もんがく)上人による開創と伝承されています。
空海(弘法大師)が真言密教の根本道場とされた、高雄の神護寺の山内にあった塔頭寺院「宝泉院」が創建の源となっています。
南北朝時代の延文元年(1356年)に、心蓮(しんれん)上人により、宝泉院を現在地の旧下熊田村(右京区京北下熊田)に移し、十一面観音を秘仏の本尊とし、寺号を宝泉寺と改め開山。
以来、宝泉寺は病気平癒に格別の霊験のある寺院として、厚い信仰を集めています。
現在は、真言宗総本山仁和寺の末寺として年中行事や教化活動を通じて地域に広く貢献しています。
エリア名 | 京北 |
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エリア名 | 宝泉寺花宝宛(庭園) |
所在地 | 京都府京都市右京区京北下熊田町東旦15 |
開宛期間 | 6月中旬~7月上旬(アジサイの開花時期) |
入宛料 | 中学生以上500円 ※小学生以下無料 |
アクセス | 京都駅、二条駅、阪急大宮駅からJR西日本バス周山行乗車、終点の周山下車、 周山から京北ふるさとバス宇津線に乗車、南町バス停から徒歩約5分、または矢代線に乗車、熊田バス停から徒歩11分 ※京北ふるさとバスは便数が少ないので事前に時刻表をご確認のうえお出かけください。 https://fuw.jp/furusatobus/ |
TEL | 075-852-0407 |
宝泉寺URL | http://www.kyoto-hosenji.jp/ |
花宝宛URL | https://www.kyoto-kahoen.com/ |
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