藤森神社の紫陽花(あじさい)~京都伏見・深草~

伏見・深草の地に鎮座する藤森(ふじのもり)神社は平安遷都以前より祀られている古社で菖蒲の節句発祥の神社、勝運と馬の神様としても知られています。その創建は約1800年前以上前、神功皇后が新羅より凱旋の後にこの地を聖地とし、軍中の大旗を立て、兵具を納め、塚を造たのが起こりとされています。
洛南エリアきってのアジサイの名所として知られており、境内には参道西側の第一紫陽花苑、本殿北側の第二紫陽花苑と2か所の紫陽花苑があり、青・赤・紫・白と色とりどりの紫陽花、約3,500株が参拝者の目を楽しませてくれます。

紫陽花の花手水で身も心も清めます

アジサイの時期には、手水舎(ちょうずや、てみずや)もアジサイ仕様の花手水(はなちょうず、はなてみず)に。参拝前にはまずは手や口を漱ぎ清めましょう。アジサイの花の美しさに心も清められます。

天皇より下賜された
由緒正しいご本殿に参拝

本殿は江戸時代・正徳2年(1712年)に中御門天皇より下賜された宮中賢所(内侍所)を移したものです。現存する賢所としては最も古く、中央・東殿・西殿の三座から構成されており、国の重要文化財に指定されています。
御祭神は本殿中央(中座)に素盞鳴命、別雷命、日本武尊、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、武内宿禰の七柱。本殿東殿(東座)に舎人親王、天武天皇の二柱。本殿西殿(西座)に早良親王、伊豫親王、井上内親王の三柱がお祀りされています。

藤森神社の第一紫陽花苑

参道西側にある第一紫陽花苑。入口には受付があり、開苑時は入苑初穂料として300円を納めると、護符が授与れますのでそれが入苑券代わりになります。第二紫陽花苑では入口で提示すればそのまま入苑できます。第一紫陽花苑は楠など広葉樹林の木陰にあり、直射日光を遮ってくれています。艶やかな和装の女性と紫陽花、夏の到来を予感させてくれるフォトジェニックなひとコマ。
【令和4年の開宛情報】
◆時期:6月4日(土)から約1ヶ月間の予定
※開花状況により変わりますのでご注意ください
◆時間:9:00~17:00
◆入苑初穂料:300円(団体割引あり)
◆お願い:入苑に際してはマスク着用いただき、他の人との距離を約2m程度お取りください
※期間中限定の紫陽花の御朱印が参集殿北側の授与所にて授与されています。2種類あり初穂料は各300円。限定枚数で無くなり次第終了です。

あじさいの花に囲まれた
東屋でひと息

散策路の途中には、紫陽花苑が見渡せる東屋があります。360度、色とりどりのあじさいに囲まれており、あじさいの花を眺めながら、ちょっと一息するのにぴったりの場所です。

藤森神社の第二紫陽花苑

本殿北側にある第一紫陽花苑。入口は本殿に向かって右側にあります。入苑すると、まず目に入るのがあざやかな朱塗りの橋。橋の上からは360度のアジサイの花が見渡せることができる絶好の「映え」スポットです。散策路は本殿裏側にずっと続いていて、出口は本殿の左側奥になります。紫陽花観賞後は、摂社の天満社・大将軍社・七宮社・祖霊社・八幡宮社前を通り入口に戻れます。

名水の地・伏見ならではの神水
~不二の水~

本殿東側に湧き出る神水「不二の水」です。説明板にもあるように“二つとないおいしい水”という意味で、武運長久・学問向上、特に勝運を授ける水として信仰されています。藤森神社のある伏見はかつて「伏水」とも記され、日本酒の仕込みにも適した良質の地下水に恵まれた名水の地でもあります。
飲用として、容器に入れて持ち帰る方も後が絶えません。ご神水をいただく時は維持管理のためにも、ご志納をお忘れなく。

競馬関係者やファンの聖地?

毎年5月5日に行われる藤森祭は菖蒲の節句発祥の祭と伝えられ、端午の節句に武者人形を飾る風習の発祥の地とされています。菖蒲は尚武に通じ、尚武は勝負に通じることから、勝運を呼ぶ神として信仰を集めています。
また、藤森祭に奉納される駈馬神事が馬の神事であることから馬の神としても信仰が厚く、毎年11月には駪駪祭(しんしんさい)が行われ多くの馬主、騎手、競馬ファンが参拝に訪れます。絵馬舎には競馬ファンなら誰もが知っている名馬の絵馬も奉納されています。

スポット情報

エリア名伏見
スポット名藤森神社
所在地京都市伏見区深草鳥居崎町609
アクセスJR奈良線藤森駅下車徒歩約5分、京阪本線墨染駅下車徒歩約7分、藤森駅徒歩約8分
拝観料境内自由(宝物殿無料公開)
※紫陽花苑は初穂料300円が必要(9:00~17:00)
TEL075-641-104
お申し込みhttp://www.fujinomorijinjya.or.jp

(掲載日:2022年6月23日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局

京都伏見の日本酒飲み比べおすすめスポット

京都伏見は兵庫の灘、広島の西条と並び“日本三大酒どころ”のひとつ、天下の酒どころです。多くの酒蔵が集まる京都伏見の酒蔵エリアは日本酒ファンにはたまらないお酒の聖地。伏見酒蔵エリアで日本酒の飲み比べや利き酒が楽しめる、おす …

京都伏見の日本酒飲み比べおすすめスポット もっと読む »

京都伏見の焼肉・創作肉料理店「肉匠森つる」フルリニューアルオープン

特選和牛と和食をテーマに京都伏見にリニューアルオープンした肉匠森つる。コロナ禍での個室ニーズに対応した改装工事を終え、カウンター席以外「完全個室」で焼肉・創作肉料理をご堪能していただけます。1階席は「特選肉会席コース」2 …

京都伏見の焼肉・創作肉料理店「肉匠森つる」フルリニューアルオープン もっと読む »

京都伏見初!クラフトコーラ専門店~KYOTO COLab(キョウトコーラボ)/竜馬通り商店街

最近、続々と新たな店舗がオープンしている、伏見で最もエネルギッシュで元気溢れる竜馬通り商店街。2020年8月8日にオリジナルスパイスを用いたクラフトコーラと旬のフルーツを使ったオリジナルソーダのお店「KYOTO COLa …

京都伏見初!クラフトコーラ専門店~KYOTO COLab(キョウトコーラボ)/竜馬通り商店街 もっと読む »

京都・伏見の新しい大人旅 舟上で愉しむ日本酒ペアリング船

三十石船の舟内で、伏見酒と京都の食を味わう日本酒体験。ゆったり風をうけ、ほっこり伏見時間を楽しんでください。 ◆三十石船とは 秀吉によって整備された城下町の伏見。江戸時代には大阪と京都を結ぶ港となり、酒や米を運ぶ船として …

京都・伏見の新しい大人旅 舟上で愉しむ日本酒ペアリング船 もっと読む »

伏見・宇治川派流ライトアップ実証実験が開催されます

港町伏見の魅力的な夜間景観づくりに向けて宇治川派流の水辺空間や酒蔵などをライトアップします。伏見港は全国唯一の内陸河川港湾として、令和3年4月に国土交通省の「みなとオアシス」に登録されました。「みなとオアシス」登録を契機 …

伏見・宇治川派流ライトアップ実証実験が開催されます もっと読む »

鳥羽街道は「鱧海道(鱧街道)」~魚市場遺跡 魚魂碑(草津湊)~京都伏見

京都の羅城門から鳥羽を経由し淀までの道はかつて「鳥羽街道」と呼ばれており、淀からは「京街道」として、平安遷都から明治時代まで京と大坂を結ぶ重要な街道でした。桂川と鴨川との合流地点の横大路には、かつて草津湊(くさつみなと) …

鳥羽街道は「鱧海道(鱧街道)」~魚市場遺跡 魚魂碑(草津湊)~京都伏見 もっと読む »