京都 あじさいの名所♪穴場スポット(伏見・京都西山・大原・京北)
初夏や梅雨の季節を美しく彩る「紫陽花(アジサイ)」は、実は日本原産の花で万葉の世から愛され続けています。
6月上旬から7月上旬にかけて、青・赤・紫・ピンク・白色など様々な色で人々の目を楽しませてくれます。
京都にも多くのアジサイの名所がありますが、知る人ぞ知る穴場スポットをご紹介。
色あざやアジサイの花は、梅雨の憂鬱な気分も晴れやかにしてくれます。
京都あじさいの名所♪穴場スポット
【伏見エリア】
・藤森神社(3500株のアジサイ庭園&勝運の神様)
・伏見十石舟と宇治川派流&濠川沿いに咲くアジサイ
・さすてな京都(南部クリーンセンター)京都市内最大級10000株のアジサイ
【京都西山エリア】
・善峯寺(京都市内が一望♪8000株の天空のアジサイ園)
・楊谷寺(5000株のアジサイと花手水)
【大原エリア】
・大原三千院(癒しの里の寺院に咲くアジサイ)
【京北エリア】
・宝泉寺(約10000株の庭園♪アジサイの新名所)
紫陽花(アジサイ)とは
紫陽花は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種で、原種は日本に自生するガクアジサイとされています。
現在よく目にする、丸いかたまりになって咲くアジサイ(セイヨウアジサイ)は、ヨーロッパのガクアジサイを品種改良して日本に逆輸入したものです。
花の色が土壌の酸度や肥料により変化することから、移り気や無常といった花言葉がつけられています。
その要因はアントシアニンと呼ばれる色素が、土中のアルミニウムと反応することによりアジサイを発色させています。
アルミニウムは酸性土壌でよく溶け、アルカリ性の土壌では溶けないという性質から、アルミニウムが多く含まれている酸性土壌では青色になり、アルミニウムが少ないアルカリ性土壌では赤やピンク色になります。
中性土壌(弱アルカリ性土壌)では、青と赤色を混ぜ合わせた紫色になります。
ちなみに白色のアジサイは色素がない品種で、土壌の酸度に関係なく白い花のままです。
色とりどりの美しい花びらのような部分は、実はアジサイの花ではありません。花を保護する部分で「萼片(ガクヘン)」と呼ばれ、別名「装飾花」とも呼ばれています。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
RELATED おすすめの関連記事
-
全国の神社で行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」。その由来は立春から半年間の罪穢(つみけがれ)を祓...
詳しく読む -
京都伏見は兵庫の灘、広島の西条と並び“日本三大酒どころ”のひとつ、天下の酒どころです。多くの酒蔵が集...
詳しく読む -
京都伏見・淀で京都最速の桜のお花見を楽しもう♪開花速報随時更新2月上旬、京都市伏見区淀エリアにある、...
詳しく読む -
本格的な春の訪れを感じる三月弥生の風物詩のひとつと言えば「大相撲三月場所」。 通称、春場所・大阪場...
詳しく読む
EVENTS おすすめのイベント
-
菊の花びらを浮かべた日本酒で一献 京都競馬場の最寄駅、京阪淀駅前から旧京阪国道に向かい約17...
詳しく読む -
桂離宮は、平安時代から月の名所として知られていた桂の地に、江戸時代の元和元年(1615年)から約50...
詳しく読む -
茶には、どんな力があるのでしょうか。まだ知らぬ「茶の力」は、あるのでしょうか。京都の茶に、それぞれの...
詳しく読む -
伏見・桃山・向島地区の産土神で、日本第一安産守護之大神として広く崇められている御香宮神社(ごこうのみ...
詳しく読む