新福菜館 伏見店“本店には無い”オリジナルメニュー&定食がいっぱい(伏見深草)
京都を代表するラーメン店のひとつと言えば「新福菜館」。昭和13年(1938年)に屋台で創業の京都屈指の老舗ラーメン店。
京都駅の近く、通称“たかばし”に本店を構える行列の絶えない有名店で、その暖簾分けが「新福菜館 伏見店」で暖簾分店のなかでも人気店のひとつです。
新福菜館伝統の「京都ブラック」とも称される、真っ黒な醤油スープは本店同様ですが、本店には無いオリジナルメニューや定食のセットメニューがあるのが特長です。
ランチタイムを除いて、本店のような大行列に並ぶことなく伝統の味を気軽に堪能できます。特におすすめなのは、豊富なランチの定食メニュー。
新福菜館の看板メニュー、2つの真っ黒な「中華そば」と「ヤキメシ」のセットがお得にいただけます。さらに、新福菜館ツウなら知っている、持ち帰り専用の“アレ”も販売しています。
外観&店内の雰囲気
お店の場所は国道24号線、奈良方面の南向き車線沿いにあります。最寄駅は近鉄京都線の伏見駅で徒歩6分。京都駅から10分で到着。また京都駅から市バス81系統利用なら「西墨染通」バス停下車スグ(30m)です。
京都駅からのアクセスも良く、本店の大行列に並んでいる間に伏見店で食べ、京都駅に戻って来ても時間が余るかももしれません。
店内レイアウトはカウンター席、テーブル席、お座敷席の3種類が取り揃い、個人からグループまで対応可能です。
メニューは2大看板メニューの中華そば(ラーメン)、ヤキメシをはじめ、本店には無い餃子・唐揚げ・春巻き・揚げシュウマイなどのサイドメニュー、さらに本店とはまた違った内容の伏見店限定の「まかない丼」があります。
さらに、中華そば+ご飯類、さらにサイドメニューがセットになった定食メニューが数種類用意されています。定食にも麺の増量、肉増し、ライス大への変更、トッピングの金額設定がされていて好きなようにカスタマイズが可能。
ドリンクも瓶ビール・生ビール・焼酎・日本酒・チューハイ・ノンアルコールビール・ソフトドリンク各種を取り揃えており、サイドメニューをアテに「町中華飲み」ができる程です。
中華そば(肉多め)+まかない丼
「肉多め(チャーシューメン)」と伏見店限定「まかない丼」です。ご飯物は定番のヤキメシにしようかと悩みましたが、伏見店限定にそそらて、まかない丼に。残念ながら訪問した日時では、この2つの組み合わせをセットにはできなかったので、それぞれ単品注文。
平日の14時~17時限定で中華そば(小)+まかない丼のお得なセッチメニューを注文できます。
豚骨と鶏ガラベースのスープに醤油ダレをあわせた新福菜館独特の真っ黒な醤油スープ。スープは見た目ほど辛く無く、醤油の香ばしさを感じる味わいです。
トッピングは九条ネギともやし、チャーシューです。チャーシューは赤身部分が多いですが程よく脂身も混じっています。醤油ダレで煮込まれており、しっかりとした味が付いています。肉多め(チャーシューメン)は結構な肉のボリュームです。
麺は京都の多くのラーメン店御用達「近藤製麺」製の中太ストレート麺。新福菜館のために作られている専用の麺は、濃いめの醤油スープとの相性は言うまでもなく抜群です。
味変調味料は、コショウと京都のラーメン店お約束の唐辛子味噌がスタンバイしています。
伏見店限定「まかない丼」
伏見店限定の「まかない丼」です。ラーメンのチャーシューとモヤシ、その上に炒めた玉子を載せ九条ネギをトッピングし仕上げにチャーシューのタレを掛けた丼です。
かなりパンチの効いたタレがご飯、モヤシ、チャーシューに浸み濃厚な味わいです。ラーメンとセットで食べれば1日の塩分摂取量が上振りなのは確実。単品だけでも十分なボリュームです。
ちなみに本店にもまかない丼がメニューに存在しますが、ご飯の上にチャーシューと九条ネギを載せタレを掛けたシンプルなものです。
物集女店では「ブタ丼」、山科店では「チャーシュー丼」呼ばれる類似の丼物がメニューにありますが、まかない丼のネーミングでの提供は、京都市内の店舗では本店とこちらの伏見店だけのようです。
チャーシュー肉団子~炒飯の素~
新福菜館伏見店の持ち帰りの一品「チャーシューの肉団子」です。POPには“ヤキメシ等に”だけ書かれており、正式名称が記載されていません。通称「肉団子」と呼ばれています。
チャーシューの醤油ダレが浸みたヘタや端肉で作られていると思われます。そのまま食べるとかなり醤油辛い味です。
自宅でチャーハン(焼き飯)の調理時にこの団子を入れると、中華料理店に近い味が出せます。団子1つでチャーハン3人前分です。1パックに8個入っているので24食のチャーハンが作れる計算です。
チャーシューのヘタや端肉を販売するお店はたまにありますが、団子状のものを販売しているのは新福菜館系のお店しか見たことがありません。山科店では「炒飯の素」と表示され販売していました。
冷凍での販売なので、必要分以外を解凍しなければそれなりに日持ちがします。
来店時、一度お試しに購入されるのはいかがですか?お家のチャーハンがレベルアップしますよ。
★京都の新ラーメン激戦区「伏見」の記事一覧はコチラ
スポット情報
エリア名 | 伏見 |
---|---|
スポット名 | 新福菜館 伏見店 |
所在地 | 京都市伏見区深草泓ノ壺町31-1 |
アクセス | 近鉄京都線伏見駅から徒歩6分。京都駅・京阪中書島駅から市バス81系統乗車「西墨染通」下車スグ |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 木曜日 |
TEL | 075-643-2311 |
(掲載日:2024年1月31日 情報提供:とっておきの京都ラーメン部)
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