中華そば「一番星」あの岡崎の有名ラーメン店直伝の味(伏見深草)
進化系ラーメン店が増加していく中、豚骨醤油スープの王道を往く、食べ飽きない伝統の味です。店名の一番星と聞いてピンとくる方は、相当な京都ラーメン通。
ご想像通り、創業約50年の岡崎にある有名ラーメン店「一番星」本店の兄弟店です。店主は開業するにあたり、先輩にあたる岡崎の店主に製法を伝授してもらい、店名も同じ「一番星」を名乗って開店するとよいと言われたそうです。
資本関係は無く、岡崎のお店とは、それそれ独立した経営です。味は若干の違いがありますが、大筋は岡崎のお店を継承されています。
外観&店内の雰囲気
“中華そば 一番星”と書かれたテントは、おそらく赤色であったと思われますが日焼けしモノクロになり、あまり目立ちません。来訪時は「ラーメン一番星」の看板が目印です。
入口ドアのガラス扉には赤文字で店名が書かれており、まるで台湾の中華料理店のようです。
店内は、テーブル席とカウンター席で構成されています。壁には派手なポップやメニューは無く、町の喫茶店のような内装です。
メニューは、ラーメン、みそラーメン、カレーラーメン、チャーシューメン、野菜たっぷり冷麺(夏季限定)の5種類、サイドメニューは、手作り餃子、手作り焼豚、ごはん、ゆでたまごと至ってシンプル。
これぞ王道ラーメン
チャーシュー麺です。メニューの「チャーシューたっぷり」のフレーズ通りたっぷり盛られています。しかも、ラーメンのオーダーが入る度にチャーシューの塊から手切りしています。
チャーシューは厚切りにも関わらず柔らかくてジューシー。噛むと口の中に旨味たっぷりの肉汁が広がります。赤身と脂との割合も絶妙で、相当に高いクオリティです。これはお酒のアテにも最高です。
スープはクラシカルな豚骨醤油。トンコツの濃厚なパンチの効いたコクと旨味を感じますが、あっさりと飲めるのが特長。デフォルトで少し一味が入っています、脂がやや多めで、スープが冷めにくいのが特長。具材はやや甘めに味付されたメンマと九条ネギです。
麺はストレートのやや細麺で柔らかめです。食感を求める方は、硬い目で注文するのがよいかと思います。
味変の調味料は、コショウ、一味唐辛子、唐辛子味噌と京都ラーメンのスタンダードなラインナップ。
奇をてらうところが全くないど真ん中の正統派豚骨醤油ラーメンは、言い古されたフレーズですが“何度食べても飽きの来ない味”がぴったりです。
スポット情報
エリア名 | 伏見 |
---|---|
スポット名 | 中華そば 一番星 |
所在地 | 京都市伏見区深草飯食町781-16 |
アクセス | 京阪本線藤森駅下車徒歩3分 |
営業時間 | 11:30~21:00 |
定休日 | 木曜日 |
TEL | 075-641-6373 |
(掲載日:2024年1月18日 情報提供:とっておきの京都ラーメン部)
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