中華そば「八光軒」営業はわずか4時間のアキラ系ラーメン(伏見淀)
「八光軒」(はっこうけん)は、伏見区淀エリア、旧京阪国道沿いの京都競馬場駐車場入口そばにある昔ながらのラーメン店。ラーメンと言うより“中華そば”のフレーズが相応しい、昭和レトロ感あふれるお店です。
開店は朝10時から14時と1日わずか4時間のみの営業、しかも日曜祝日はお休みと、些かハードルが高いですが、30年以上も愛され続けられている京都豚骨醤油系ラーメンの老舗店です。
外観&店内の雰囲気
旧京阪国道の北向き車線に立地、真っ赤なテントが目印です。すぐ先は京都競馬場の駐車場入口です。
店内は昭和レトロ感たっぷりの内装。座席はテーブル席と小上がりの座敷席の2種類あります。
朝10時の開店直後の入店でしたが、10分後にはほぼ満席になっていました。
ラーメンメニューは醤油ベースの「中華そば」、味噌味の「みそラーメン」、塩味の「しおラーメン」の3種類で、それぞれチャーシュー麺の設定があります。
ラーメンは全て「うどん」に変更、「玉子とじ」と、大衆食堂のようなアレンジが可能です。和風だしに中華麺はよくありますが、ラーメンスープにうどんは初めて見ました。
ラーメンに加え、焼きそば(焼うどん)もメニューにラインナップ。定食でよく注文があるそうです。店内には焼きそば用の鉄板があり、しかも素早く提供できるようにキャベツと豚肉は事前に軽く炒められスタンバイしています。
中華そば~アキラ系の豚骨醤油~
中華そば(チャーシューメン)です。ネギとモヤシの盛りが豪快で、チャーシューと麺が見えない位の量です。これでデフォルトとは恐れ入ります。
スープは透明感のある豚骨醤油で、いわゆる「アキラ系」と呼ばれる第一旭を彷彿とさせるもの。塩味も控えめで朝からスープ完飲できるくらいの柔らかな味わいです。
毎日たべても飽きない味は、客さんのほとんどがリピ-ターと言うのも頷けます。
麺は中太のストレートで、柔らかめの茹で加減。硬めがいい方は事前にオーダーするのがいいかもしれません。
ネギとモヤシの下には、赤身とバラがバランスがよい薄切りのチャーシューが敷き詰められています。満足感のある量です。
チャーシュー・オン・ザ・ライスもしくは、ネギとモヤシをチャーシューに巻いて食べるのがおすすめ。
卓上の味変調味料は、コショウ・唐辛子味噌・ニンニクがスタンバイ。焼きそば用にウスターソース・辛いソースも常備されています。ソースは京都の地ソース「ツバメソース」です。
スポット情報
エリア名 | 伏見 |
---|---|
スポット名 | 中華そば 八光軒 |
所在地 | 京都市伏見区納所岸ノ下24-10 |
アクセス | 京阪本線淀駅から徒歩20分、淀駅から京都市バス20系統乗車、納所岸ノ下バス停下車すぐ |
営業時間 | 10:00~14:00 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
TEL | 075-631-9796 |
(掲載日:2024年1月21日 情報提供:とっておきの京都ラーメン部)
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