ばんらい屋「スーパーブラック肉増し」 京都最強のチャーシューメン(伏見醍醐)

伏見深草の人気店が醍醐エリアに満を持して再オープン

ばんらい屋と言えば、以前は伏見深草で営業されおり「朝ラー」と「花びらチャーシュー」が名物の、京都ラーメンフリークの間では知らない人がいない有名店。
2023年6月に惜しまれながら閉店されましたが、同年10月に地下鉄東西線石田駅に「立ち食い屋台ラーメンと焼きめし専門店」の看板を掲げて再オープン。
深草に店を構える前は、屋台で営業をされていたので、今回の移転で創業時に近い形式での営業形態に戻られました。
復活から、まだ数か月ですが、早くも「ばんらい屋」のブラック醤油ラーメンとチャーシューの味を求め、多くのお客さんで賑わっています。

外観&店内の雰囲気

お店は石田駅の2番出口を上がり、東に約100mの場所にあります。周辺は住宅街ですが、店前の赤い看板が目印ですぐに分かります。
“立ち食い屋台ラーメン”と銘打つ通り、店内は長カウンターのみ。店内の定員は6名です。ラーメンは厨房とカウンターの間にある窓口にて注文し受け取るセルフ方式で、代金は先払いです。
お箸、レンゲは窓口の下の棚に置いてあるので必要分を各自で取るシステムです。
ラーメンはおひとり様1杯、ワンオーダーの注文をお願いしています。調理工程上、麺の硬さ・味の濃さ・ネギ抜きなどのアレンジはできませんのでご注意ください。
また、お水の提供はありませんので、アルコール以外の飲料は持参するかペットボトル等を事前に購入での持込となります。
なお、店内にトイレ設備がありません。近くのコンビニか駅構内で済ませてからの来店がベターです。

イチ押しはスーパーブラック醤油

ラーメンのスープは、醤油・味噌・塩の3種類ですが看板商品は「スーパーブラック醤油ラーメン」、いわゆる“京都ブラック”とも呼ばれる真っ黒な醤油ベースのラーメン。サイズは並のみです。
京都の黒い醤油スープのラーメンは、通称“たかばし”に店を構える「新福菜館」が元祖。京都屈指のラーメンの老舗で1日じゅう行列の絶えない人気店です。
ばんらい屋のトッピングと言えば、名物の「肉増し」と「ネギ増し」。お客さんの多くがいずれか、もしくは両方増しを追加オーダーされています。一番人気のメニューは「スーパーブラック醬油+肉増し+ネギ増し」です。
ラーメンと並ぶ看板商品が「焼きめし」。ラーメン同様、並のみで小や大盛り設定はありません。
ちなみに、ラーメンの肉増し+焼きめしの注文は相当な量になります。胃袋に自信がない方にはボリュームが多すぎるかもしれませんのでご注意ください。

【ご案内】
火曜日と木曜日の昼営業は、YouTuber「Mr.京都アッキー」さんが間借り営業をされており、夜の営業時間帯とはメニュー、価格が異なります。

京都ラーメン最強のチャーシューの量

「スーパーブラック醬油+肉増し」と「焼きめし」です。チャーシューの量がヤバいです。見た瞬間、食べきれるのか?との思いが心をよぎります。
チャーシューの量があまりにも多く、スープが見えない状態です。まずは麺とチャーシューを入れ替える「天地返し」をして、麺をいただきます。天地返しは、まるでラーメン次郎のお作法のようです。
天地返しをすることにより、スープに浸すことによりチャーシューが温まる効果もあります。
この量は、京都ラーメン界で最強のボリュームと確信しています。チャーシューは豚の腕肉を使っており。赤身と脂身がほどよいバランスで混じっています。
6割以上食べて、やっと他店の「チャーシューメン」の量になります。
麺は京都の老舗製麺所「近藤製麺」のやや細めのストレートタイプで、やや硬めに茹であげられています。漆黒の醤油スープが麺によく絡んでいます。
豚骨を長時間炊き込んだスープに、真っ黒な醤油ベースのタレを合わせています。一見したところ、醤油辛そうに思えますが、見た目ほどではありません。醤油のコクと香ばしさ、豚骨の旨味が主張する一杯です。
万が一、チャーシューが食べきれなかった場合は、持ち帰り用のフードパックと袋がありますのでご安心ください。

焼きめしも濃い目

焼きめしは、ラーメンの黒い醤油ダレを用いており、パンチの効いた濃いめの味付けでしっとり系。具材はネギ・玉子・チャーシューとシンプル。
ラーメンと一緒に注文したら“腹パン”間違いなしです。

スポット情報

エリア名伏見
スポット名ばんらい屋
所在地京都市伏見区石田森東町10−9
アクセス地下鉄東西線石田駅から徒歩2分
営業時間18:00~翌2:00
定休日水曜・木曜日
※火曜日と木曜日は昼営業あり(間借りラーメンでメニューと価格が異なります)
X(旧Twitter)https://twitter.com/banraiya

(掲載日:2024年1月24日 情報提供:とっておきの京都ラーメン部