金蔵寺の紅葉♪京都屈指の畢竟紅葉の隠れ寺 京都盆地の絶景は必見(京都西京) 

金蔵寺(こんぞうじ)は、山号を西岩倉山(にしいわくらざん)といい天台宗の寺院で本尊は十一面千手観音をお祀りしています。
歴史は古く、奈良時代の養老2年(718年)に隆豊禅師(りょうほうぜんじ)が、元正天皇の勅願によって創建したと伝わっています。
桓武天皇が平安遷都の際、京都の四方の山に大乗経を納め、王城の鎮護とした「京四岩倉」のひとつ「西の岩倉」と言われ、今昔物語に「西岩蔵という山寺あり」として登場している由緒ある寺院です。
応仁の乱の兵火で焼失し、江戸時代に五代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院(けいしょういん)の帰依により再建。
その後、再び堂宇の殆どが焼失し、文化5年(1808年)に再建されました。
金蔵寺までの公共交通機関は無いためで、最寄りのバス停である長峰(京阪京都交通バス※1日4便)から約40分、もしくは南春日町(京都市バス・阪急バス)から片道1時間のハイキング、または、タクシー利用(JR向日町・阪急東向日駅・洛西バスターミナル)となります。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
山門から本堂へと続く参道(階段)の両脇の紅葉のトンネルが参拝者を出迎えてくれます。
最盛期には、真紅や橙色、黄色のカエデの木々で紅葉のトンネルになります。
山門から階段を登った庫裡や護摩堂前は広いスペースとなっており、ここから本尊の十一面千手観音像が祀られている本堂を見上げる風景もみどころ。
さらに短い階段を登ると本堂、隆豊禅師など歴代の僧師が祀られてい開山堂があり、ここが最大の紅葉の見どころ。
まるで境内全体が、まるで絢爛たる錦繍絵巻のような世界が広がります。
さらに、境内の奥にある見晴台(長嘯亭)からは、晴れた日には京都市街や東山連峰、比叡山の絶景が一望。
京都の紅葉を行き尽くした“京都ツウ”にオススメのまさに紅葉の隠れ寺。畢竟紅葉が拝観者を出迎えてくれます。
金蔵寺の最寄りのバス停(南春日町)周辺には、大原野神社・正法寺・勝持寺と言った紅葉の名所があるので、観光タクシーで紅葉の名所めぐりが便利です。
★オススメ★
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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名西京
スポット名金蔵寺
所在地京都市西京区大原野石作町1639
アクセス①JR桂川駅・阪急洛西口駅より京都市バス9系統(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車、徒歩片道約1時間
②JR向日町駅・阪急東向日駅より阪急バス(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車、徒歩片道約1時間
②阪急桂駅(東口)より京阪京都交通13・14・17系統(長峰行)乗車、長峰バス停下車、徒歩約40分
※金蔵寺付近までの公共交通機関はありません
拝観時間8:00~17:00
拝観料志納(300円)※釣銭がないので、必ず小銭をご用意ください
TEL075-331-0023