チャイニーズ きんちゃん♪秋冬限定「酒粕ラーメン&酒粕担々麺」伏見稲荷

伏見稲荷大社へ向かう参道入口、師団街道沿いにあるちょっとお洒落な大衆中華料理店「チャイニーズ きんちゃん」。
どこかで見たことのある店の設え、さらに「担々麺」が名物、この2つから導きだされた答え、実は伏見桃山にある中華料理の名店「くれたけ」が実家でした。
「チャイニーズ きんちゃん」の冬の風物詩と言えば、くれたけ同様「酒粕ラーメン」と「酒粕担々麺」です。
新酒の仕込み始めの晩秋から、新酒の仕込みが終わる3月までの限定メニューで、酒どころ伏見の地元民から大人気で、今や冬の看板メニューに昇格した逸品です。
ラーメンに白飯とサイドメニューが付いた「セットメニュー」は大食漢でも満足のボリュームです。

お店の雰囲気

お店は、京阪本線伏見稲荷駅の道(稲荷新道)を伏見稲荷大社と反対方向に歩いた師団街道との三叉路(稲荷大社前交差点)の真ん前にあるマンションの1階。
ちなみに隣はうどん屋さんですのでお間違いなき様ご注意。
店内は木目調のフローリングでスタイリッシュなインテリア。店主の実家、中国料理「くれたけ」を彷彿とさせます。
大衆中華ではなく、ちょっとお洒落な中華料理店という感じの雰囲気です。
座席はテーブル席になっており、2名~4名掛のテーブルとカウンター席があります。

豊富なセットメニュー

メニューは、メイン料理や麺類とご飯がセットになったセットメニューや定食が充実しています。
冬の季節、お店のイチ押しは「酒粕ラーメン」と「酒粕担々麺」の酒粕コンビ。
ラーメンに鶏の唐揚げとライス(ザーサイ)が付いたセットもあります。
その他にも、ラーメン・担々麺・炒飯・餃子・唐揚げ・中華の一品料理の組み合わせによるセットメニューや定食が数多くあります。
外国人観光客の多い伏見稲荷大社の門前にお店があることから、英語でのメニュー表示時もされています。

酒粕ラーメン&酒粕担々麺

「酒粕ラーメン+鶏唐揚+ご飯」と「酒粕担々麺+鶏唐揚げ+ご飯」のセットです。
セットには、ザーサイが付いてきます。
酒粕ラーメンの具材には、もやし・青ネギ・チャーシュー・油揚げがトッピングされています。
油揚げのトッピングは「キツネ」と縁が深い伏見稲荷大社門前のお店らしい演出です。
ラーメンスープは、中華料理の基本となる清湯スープをベースにした醤油ラーメンに酒粕を溶かして仕上げています。
酒粕は地元伏見の純米酒にこだわる酒蔵「玉乃光」の純米酒の酒粕を使用しています。
ドリンクメニューは、もちろん「玉乃光吟醸純米酒」がラインナップされています。
複雑な味わいの醤油ベースのスープ、酒粕が混然一体となり、旨味と甘味が融合した複雑な味わいを醸し出しています。
麺を食べた後は、白飯とスープを交互に味わい、最後はスープに白飯をダイブし、最後の一滴まで味わいます。
チャーシューは、煮込んだタイプではなく、本格的な「叉焼」で、嚙むごとに豚肉の旨味が広がっていきます。
酒粕担々麺は、自家製のラー油、煎り胡麻をベースにしたスープに肉ミンチ、青ネギ、もやし、糸唐辛子がトッピングされています。
やや酸味のある濃厚な胡麻風味のスープに、肉ミンチの甘味と酒粕の旨味が加わることにより、ラー油の辛味がまろやかになります。
酒粕ラーメンと比較すると酒粕担々麺は、胡麻の香りで酒粕感が少なく、酒粕が苦手な方でも気になりません。
麺は、酒粕ラーメン、酒粕担々麺ともにストレートの細麺です。

ご飯がススム鶏唐揚げ

セットの鶏の唐揚げは大ぶりなが唐揚げが3個付いています。厚めの衣を纏い、外はカリっと中はジューシーに揚げられています。
ショウガの風味が程よく感じ、食欲を増進させます。
ご飯のお供としてバッチリ、鶏の唐揚げ定食としてガッツり食べたくなる美味しさです。

味変調味料

テーブルに配置されている味変調味料は、醤油、酢、餃子のタレ、練り唐辛子、コショウです。
担々麺で辛さが足りない方は、ラー油を加えるとパンチの効いた辛さになります。

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スポット情報

エリア名伏見
スポット名チャイニーズ きんちゃん
所在地京都市伏見区深草一ノ坪町41
アクセス京阪本線伏見稲荷駅徒歩1分、JR奈良線稲荷駅徒歩5分
営業時間11:30~15:00、17:30~21:00
定休日火曜日
TEL075-642-9084
URLhttps://kauc501.gorp.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/inari_kinchan_official/

(情報提供:とっておきの京都ラーメン部)