山科 隨心院「花の間」2023年は花咲く京都キャンペーンがさらにバージョンアップ

随心院は京都市山科区にある真言宗善通寺派の大本山。小野小町ゆかりの寺として知られている古刹。昨年、大好評だった花の間が、今年も再び登場。花の魅力を生かし、歴史を紡いだ寺院のお部屋や美しい庭園をより一層春が感じられるアート空間に演出します。ここでしか見られない景色を、是非お楽しみください。「能の間」を彩る「極彩色梅匂小町絵図」と花々のコラボレーションは、まさに“百花繚乱”の言葉がぴったり。春の花の見納めにぜひどうぞ。
※掲載の画像は2022年開催時のものです

JR東海「花咲く京都キャンペーン」~花の間とは~

「花咲く京都キャンペーン」はJR東海が、色とりどりに染まる季節をより一層楽しみいただくため、様々な神社やお寺の協力で実現した特別企画。昨年の開催に引き続き、今回も随心院で「花の間」企画が開催されます。今年は〝花のシャンデリア〟を盛り込むことにより、昨年に比べ四方だけではなく上下も彩られ迫力満点。江戸時代の 慶長年間以降に建築された趣のある建物が花一色に埋め尽くされます。 一面、花世界となる空間をお楽しみください。
監修は東京ミッドタウンや表参道ヒルズでフラワーショップを経営される越智康貴さん。花が描かれた障子や生花などを使い、「能の間」を華やかに演出しアート空間に大変身。室内を彩る花々とお寺のお部屋やお庭とのコラボ風景はまさに幻想的な世界。
【監修アーティスト】
越智 康貴(Ochi Yasutaka)
1989年生まれ。表参道ヒルズで「DILIGENCE PARLOUR」、東京ミッドタウン(イセタンサローネ)で「ISdF」というフラワーショップを営みながら、花や文章、写真を主軸に様々な表現活動を行なっている。

極彩色梅匂小町絵図とのコラボレーション&特別展を開催

隨心院での花の間企画の目玉は、何と言っても小野小町の生涯を描いた「極彩色梅匂小町絵図」とのコラボレーションに尽きます。この企画のために花を飾っている部分の畳や障子もピンク色に替えているというこだわりぶり。「極彩色梅匂小町絵図」だけでも華やかなお部屋が、色とりどりの花々に彩られ、まさに極楽浄土の世界のようです。
今年は期間中に「春期非公開文化財特別展」を開催。平安時代後期に作られた定朝様式の仏像(重要文化財指定)「阿弥陀如来坐像」修復記念特別公開として、表書院にて本尊を御開帳しての特別展示となります。また、また普段は非公開の聖教類や表書院「四愛図」のだまし絵の立ち入りもできます。奥書院では隨心院文書の中で「高野大師行状図画」を初公開いたします。期間は4月22日(土)~5月14日(日)まで。「春期非公開文化財特別展」の期間中、拝観料、拝観時間が通常とは異なりますのでご注意ください。
【春期非公開文化財特別展】
■開催期間:2023年4月22日(土)~5月14日(日)
■拝観時間:9:00~16:00
■拝観料:大人1,000円、中高生500円
※保護者同伴につき、小学生以下のお子様一名の拝観料は頂戴しておりません
■お問い合せ: 公益財団法人京都古文化保存協会事務局
TEL:075-451-3313(平日10:00 ~17:00)

華やかな授与品&限定御朱印の授与も♪

拝観受付の横には授与所があり、小野小町ゆかりの書籍、便箋、御朱印帳、極彩色梅匂小町絵図をモチーフとした数々の品々が置かれています。自宅に帰っても“花の間”の余韻が楽しめますね。お守りや御朱印は拝観受付で授与されています。
さらに「春期非公開文化財特別展」の開催を記念し、阿弥陀如来坐像修復記念限定御朱印を授与いたします。奉納料は1,000円で、無くなり次第終了いたします。なお、お一人様1枚までの授与となります。

スポット情報

エリア名山科
スポット名隨心院
所在地京都市山科区小野御霊町35
アクセス京都市営地下鉄東西線小野駅下車、徒歩約5分
拝観時間9:00~17:00(16:30最終受付)
※春期非公開文化財特別展期間中は9:00~16:00
拝観料大人:500円、中学生:300円
※春期非公開文化財特別展期間中は、大人1,000円、中高生500円
TEL075-571-0025
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(掲載日:2023年4月28日 情報提供:隨心院