京都西山・善峯寺「秋明菊」が見頃を迎えます2024年秋(西京)

京都市西京区にある、京都西山を代表する古刹「善峯寺(よしみねでら)」では、本格的な秋の到来を告げる可憐で優雅な花「秋明菊」(シュウメイギク)がまもなく見ごろを迎えます。
境内には約5,000本もの秋明菊が群生し、京都随一の見どころとして知られてます。
2024年9月24日現在、一重の秋明菊は見頃を迎えています。八重の秋明菊は咲き始めで、10月初旬には見頃を迎えそうです。
善峯寺は西山の中腹に位置し、京都盆地の絶景と秋明菊の花とのコントラストも楽しめるもの魅力のひとつ。
秋の休日は京都西山・大原野にお出かけしてみませんか。
秋明菊の開花状況は善峯寺の公式X(旧Twitter)、公式Instagramで随時更新されています。最新の開花状況をご参考のうえご参拝ください。

秋明菊(シュウメイギク)とは?

秋明菊は、秋の訪れを感じさせてくれる可憐で優雅な花。日本の固有種と思われがちですが、古い時代に中国より伝来し、野生化し定着したと言われています。
川床で有名な貴船エリアに野生化したものが多く見られることから「貴船菊」とも呼ばれます。
秋明菊は“キク”と名が付いていますが、キンポウゲ科イチリンソウ属に分類される多年草で、秋に咲く八重咲きの花がキクに似ていることから「秋明菊」と名付けられたそうです。
日本では八重の紅色花や一重の白花、一重のピンク花の3種が主な種類です。

四季折々の花を楽しめる「花の寺」

善峰観音宗の本山寺院で山号は西山、本尊は十一面千手観世音菩薩、西国三十三所観音霊場、第20番札所として知られている平安時代創建の古刹。
西山の山麓に広がる3万坪もの境内は、春は桜で山一面がピンク色に、初夏には赤、青、紫、白色の紫陽花と青もみじに彩られ、秋は紅葉で山全体が赤や黄色に染まる、四季折々の趣がある花の名所。
また京都盆地が一望の大パノラマは平野部の寺社では味わえない大迫力。樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物「遊龍の松」も必見です。

スポット情報

エリア名西京
スポット名善峯寺
所在地京都市西京区大原野小塩町1372
アクセスJR向日町駅、阪急東向日駅から、阪急バス66番(善峯寺行き)に乗車、終点善峯寺下車、徒歩8分。※冬季(1/6~2/末)は手前の小塩バス停発着になるのでご注意ください
拝観時間8:30(土曜・日曜・祝日は8:00~)~17:00(16:45受付終了)
拝観料大人500円、高校生300円、小・中学生200円
TEL075-331-0020
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(情報提供:京都西山・大原野保勝会