京都の紅葉“穴場”スポット
山科編・京都駅からJRでひと駅5分、意外と近い紅葉の穴場
山科(やましな)は、京都駅からJR京都線わずかひと駅(約5分)、京都市内中心部の三条京阪駅から地下鉄東西線で4駅(約9分)に位置しており、ひと足伸ばした観光地として交通至便なオススメのエリア。
三方を美しい緑の山に囲まれた盆地で、平安遷都以前のはるか昔、縄文・弥生時代から人が住み、文化の足跡を残してきました。
飛鳥時代には「乙巳の変(大化の改新)」の主役として知られる藤原鎌足(中臣鎌足)が邸宅を建てて以来、皇室や藤原氏などの貴族との関係も深く、室町時代には、山科本願寺が建立され寺内町を形成し、焼き打ちにあうまで本願寺派の本寺でした。
江戸時代には、赤穂義士の大石内蔵助(大石良雄)が、討入り前の一年有余、山科の地に隠棲しており「忠臣蔵」ゆかりの地としても知られています。
古来より交通の要衝として栄え、明治時代には琵琶湖疏水(山科疏水)が開通し、舟運でも重要な役割を果たし、現在もJR京都線と湖西線の分岐駅、地下鉄東西線、京阪電車大津線が通る、京都の東の玄関口です。
歴史あふれる山科には、知られざる紅葉のスポットがたくさんあり、散策マップを片手に歩いての紅葉めぐりがおすすめです。
京都駅や三条京阪駅からJRや地下鉄で山科にお出かけしてみませんか。
ドローンで上空から撮影した普段は見ることができない角度からの山科観光PR動画「おこしやす京都山科へ~秋の紅葉編~」がありますので、是非ともご覧ください。
山科の紅葉スポット(クリックすると詳細記事に遷移します)
・毘沙門堂門跡(勅使門前の敷き紅葉)
・隨心院(小野小町ゆかりの寺院)
・安祥寺(秋に特別拝観を実施)
・勧修寺(紅葉と桜を同時に愛でる)
・本圀寺(水戸光圀ゆかりの寺院)
・山科疏水(まるで紅葉のトンネル)
・山科聖天双林院(紅葉の隠れ寺)
・岩屋寺(大石内蔵助ゆかりの寺院)
・大石神社(大石内蔵助ゆかりの神社)
山科観光PR動画「おこしやす京都山科へ~秋の紅葉編~」
山科はJR京都駅からひと駅5分、大阪駅からは新快速で35分と各都心部への抜群のアクセスを誇りながら、歴史と豊かな自然を感じることができるエリアです。この度、おこしやす“やましな”協議会では、ドローンで上空から撮影した普段は見ることができない角度から、山科の紅葉スポット動画を作成しYouTubeにて公開しています。
動画収録の寺院は、山科疏水沿いに佇む毘沙門堂、安祥寺、本圀寺、小野小町ゆかりの隨心院、藤原氏ゆかりの勧修寺です。今年の秋は、まちなかの喧騒を離れて、とっておきの紅葉めぐりができる山科へ、ぜひお越しください。
【おこしやす“やましな”協議会】
京都・山科の観光情報やまちの魅力を発信し、観光客を誘致するための事業を行い、山科の賑わいと活気を創出し、産業、商業、地域コミュニティの発展をはじめとするまちづくりに寄与することを目的に平成18年に設立したNPO法人で、山科経済同友会に加入している企業、寺社を主な構成員とする団体です。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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