正法寺の紅葉♪通称「西のお大師さん」で石庭と紅葉を愛でる(京都西京)

を正法寺(しょうぼうじ)は山号を法寿山ほうじゅざん)いい、真言宗東寺派の寺院。
奈良の唐招提寺を創建した鑑真和上と共に、唐から日本へ渡来した高弟、智威大徳 が隠世したのが始まりで、天平勝宝年間の創建の古寺。
平安時代の弘仁年間に弘法大師空海が巡錫され、42歳の厄除けのために聖観世音菩薩を彫刻されたと伝えられています。
応仁の乱の戦火て堂宇が焼失しましたが、 江戸時代の元和元年(1615年)に恵雲・微円の 両律師により再興され「西山のお大師さま」として親しまれています。
現在の西京区大原野の出身である、五代将軍・徳川綱吉の母・桂昌院が深く帰依され、徳川家の祈願所として徳川家からの文書等も残っています。
御本尊は、鎌倉時代初期の像高181cmの木造三面千手観音立像で、顔の両側に別の顔(化仏)がある珍しい三面形式です。
過去と未来にも目を配るという意味を持っており、国の重要文化財に指定されています。
東山連峰を望む借景式山水庭園の「宝生苑」は、庭石の形が何となくペンギン、兎など、15種類もの動物の形に似ているため「鳥獣の石庭」と呼ばれています。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
まずは、参道に架かる朱塗りの欄干が印象的な「極楽橋」と参道の紅葉が参拝者を出迎えてくれます。
参道を進むと、右手の駐車場奥にある遍照塔と紅葉のコントラストはフォトジェニックスポット。この塔は、東山の高台寺境内にあった忠魂堂を移築した六角二重塔で、下層の円柱は飛鳥時代から平安時代初期の胴張り、蟇股(かえるまた)は平安時代後期から室町時代以前に見られる様式で京都市有形文化財の登録されています。
拝観入口の門(通用門)横のカエデの紅葉を抜けると、拝観受付、本堂・書院・宝生殿・鳥獣の庭へと行きつきます。
境内の北東にある春日稲荷尊は隠れた紅葉スポット。
朱塗りの太鼓橋と紅葉とのコントラストは必見です
正法寺の向かいには紫式部ゆかりの「大原野神社」、近くには“花の寺”と呼ばれている「勝持寺」があり、三社寺で春には桜めぐり、秋には紅葉めぐりが楽しめます。さい。【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
正法寺への入口にある、朱塗りの欄干の「極楽橋」と紅葉のコントラストが参拝者を出迎えてくれます。
山門あたりです。
紅葉が勇壮華麗に境内の諸堂を彩ります。
正法寺の向かいには紫式部ゆかりの「大原野神社」、近くには“花の寺”と呼ばれている「勝持寺」があり、三社寺で紅葉めぐりが楽しめます。

スポット情報 

エリア名西京
スポット名正法寺
所在地京都市西京区大原野南春日町1102
アクセス①JR桂川駅・阪急洛西口駅より京都市バス9系統(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車徒歩約10分
②JR向日町駅・阪急東向日駅より阪急バス(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車徒歩約10分
拝観時間9:00~17:00
拝観料大人300円
TEL075-331-0105
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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)