京都の紅葉“穴場”スポット
インスタ映え紅葉スポット♪京都西山の柿紅葉&モミジバフウ
京都西山 新感覚インスタ映え紅葉スポット
秋の魅力のひとつと言えば木々の葉が紅色や黄色に色付く紅葉(こうよう・もみじ)。
両方ともよく聞くフレーズですが、そもそも紅葉ともみじの違いって?
紅葉(こうよう)とは、木々の葉が真紅や紅色、黄色に色付く自然現象のことを指しています。
紅葉と書いて「もみじ」と呼ぶことも多いですが、実は紅葉(もみじ)は、楓(カエデ)の一種と位置づけされています。
その語源は「草木の葉が赤(黄)色くなる」という意味の動詞「もみず(もみづ)」に由来するそうです。
「もみづ」が名詞形の「もみぢ」になり、草木が色づいたさまを「紅葉(もみぢ・もみじ)」と呼ぶようになったそうです。
近年、紅葉は「もみじ」や「カエデ」だけじゃない!
一般的な紅葉=カエデ(楓)ではない、新感覚の紅葉(ようこう)の名所が京都西山に2か所あるのをご存知ですか?
ひとつが、紅葉に染め上げられた西山連山を背景にした、一面オレンジ色の「柿紅葉(かきもみじ)」。
もうひとつが、なだらかば丘陵地の街路樹の紅葉が、まるで赤い龍のような赤い帯に見える「モミジバフウ」。
まだまだ知られていませんが、もみじでは無い紅葉。この秋、話題の紅葉スポットです。
【映え紅葉スポット】
①桂坂「モミジバフウ」並木道♪赤い昇り龍
②大枝「柿紅葉」オレンジ色の絨毯の光景



桂坂「モミジバフウ」並木道♪赤い昇り龍
最近、SMSで「映える紅葉」と話題になっているモミジバフウ。
京都西山・大原野の京都市西京区の桂坂ニュータウンの道路沿いにある並木道が、京都の新たな“映え”紅葉スポットとして注目を浴びています。
住宅街の東西南北に通る、道路沿いに約2kmに約400本のモミジバフウが植えられています。
映えスポットは、御陵堂ヶ峰町方面から、東西に伸びる桂坂南本通り。
標高の高い住宅街から標高の低いロータリー方面、さらに標高の高い住宅地へと続くU字型の道路は、高低差があり立体的にモミジバフウの並木道を一望でき、その光景はまるで天に昇る赤龍のような紅葉の赤い帯。
モミジバフウは個体により色付きの差があるので、訪れる時期によっては、緑色・黄色・オレンジ色・赤色へと徐々に変化するグラデーションの紅葉も楽しめるもの魅力。
10月下旬から徐々に色付き始め、例年11月上旬から中旬に見頃を迎えます。地元の方や京都ツウだけが知っている、まさに穴場の紅葉スポットです。
【モミジバフウ】
モミジバフウは漢字では「紅葉葉楓」と書きますが、カエデの仲間では無く、フウ科フウ属の落葉高木で正式にはアメリカフウ。
原産は北米中南部や中米。日本への渡来は大正から昭和初期にかけて環境の悪い場所でも育てられることから、公園樹や街路樹としてよく植えられています。
近年、ニュータウンや新興住宅地の街路樹としてよく植えられています。
カエデのように葉が5~7つに深く裂けるところから「モミジのような葉を持つフウ」と名付けられました。
フウとはタイワンフウのことで、中国中南部および台湾を原産とする落葉高木、こちらは葉が3~5つに浅く裂けます。
★ご注意★
一般住宅地ですので、見学の際は地域住民の方に迷惑にならないよう、また撮影等には十分にご配慮ください。
車道に出ての撮影や路上駐車は危険ですので絶対おやめください。
周辺には駐車場はありません、公共交通機関(路線バス)をご利用ください。路上駐車は絶対にお止めください。
駐車禁止の標識がない場所でも長時間駐車すると違法となり、取締の対象となります。
観光地ではないため、色づき等の情報発信は、行政・地域団体では発信しておりません。
スポット情報
| エリア名 | 西京 |
|---|---|
| スポット名 | 京都西山・桂坂「モミジバフウ」の並木道 |
| 所在地 | 京都府京都市西京区御陵峰ケ堂町3丁目周辺 |
| アクセス | 阪急京都線桂駅から市バス西5・西6系統乗車、峰ケ堂町三丁目下車徒歩すぐ、京阪京都バス20・20B乗車、峰ケ堂町一丁目下車徒歩約5分、JR桂川駅または阪急京都線洛西口駅から市バス特西4乗車、峰ケ堂町一丁目下車徒歩約5分 |




大枝「柿紅葉」オレンジ色の絨毯のような光景
西京区の大枝(おおえ)地区は昭和初期の約90年以上も前から柿栽培が盛んな地。
「大枝柿(おおえのかき)」と呼ばれ、生産量が少なくその殆どが京都市内で消費されるため、知る人ぞ知る幻の柿とも呼ばれているブランド柿です。
柿の実が成熟するとともに、柿の葉は緑色から黄色、橙色、赤色と変化していきま、その光景は「柿紅葉(かきもみじ)」と呼ばれ、俳句の秋の季語にもなっています。
柿農家が集まる西京区大枝西長町の京都府道10号線(大山崎大枝線)は、通称「柿街道」とも称され、収穫シーズンの道路道添いには10数軒もの農家の直売所がずらり軒を連ねます。
柿街道沿いの柿畑でも柿紅葉が見られますが、映えスポットは京都縦貫道の北側の西山連山の斜面の柿畑。
西山山麓のなだらかな斜面に広がる柿畑一面が、柿紅葉に覆われます。
丘陵地の柿畑から連続して、カエデの紅葉が西山の斜面を染め上げる光景は、まるで京都西山の全山が錦繍の衣装を纏ったような絶景です。
SMSやウェブサイトでも、ほどんどアップされていない、今後バズること間違いなしの新感覚の紅葉映えスポットです。
※写真撮影時は、くれぐれも柿畑(私有地)に立ち入らないように願います。公道から撮影ください。
【大枝柿】
京都市西京区の大枝地区は、京都の西山の丘陵地にあり、日中は良く日が当たり温暖な地。
朝晩は愛宕山からの「愛宕おろし」が吹き込み気温がぐっと冷え込み、この寒暖の差を利用し、昭和5年より富有柿の栽培が始まりました。
日光をたっぷり浴び、昼夜の寒暖差があるため甘みが強いのが特長。
今上天皇の即位継承に伴う大嘗祭に「献物」として供納された知る人ぞ知るブランド柿です。
直売所では産地ならではのお得な価格で「大枝柿」を購入することができます。
スポット情報
| エリア名 | 西京 |
|---|---|
| スポット名 | 京都西山・大枝「柿紅葉」 |
| 所在地 | 京都市西京区大枝西長町周辺 |
| アクセス | 阪急京都線桂駅から市バス西1・西5・西8系統乗車、新林センター下車徒歩約15分、JR桂川駅または阪急京都線洛西口駅からヤサカバス1号乗車、新林センター下車徒歩約15分 |
まだまだあります!
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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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