堂内には、鎌倉時代の仏師・運慶の手になる本尊、釈迦如来像(重文)をはじめ、平安時代の作とされる千手観世音菩薩像(重文)、愛染明王像などが祀られています。
本堂を拝観するには拝観料(大人500円)が必要です。拝観すると記念品をいただけます。
さて、本堂での楽しみは仏像の拝観だけではありません。ここから眺める庭の景色もまた絶品。
本堂東側には苔庭が配されていて、杉木立の遠景に、重なり合う青モミジ、苔むした石や灯籠が、まるで緑の波のように視界に迫ってきます。
これを本堂から眺めると、柱をはさんで2幅の額縁に入った風景画のような、「額モミジ」を楽しめるのです。
また、須弥壇前の磨き上げられた卓上に庭の緑が映り込む、幻想的な景色と趣も必見です。
青モミジに彩られた境内は、時間が許すかぎりゆっくりと散策して、閑かな山寺の風情を楽しみたいもの。
聖天堂で、出ていくお金に感謝すると倍になって返ってくるという「倍返りのお守り」をいただいたり、元禄時代の梵鐘を撞くというめったにできない体験をしたり(いずれも別途有料)。
ウォーキングの合間にも、自分のペースでしっかりお寺めぐりも楽しめる。それが、このプランの魅力のひとつです。
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