竹とふれあう親子体験ワークショップ in 西京区役所(2025年3月1日)

西京区役所にて、2025年3月1日（土）に開催される「西京ひろば in 西京区役所」のイベントの一環として「竹とふれあう親子体験ワークショップ」を開催します。
京都西山ならではの農産物・筍と柿や竹を使ったモノヅクリに取り組んでいます「Deliceキョウト」が主催し、”竹と共に楽しむ親子の食卓時間”をコンセプトに、放置竹林の竹で「作る楽しみ」と「使う楽しみ」の両方を親子揃って体験できる楽しいワークショップです。
放置竹林から切り出した竹を用いて、竹の器やピックをマーカーやシール、折り紙を使ってアレンジ。
身近にある竹と触れ合いながら、日常に取り入れてみよう。
事前申込は不要、参加費無料ですので、親子揃ってのご来場をお待ちしています。
西京ひろばの会場には、飲食・物販、パトカーなどのはたらく車の展示、様々な体験介ブースが出店します。
コドモもオトナも「ひろば」へGO！
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

ワークショップ概要

■開催日時：2025年3月1日（土）11：00～15：00
■開催場所：西文化会館ウエスティ1階想像室（西京区役所に隣接）
※京都市西京区上桂森下町31-1
■参加費：無料（予約不要）
■開催内容
・竹の器づくり
マーカーや折り紙、和紙などで自由にデザイン
・竹のピックづくり
無地のシールにお子様の好きな絵や保護者の方からお子様へのメッセージを描いて仕上げます

放置竹林と活用方法について

たけのこ栽培のために植えられた竹が、間伐などの管理がされなくなり放置されいる状態の竹林。
京都市内には、約660ヘクタールの竹林面積があり (2021年度、京都市調べ)その約6割が管理の及ばない放置竹林と言われています。
竹林の保全は、土砂崩れを防ぐ、害獣対策、暮らしの安全の確保につながるだけでなく、 竹林の景観を守ることで観光業の発展にも貢献し、 地域経済を支える重要な役割を果たします。
油抜きをしていない切り出したままの自然素材の竹は使用していると、竹の特性としてヒビが入ったり割れてしまうことがあります。
愛着を感じながら使用している竹の器が割れたり、朽ちてゆくのを感じる体験は、情操教育としても意味深いものだと考えています。
使い続けるうちに割れやヒビが入った場合は、火おこしの際の着火材として活用することもできます。
最後まで竹を無駄なく使う体験を通じて、自然の循環を感じてみませんか？

DELICEキョウトの活動について

はじめまして、株式会社の西田圭太（にしだけいた）と申します。
現在、京都市西京区で白子筍や富有柿の生産、加工食品の開発、京都竹林未来計画のプロジェクトを手掛けています。
大好きな農業や食べる事の仕事に出逢うまで小さい頃から動物と自然が大好きで、大きくなったら動物園で飼育係がしたいとずっと思っていました。
初めて就職したのが白浜のアドベンチャーワールドで、夢が叶いサイやキリンの飼育に携わる事約5年。その後、薬関係の営業マンを9年経て、現在に至ります。
営業マン時代は毎日数字に追われて、心にゆとりがありませんでした。
家内の実家は京都でめっちゃくちゃ美味しい白子筍と冨有柿を生産する農家で、忙しいシーズンは気分転換にお手伝いに行っていました。
やはり自然と触れ合うことが大好きなんだなぁとそのとき改めて実感しました。
今から約8年前、義父に一緒に農業やらないかと声をかけてもらったことで、僕の原点でもある自然と触れ合って仕事がしたい！
自然大好きな気持ちに火がつきふつふつと湧き上がり、京都の地で田原農園六代目として筍と柿のプロを目指すことを決意しました。
農業の世界に飛び込むと、高齢化による跡継ぎ問題やＢ級品(売り物にならないキズモノ)をどう活用するか、また地域活性などの問題が山積みで、この地域の景観や特産品を守る為に何ができるかと考え時に、放置竹林や耕作放棄地（柿畑）などを活かしながら、まずは自分達が生産してる地域から何か発信できればと、株式会社DELICEキョウトを立ち上げプロジェクトを企画し取り組む事となりました。
生産者をしてきて感じてきた放置竹林、後継者、Ｂ級品の活用、地域活性の課題解決に取り組んでいます。
例えば、⽵林レストランやヨガ、BBQ、はたまた温泉まで作りたい！そんな新しい竹林問題解決に向けて、アクションを起こしています。
◆公式ホームページ
https://www.delice-kyoto.com/
◆公式Instagram
https://www.instagram.com/delice.kyoto/

（情報提供：京都西山・大原野保勝会）