藤森神社のイチョウの黄葉♪競馬関係者も訪れる勝運の神様(京都伏見深草)

伏見深草の地に鎮座する藤森(ふじのもり)神社は、平安遷都以前より祀られている古社。
菖蒲の節句発祥の神社であり、勝運と馬の神様としても知られています。
創建は約1800年以上の昔、神功皇后が新羅より凱旋の後にこの地を聖地とし、軍中の大旗を立て、兵具を納め、塚を造たのが起こりとされています。
毎年5月5日に行われる藤森祭は菖蒲の節句発祥の祭と伝えられ、端午の節句に武者人形を飾る風習の発祥の地ともされています。
菖蒲は尚武に通じ、尚武は勝負に通じることから、勝運を呼ぶ神として信仰を集めています。
藤森祭に奉納される駈馬神事が馬の神事であることから馬の神としても信仰が厚く、毎年11月には駪駪祭(しんしんさい)が行われ多くの馬主、騎手、競馬ファンが参拝に訪れます。
絵馬舎には競馬ファンなら誰もが知っている名馬の絵馬も奉納されており、競馬関係者と競馬ファンの聖地でもあります。
神馬像の手前にある、手水舎の吐水口も「馬」、 清涼飲料水の自動販売機も「馬」と、境内一帯いたるところに馬がデザインされています。
宝物殿(入館無料)には、奉納された古武具、国の重要文化財の紫絲威大鎧(むらさきいとおどしおおよろい)などの甲冑、火縄銃、馬上銃などの各種銃器類、三条小鍛冶宗近作の刀剣や太刀「鶴丸」の写し刀などの刀剣類を展示。
また、馬の博物館が併設されていて、日本各地の馬の郷土玩具や世界の馬のミニチュアを展示しています。


【イチョウの黄葉の見どころ】※見頃は例年12月上旬~中旬
イチョウの黄葉の見どころは、藤森神社の「西門」の鳥居付近、西門は、大和街道からら境内に入る門で、鳥居をくぐるりまっすぐ進むと拝殿につきあたります。
イチョウの木は西門の鳥居の前後に多く植えられており、参拝者を出迎えてくれます。
落葉後は、まるで「黄金色のじゅうたん」のように参道を染め上げます。

スポット情報

エリア名伏見
スポット名藤森神社
所在地京都市伏見区深草鳥居崎町609
拝観時間境内自由
拝観料無料(宝物殿も入館無料)※紫陽花開花時、紫陽花宛は有料
アクセス京阪本線墨染駅下車徒歩7分、JR奈良線藤森駅下車徒歩5分
TEL   075-641-1045
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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)