京都西山 善峯寺~日本一の誉れ高き「遊龍の松」~

善峯寺(よしみねでら)は山号を西山(にしやま)といい、善峰観音宗の本山寺院。まさに京都西山を代表する寺院です。御本尊は十一面千手観世音菩薩で、西国三十三所巡礼の第二十番札所として観音信仰を深く集めています。
平安時代に源算(げんざん)上人が御自作の千手観音を奉安して、阿智坂の法華院と号し開山。応仁の乱により大半の坊が焼失しましたが、江戸時代・五代将軍徳川綱吉公の生母である桂昌院の尽力により、鐘楼・観音堂・護摩堂・鎮守社・薬師堂・経堂などの多くの堂宇が再興され、幾多の貴重な什物が寄進されました。

まるで龍が遊ぶが如くの名松

遊龍(ゆうりゅう)の松は五葉松で、樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物指定されており、また新日本名木100選にも選ばれている、名実ともに「日本一の松」です。江戸時代、徳川5代将軍綱吉の母・桂昌院が樹齢数百年の五葉松の盆栽を寄進し植えて育てたと伝えられています。
「遊龍」の名は、地を這うように伸びる松の主幹が、まるで臥龍の遊ぶ様に見えることから、安政4年(1857年)に花山前右大臣家厚公により命名されました。元は50mもの全長を誇っていましたが、平成6年(1994年)に松くい虫の被害により、15m余り切断され現在の長さになっています。
五葉松は「御用待つ」と同じ音で「御用を待つ=仕事を待つ」から転じ「良い仕事が舞い込みますように」との願いを込め、縁起がよい木とされています。 常緑樹で冬の間も緑の葉を茂らせることから、不老長寿の象徴ともされています。
縁起の良い五葉松で造られた龍は、開運・長寿の御利益がありそうです。

四季折々の花が咲く天空の花園

西山の山麓に広がる3万坪もの境内は、四季折々の趣がある花の名所としても広く知られています。また京都盆地が一望の大パノラマは平野部の寺社では味わえない大迫力。
善峯寺の境内を彩る花は、春には梅からはじまり、桜(山桜・枝垂れ桜)、牡丹、シャクヤク、平戸ツツジ、サツキ、夏には、紫陽花、百日紅、青もみじ、秋の秋明菊、紅葉、冬には南天、山茶花、椿と春夏秋冬花が絶えることがない、まさに「天空の花園」の名が相応しい寺院です。

スポット情報

エリア名西京
スポット名善峯寺
所在地京都市西京区大原野小塩町1372
アクセスJR京都線向日町駅、阪急京都線東向日駅から阪急バス66番(善峯寺行き)に乗車、終点善峯寺下車徒歩8分。
※冬季(1/6~2/末)は手前の小塩バス停発着になるのでご注意ください
拝観時間8:30(土日祝日は8:00)~17:00(16:45受付終了)
拝観料大人:500円、高校生:300円、小・中学生:200円
TEL075-331-0020
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(掲載日:2023年12月18日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局