伏見・深草の地に鎮座する藤森(ふじのもり)神社は平安遷都以前より祀られている古社で菖蒲の節句発祥の神社、勝運と馬の神様としても知られています。
創建は約1800年前以上前、神功皇后が新羅より凱旋の後にこの地を聖地とし、軍中の大旗を立て、兵具を納め、塚を造たのが起こりとされています。
藤森神社は、洛南エリアきっての紫陽花(あじさい)の名所として知られており、境内には参道西側の第一紫陽花苑、本殿北側の第二紫陽花苑と2か所の紫陽花苑があり、青・赤・紫・白と色とりどりのあじさいの花、約3,500株が参拝者の目を楽しませてくれます。
第一紫陽花苑は藤棚や花菖蒲が咲く水辺を新たに設置し、あわせてバリアフリー化の整備を実施。お身体の不自由な方や高齢者の方も安心してアジサイを観賞いただけます。
庭苑の名称も「藤勝苑(とうしょうえん)」と名付けられ、紫陽花、藤の花、花菖蒲を観賞できる庭へと生まれ変わりました。
2025年は6月1日(日)から約1か月間、紫陽花苑が公開されます。紫陽花苑の公開期間中、6月15日(日)は紫陽花祭を斎行。
他の日にも神事や雅楽・舞楽、蹴鞠、藤森太鼓の奉納をはじめ様々な行事がおこなわれます。
【令和7年の開宛情報】
■時期:2025年6月1日(日)から約1ヶ月間
※開花状況により変更されることがありますのでご注意ください
■時間:9:00~17:00
■入苑初穂料:500円(30名以上の団体は450円)
<紫陽花まつり期間中の行事予定>
6月15日(日)
・紫陽花祭斎行10:00~
・藤森太鼓奉納演奏(藤森太鼓保存会)
※諸事情により日時等の変更、中止になる場合がございます。予めご了承ください。
※他の行事は決定次第お知らせします。