くろだの朝市2023年10月29日に開催(京都京北黒田の里)

京都市右京区京北(京北)の黒田地域では、“黒田の秋ににぎわいを”と25年間続いてきた「黒田ふれあいまつり」にかわって、誕生した「くろだの朝市」が、2023年10月29日(日)に開催。コロナ禍を乗り越えてこの秋に4回目の開催を迎えます。高齢化や人口減少が進む中で、ささやかでも何かを続けていこうと有志が集まり、旧黒田小学校のグラウンドに小さなテントや軽トラを並べて開催します。
地元農家の野菜・お米、お弁当、石窯ピザ、お菓子などの飲食や物販の屋台、ハンドメイド作品やウクレレのワークショップが出店します。グラウンドのオープンスペースではアイリッシュミュージックライブ、大正琴の演奏、グラウンドゴルフの体験もできます。
秋の気配が濃くなった京北黒田に、ご家族ご友人をおさそいあわせのうえ、澄んだ空気を吸いにぜひお越しください。
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くろだの朝市開催概要


■開催日時:2022年10月30日()10:00~14:00 ※小雨決行・荒天中止
■開催場所:旧黒田小学校グランド(京都市右京区京北宮町宮野)
■開催内容:
○野菜販売、おにぎり、パン、サンドイッチ、焼き菓子、鹿カレー、弁当、石窯ピザ、たこ焼き、焼き鳥、玉こんにゃく、焼き芋、生ビール、ハンドメイド作品、当て物、ウクレレワークショップ、金魚すくい、フリーマーケットなど
○ステージイベント:大正琴生演奏、アイリッシュミュージックライブ(11:00より順次開催予定)
■出店者一覧(順不同)
※出店者の最新情報は公式Instagram、Facebookにてご確認ください
kurolele(ウクレレワークショップ)
ウクレレ体験とグッズ販売、簡単なメンテナンスをします。2019年のふれあい祭に続き、黒田では2回目の出店です。京北黒田のきくやカフェにてウクレレレッスンを5年ほど前から開催。京都市内&滋賀高島を拠点にウクレレ拡散中♪
・よしみちゃんのたこ焼き
地域行事でたこ焼きを焼き続けて約40年!手際の良さと美味しさに定評があり、老若男女問わず人気のたこ焼き。昨年は午前中のうちにあっという間に売り切れてしまいましたので、今年は去年より多く焼く予定です!
みやこジビエファクトリー(鹿肉カレー)
鹿肉をはじめとするジビエ肉の販売、鹿角を使用したペット用のおもちゃ、及びペットフード販売、イベントへの飲食出店等を行っています。この緑豊かな京北に移住して17年、猟をしてその肉を食べるという事への憧れから始めた狩猟です。ジビエハンターとしてより多くの方に美味しいジビエ肉を食べていただけるよう日々研究を繰り返しています。
・ユリベーカリー(パン/委託販売)
火水金土曜は弓削地区で「ユリベーカリー」として、毎週日曜は黒田地区で「やまカフェ」として営業。昨年度大好評だったボリュームたっぷりの美味しいサンドイッチや焼き菓子が今年もくろだの朝市に並びます!
日曜日は「やまカフェ」の営業もされていますので、くろだの朝市に来られたついでに是非「やまカフェ」にもお立ち寄りください。緑に囲まれた川沿いのログハウスのお店で、コーヒーやカレーなどの軽食を楽しめますよ。
21くろやま塾(焼き芋)
地元京北の黒田・山国地域を中心に活動している地域住民コミュニティです。1年を通して田舎の体験学習イベントを企画し活動すること29年。今年の5月に苗を植え、10月に収穫し干しておいたさつま芋の焼き芋を販売します。大きな焼き芋器は存在感抜群!ガスで焼き上げるからしっかりとした火力で中までホクホク!緑に囲まれた青空の下で食べる焼き芋は美味しいこと間違いなしです。
お値打ち価格での量り売りですので、お土産にも是非どうぞ。たくさん購入して、スイートポテトやケーキに変身させるのもオススメです。
きくやカフェ(石窯ピザ)
京都市内中心部より黒田に移住してきたオーナーが、「黒田内外の人が気軽に立ち寄ってもらえる場所を」との想いで始めた古民家カフェです。江戸時代には「菊家」という屋号で、造り酒屋として使われていたことから、「きくやカフェ」と名付けられました。おーらい黒田屋横の石窯にてピザを焼きます。国産小麦、天然酵母、地元農家さんの野菜などこだわりの材料を使った手ごね生地のピザを是非ご賞味ください。
あらい農園(新米)
黒田の若手移住者のさきがけであり、くろたの朝市実行委員会の共同代表も務められています。移住して8年目、夫婦ふたりで色々な野菜とお米を作っています。毎年お芋掘りをしていましたが、今年は野菜と先日収穫したばかりの新米の販売をします!他のお店の方々と並んで出店するのは初めてなので、楽しみです。
里山キッチン(自家製の無添加キムチとチャプチェ)
自然豊かな京北に魅せられ、2013年に東京から移住しました星野明子と申します。黒田地区灰屋(はいや)に移り住んで3年目になります。本業のセラピスト業の傍ら、腸を元気にする発酵食を作りとワークショップを開催しています。くろだの朝市では、自家製の無添加キムチとチャプチェ(春雨の炒め物)を販売します。
京北産の野菜を中心に、できる限りオーガニックな素材を使用してで作ったベジキムチは、アミエビなど動物性の旨味は入れてませんが、自作の発酵調味料を加えて旨味を出しています。韓国唐辛子を数種類混ぜて辛味と旨味の深みを持たせるように試行錯誤しています。化学調味料無添加なので、市販のキムチよりも、素朴でマイルド、素材の風味が生かされた優しいお味です。チャプチェは、京北の猟師さんから仕入れた猪肉入りのものと、ベジのものをご用意します。京北産の野菜がたっぷり入っています。
岡山商店(小物販売)
京北に移住して20年になります。色んなところから集まってきたジャンル不問の混沌としたモノたちがガレージ山積みされ、主にネットで発信し販売してます。今回、初のリアル出店となります!
小さな色んなものをもちこんで100円均一で販売。小さなガラス、小さなちょい古いもの、レトロなもの、小さな錆びたもの
ミニカー、コルク栓つかみ取り、アクセサリーもあります。
密かな人気商品のチャリティ完熟南高梅梅干しも、すぐに梅おこわが作れるもち米2合と、完熟南高梅梅干しを楽しむレシピをおつけして販売します。梅干しは事前にご予約いただきましたら、ちょこっとオマケがつくかもしれません。
はまちえ農園(新鮮野菜)
8年前に京北に移住してきました!研修を経て、ひとり農業を始めて6年目になります。今回は初出店で、はまちえ農園の採れたて新鮮なベビーリーフサラダミックスをお届けします。数種類のベビーリーフが入っているので盛り付けるだけでお皿が彩り豊かになりますよ!

黒田の里ってどんなとこ?

黒田の里は、京都市内で最後の花見を楽しめる「黒田百年桜」で知られる桜の名所。京都市右京区京北の最東部に位置し、北と東は左京区の広河原と花背地区、南は左京区鞍馬、北区雲ヶ畑地区に接しています。京北地域の中でも上桂川の最上流域にあたり、支流の灰屋川、片波川が合流し、地域の面積の9割を山林が占める昔から林業が盛んな地です。このエリアは京都市内と比べ気温が5度前後低く、冬には40~50センチの積雪となることもしばしば。
京北の山国、黒田、左京区の花背、広河原一帯は、平安時代から山国杣(やまぐにそま)として天皇家の直轄地である禁裏御料(きんりごりょう)に指定され、平安京造営以来、都への用材の供給地でした。黒田は、山国杣のなかでも大布施杣に属し、その中心的存在でした。片波川源流域の伏条台杉群に代表されるように、現在も大きい杉の株が残り、最大級の杉はは樹齢は約1200年にもなり、平安時代から生き続けていることから「平安杉」とも呼ばれています。
禁裏へ木材を貢納する傍ら、宮中の年中行事の際をはじめ、頻繁に、鮎、粽(ちまき)、餅、柿、菜、檜皮(ひはだ)、樒(しきみ)などを持参したことを、天皇の側近の女官が室町中期から江戸末期までに書き継いだ「御湯殿上日記(おゆどののうえにっき)」には記されています。夏には、鮎を生きたまま夕方から翌朝にかけて御所まで運んでいました。その鮎は「献上鮎」と称され、幕末まで宮中の人々の舌を唸られたと言われています。

スポット情報

エリア名京北
イベント名くろだの朝市
開催日時2022年10月30日(日)10:00~14:00 ※小雨決行・荒天中止
開催場所旧黒田小学校グランド
所在地京都市右京区京北宮町宮野
アクセス京都駅、二条駅、阪急大宮駅からJR西日本バス周山行に乗車、終点の周山にて京北ふるさとバス山国・黒田線に乗車、宮バス停下車すぐ。
問い合わせくろだの朝市実行委員会
090-1157-2764(新井)/090-7363-1563(岩浅)
URLhttps://ohraikurodaya.sakura.ne.jp/event/4574
Instagramhttps://www.instagram.com/Kuroda_no_Asaichi/
Facebookhttps://www.facebook.com/profile.php?id=100086577601516

(掲載日:2023年10月13日 情報提供:京北商工会