住宅街に紅葉の赤い帯~京都西京・桂坂「モミジバフウ」の並木道(京都西京)
住宅街に続く真紅の紅葉の帯、その光景は「昇り龍」のようにも見える絶景は、最近SMSでも話題になっているモミジバフウの紅葉。
西京区の洛西ニュータウンから国道9号線を挟んで北側に広がる、桂坂(かつらざか)という住宅街。
桂坂ニュータウンの東西南北に通る、外周道路沿いに約2kmに、約400本ものモミジバフウが植えられています。
その光景が見られるのは、御陵堂ヶ峰町方面から東西に伸びる桂坂南本通り。標高の高い場所から標高の低いロータリー方面の道路沿いです。
高台から谷を下り、そして再び上がるモミジバフウの赤い帯が見渡せます。まさにその光景は、まるで天に昇る「紅い龍」のようにも見えます。
真紅のモミジバフウもキレイですが、個体により色付きの差があるので、訪れる時期によっては、緑色・黄色・オレンジ色・赤色へと徐々に変化するグラデーションの紅葉も楽しめるもの魅力。11月上旬から徐々に色付き始め、例年11月中旬に見頃を迎えます。
<見学時のご注意>
一般住宅地ですので、見学の際は地域住民の方に迷惑にならないよう、また撮影等には十分にご配慮ください。車道に出ての撮影や路上駐車は危険ですので絶対おやめください。
周辺には駐車場はありません、公共交通機関(路線バス)をご利用ください。路上駐車は絶対にお止めください。
駐車禁止の標識がない場所でも長時間駐車すると違法となり、取締の対象となります。
◆まだまだあります!西京エリアの紅葉スポット♪
京都西山の柿紅葉(かきもみじ)の紹介記事はこちらをクリック
モミジバフウって?
モミジバフウは漢字では「紅葉葉楓」と書きますが、カエデの仲間では無く、フウ科フウ属の落葉高木で正式にはアメリカフウ。原産は北米中南部や中米で、日本への渡来は大正から昭和初期にかけて、環境の悪い場所でも育てられるところから、公園樹や街路樹としてよく植えられています。
近年、ニュータウンや新興住宅地の街路樹としてよく植えられています。カエデのように葉が5~7つに深く裂けるところから「モミジのような葉を持つフウ」と名付けられました。フウとはタイワンフウのことで、中国中南部及び台湾を原産とする落葉高木、こちらは葉が3~5つに浅く裂けいます。
スポット情報
エリア名 | 西京 |
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スポット名 | 京都西山・桂坂「モミジバフウ」の並木道 |
所在地 | 京都府京都市西京区御陵峰ケ堂町3丁目周辺 |
アクセス | 阪急京都線桂駅から市バス西5・西6系統乗車、峰ケ堂町三丁目下車徒歩すぐ、京阪京都バス20・20B乗車、峰ケ堂町一丁目下車徒歩約5分、JR桂川駅または阪急京都線洛西口駅から市バス特西4乗車、峰ケ堂町一丁目下車徒歩約5分 |
別の紹介記事 | https://totteoki.kyoto.travel/26148/ |
(情報提供:TAKENYON)
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