岩屋神社の桜♪京都屈指♥恋愛成就のパワースポット(京都山科)

岩屋神社は、山科一之宮であり山科最古の神社。
地元では「岩屋明神・岩屋さま」と親しみ込めて呼ばれている山科の産土神で、神代の時代から鎮座する古社です。
奥の院に鎮座する陰陽の2つの巨岩に、男性は陰岩から、女性は陽岩から参拝すれば、理想の恋人が見つかる「恋愛成就のパワースポット」として、SNSで若い男女に話題のスポットです。
桜の数は多くないですが、境内入口の鳥居を彩るように両側からソメイヨシノが咲いています。
【例年の見頃】3月下旬~4月上旬

岩屋神社ご由緒

岩屋神社は山科地域の産土神で、山科一之宮であり山科最古の神社。
氏子地域は、大宅(おおやけ)、大塚、椥辻(なぎつじ)、井上町、小野、厨子奥(ずしおく)、日の岡、御陵(みささぎ)と山科盆地一帯の広範囲に及びます。
その起源は社殿背後の山腹にある、奥之院また岩屋殿と称する「陰岩」と「陽岩」の両巨岩で、まだ参拝設備のなかった時代の石座信仰の名残で、発祥は仁徳天皇31年(古墳時代中期)と伝わっています。
後年、宇多天皇の御世の寛平年間(889年~898年)に「陽岩」に天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)をお祀りし、「陰岩」には栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)の夫婦二柱を、また岩前小社に大宅氏の祖神として、夫婦二柱の皇子・饒速日命(にぎはやひのみこ)をお祀りしました。
平安時代の治承年間(1177年~1180年)に園城寺(三井寺)僧徒によって社殿が焼かれ、旧記も失われましたが、鎌倉時代の弘長2年(1262年)に再建されました。
現存する古代木製高麗狛は当時のものです。また、中世に東・西・上の岩屋三社と呼ばれた神社は東岩屋が岩屋神社、西岩屋が山科神社、上岩屋は不明です。
【本殿御祭神】
○天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
別名正哉吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかあかつかちはやびあめのおしほみみのみこと)と称し、天照大神の太子であり、当社饒速日命の父神です。家内安全、厄除、勝運の神様として崇敬されています。
○栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)
高皇産霊命の女、天忍穂耳命の妃で饒速日命の御母。別名万幡豊秋津師比女(よろずはたとよあきつしひめ)ともいい、織物に功績著しい神様で機織り染め物関係の守護神として崇敬されています。子授け・安産の神様としても信仰されています。
○饒速日命(にぎはやひのみこと)
前記二柱の夫婦神の皇子で、別名天火明櫛玉饒速日命(あめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)といいます。怪我腫物、病気平癒の神様で、交通安全祈願の神様としても崇敬されています。

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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

スポット情報

エリア名山科
スポット名岩屋神社
所在地京都市山科区大宅中小路町67
アクセス山科駅より京阪バス26・22・27系統、京都駅八条口より京阪バス311系統、地下鉄東西線小野駅より京阪バス22系統に乗車、大宅(おおやけ)バス停下車徒歩約10分。
京都駅八条口より京阪バス303系統に乗車、京都橘大学バス停下車徒歩約10分、または301・305系統に乗車、大宅中学校(橘大学下)バス停下車徒歩約12分。
地下鉄東西線椥辻駅下車徒歩約20分(1.3km)
拝観料境内自由
TEL075-761-6639
URLhttps://www.iwayanomori.org/shrine/