伏見稲荷大社の紅葉~狛狐や大鳥居と紅葉のコントラスト~

伏見稲荷大社は稲荷山全体を神域とし、全国各地に約3万社ある稲荷神社の総本宮。「お稲荷さん」として親しまれ、商売繁昌のご利益で人々の信仰を集めている。 創建は奈良時代の711年(和銅4年)、伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命を受け、稲荷山の三つの峯の平らな場所に稲荷大神(いなりのおおかみ)を祀ったのが起源とされています。 稲荷社は元来、五穀豊穣を司る神でしたが、時代が下るにつれ、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになり、2024年の初詣参拝者数は全国で5番目、近畿地方では最多の参拝者数を集めています。 お稲荷さんの象徴と言えばキツネ(狐)で、境内にも多くの「狛狐(こまぎつね)」が鎮座しています。 キツネは神様ではなく、お稲荷様に仕える「眷属(けんぞく)」で神様の使者です。 稲荷神は食物を司る神で古くは「御饌津神(みけつがみ)」と言いい、この名に「三狐神(みけつがみ)」の字をあて、いつしか狐が稲荷神の使いになったとの説、また狐は穀物を食べるネズミを駆除してくれることから、狐が稲の守り神になったとの諸説があります。 【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬 JR稲荷駅前の正面にある一の鳥居から楼門までつづく表参道沿いにカエデ並木があり参拝者を出迎えてくれます。鳥居や楼門と紅葉のコントラストは定番のフォトスポット。 本殿から千本鳥居とは反対側にある、八島ヶ池は知る人ぞ知る紅葉の見どころ。「啼鳥菴(ていちょうあん)」と名付けられた休憩所のテラス席からの眺望は絶景です。 狛狐越しに見る色づいたカエデは、最も伏見稲荷大社らしい風景です。

おいなりさんライトアップ

11月中旬には、ライトアップが行われる予定。一の鳥居から楼門までが光に彩られます。御本殿前では幻想的なプロジェクションマッピングも行われます。 ※ライトアップ開催日時は決定次第お知らせします。 昨年実施の様子は下記リンクをクリック https://totteoki.kyoto.travel/events/12125/

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名 伏見
スポット名 伏見稲荷大社
所在地 京都市伏見区深草薮之内町68
拝観時間 24時間拝観可能
拝観料 境内自由
アクセス R奈良線稲荷駅下車 徒歩すぐ、京阪本線伏見稲荷駅下車徒歩5分
TEL 075-641-7331
URL http://inari.jp
Instagram https://www.instagram.com/fushimiinaritaisha_official/