醍醐寺の紅葉~豊臣秀吉が実現できなかった幻の「醍醐の紅葉狩り」京都伏見醍醐
醍醐寺(だいごじ)は真言宗醍醐派総本山で世界文化遺産に登録されている寺院。
醍醐山頂一帯の「上醍醐」と、山裾の「下醍醐」からなり、200万坪におよぶ広大な境内には、国宝の金堂や京都府内で現存する最古の木造建築の五重塔をはじめとする堂宇が建ち並び、国宝や重要文化財を含む約15万点の寺宝を所蔵しています。
醍醐寺と言えば、豊臣秀吉の「醍醐の花見」が有名ですが、実は「醍醐の花見」の後、秀吉は「醍醐の紅葉狩り」を楽しみにしていたそうですが、紅葉を目にすることなく、その年の夏に62歳の生涯を閉じました。
もし秀吉が秋まで生きていたなら、花見同様に「醍醐の紅葉狩り」も有名になっていたかもしれません。
【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
まず、仁王門をくぐった参道で紅葉のトンネルが参拝者を出迎えてくれます。
上醍醐への登り口の手前、観音堂が建つ池の周り一帯は「林泉」(りんせん)と呼ばれ、下醍醐で最もあでやかな紅葉スポット。朱塗りのお堂や紅葉が水面に映し出されます
秋期夜間拝観では、ライトアップされた林泉など伽藍の紅葉が灯りに照らされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
京都駅から「京都醍醐寺ライン」が便利
世界文化遺産の醍醐寺や山科エリアの観光には、京都駅(八条口)から醍醐寺までの直通路線バス「京都醍醐寺ライン」利用がとっても便利。
2019年4月1日より運行が開始され、今や醍醐寺への主要ルートになっています。
この路線は、醍醐寺の拝観だけではなく、大石内蔵助ゆかりの大石神社や岩屋寺、小野小町ゆかりの随心院、四季折々の花が美しい勧修寺など、山科エリアの社寺の拝観にもとても便利な路線です。
醍醐寺の拝観の前後に伏見の酒蔵エリア、清水寺を訪れる場合にも便利な路線(醍醐バスターミナル発着)もあります。詳しくは路線図でチェックください。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
エリア名 | 伏見 |
---|---|
スポット名 | 醍醐寺 |
所在地 | 京都市伏見区醍醐東大路町22 |
拝観時間 | 夏期:3月1日〜12月第1日曜日までの期間は9:00〜17:00(16:30受付終了) 冬期:12月第1日曜日の翌日〜2月末日までのは9:00〜16:30(16:030受付終了) ※春期期間、ライトアップ期間中は拝観時間の変更あり |
拝観料 | <三宝院庭園・伽藍の二箇所> 【通常期】 大 人:1,000円、中・高校生:700円 ※小学生以下は無料 【春期(3月20日~5月G.W最終日まで)】 大 人:1,500円、中・高校生:1,000円 ※小学生以下は無料 <三宝院御殿特別拝観> 大人・中高生:500円 <霊宝館本館・平成館特別展示> 大人・中高生:500円以上(文化財維持寄付金として) |
アクセス | ①地下鉄利用:地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分(約30分毎に醍醐コミュニティバス運行もあり) ②京都駅からバス:京都駅八条口から京阪バス「京都醍醐ライン」に乗車、醍醐寺下車 ③伏見方面より:京阪・JR六地蔵駅から京阪バス22・22A系統乗車、醍醐寺前下車 |
TEL | 075-571-0002 |
URL | https://www.daigoji.or.jp |
https://www.instagram.com/daigoji_temple/ | |
https://www.facebook.com/daigoji |
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