京都 伏見神聖酒蔵 鳥せい本店「とりラーメン」蔵元直営の鶏料理専門店
伏見 鳥せい本店は、江戸時代・延宝5年(1677年)創業の老舗蔵元「山本本家」直営の鶏料理専門店。
お店はかつての酒蔵を改装した風情溢れる佇まい。地元の方はもとより、観光客にもその名が知られ、週末のランチタイムは行列必至の人気です。
酒蔵で飲食店を開業した日本初の店舗で、隣接している酒蔵直送の「蔵出し原酒」とこだわりの焼き鳥と鶏料理が味わえるのが人気のヒミツ。
京都でも指折りの鶏料理店が作る「とりラーメン」はスープが無くなり次第終了、売切御免。早い時間の来店がオススメです。
お店の場所&店内の様子
店舗は大正時代に建てられた元酒蔵をイノベーション。太い黒光りする梁に白壁、高い天井は現役時代の酒蔵の面影を今に偲ばせてくれます。
カウンター席、様々なバリーションのテーブル席が約250席とかなりの大バコです。店内には、山本本家の代表銘柄「神聖」のミニ菰樽、レトロな空瓶や昔ながらのホーロー看板など、蔵元ならではのオブジェが飾ってあります。
週末のランチタイムは相当に混雑していますが、スマホでの順番待ちシステムもあり、入店できるタイミングをメールで知らせてくれるので、待ち時間は伏見酒蔵エリア探訪やお買物で有効利用できます。
鳥せい本店の開業は昭和51年(1976年)、蔵元直送の日本酒と旨い料理を気軽に楽しんでもらいたい、お客様の生の声を聴き、酒造りに反映したい、そんな思いで日本で初めて酒蔵で飲食店を開業されたそうです。
お昼から夜まで通し営業なので、お昼間から蔵元こだわりの日本酒で鶏料理を味わえるのも魅力です。
ランチ&焼き鳥メニュー
メニューはレギュラーメニュー(全時間帯)、ランチメニュー、ドリンクの32種類があります。ランチメニューのオーダーは開店から15時まで、レギュラーメニュー、ドリンクは営業時間帯で注文でき、昼呑み対応もバッチリ。
レギュラーメニューの主役は何と言っても「焼き鳥(鶏串焼き)」に尽きます。色々な焼き鳥をお得に味わいたいなら「六串盛合せ」がオススメ。やきとり・とりねぎ・心ぞう・ミンチ(タレ)、砂ずり・皮(塩)がセットになっています。
ランチの代表格は創業時から人気の「とりめし弁当」、鶏串焼きが4本付いた「焼きとり定食」。
その他にも、特製タルタルソースが決め手の「とり南蛮膳」、土日祝限定の10品目の野菜が摂れるヘルシーな御膳「千姫御膳」、焼き鳥・鴨ロース・揚げ物・一品料理がセットになった「酒蔵御膳」や「お昼の特別コース」、「とりカツ」など魅力的な定食ニューがたくさん。
鶏を用いたご飯物も豊富、看板メニューの「とりめし」をはじめ、そぼろごはん・とりカツ丼、親子丼、けいはん(奄美大島の名物料理を京風にアレンジ)があります。
そして麺類は鶏料理店が作る、売切必至の「とりラーメン」(20時まで)です。ラーメンのお供に「ミニとりめし」と「ミニそぼろごはん」も用意されています。
蔵元直営ならでは豊富な日本酒メニュー
蔵元直営だけに日本酒メニューの豊富さは圧巻。銘柄はもちろん山本本家の日本酒オンリーです。
メインブランドの「神聖」、表千家の茶事で使われる唯一の御用達の日本酒「松の翠(まつのみどり)」をはじめ純米大吟醸、純米吟醸、純米酒、熱燗あわせて常時15種類以上がラインナップ。変わったところでは20年寝かせ熟成させた貴重な古酒もいただけます。
隣接している酒蔵直送「蔵出しの生原酒」や新酒の時期限定の搾りたて「たれ口」が飲めるのは蔵元直営のお店ならでは。
酒蔵から直送された「生原酒」は、店内の巨大なサーマルタンク(鮮度維持に最適な清酒専用密閉型冷蔵タンク)で適温に保たれ、最高の状態でお客様に提供されています。
鶏料理店渾身の「とりラーメン」
鳥せい本店の大人気メニュー「とりラーメン」は、もともとは本店のランチ限定メニューでしたが、現在は20時まで注文可能。
スープは鶏ガラを煮だして鶏の旨味をぎゅっと濃縮した味わいながらもあっさり。そのまま「鶏スープ」として飲み干せるようなライトな仕上がりです。
チャーシューはもちろん鶏肉。鶏チャーシューとしてお酒のアテにピッタリ。麺は中細のストレート麺で柔らかめの茹で加減。トッピングに青ネギ、きくらげ、メンマ、もやしです。
ラーメンと言うより「鶏スープ」に麺が入っているほうがあっているかもしれません。
飲んだ後の締めとしてピッタリですし、複数人でのランチタイムなら定食メニューに追加注文してシェアするのも良いかもしれません。
看板メニューの「とりめし定食」
鳥せいのランチタイムで外せないのが創業時からの看板メニュー「とりめし定食」。白ご飯の上に甘辛く煮た鶏そぼろが載せられ、海苔の細切りをトッピング。
付け合わせは、鶏の唐揚げ・生野菜サラダ・お漬物。プラス味噌汁が付いています。冬季期間は追加料金で山本本家の極上の酒粕を使った「粕汁」に変更可能。多くの方が変更しているのは言うまでもありません。
せっかくなので日本酒3種類(蔵出し生原酒・たれ口・古酒)と酒の肴に「六串盛合せ」も注文。お昼間から美味しい日本酒と焼き鳥は至福の贅沢です。
神聖 酒蔵直売店で限定酒購入
鳥せい本店の棟続きには酒蔵直売店がありお土産の購入ができます。建物内での通路で繋がっているので、食事の前後に気軽に立ち寄れます。
蔵元・山本本家の直営店でしか買えない蔵限定酒、搾りたての酒粕、煎り酒、奈良漬、大吟醸ケーキ、酒粕あられ、酒粕コンフィチュールなどなどオリジナル商品を販売しています。
日本酒に詳しくない方もご安心。スタッフが丁寧にご説明しますので、お気軽にご来店いただき、自分にあうお気に入りのお酒を見つけてください。
★京都の新ラーメン激戦区「伏見」の記事一覧はコチラ
| エリア名 | 伏見 |
|---|---|
| スポット名 | 京都・伏見神聖酒蔵 鳥せい 本店 |
| 所在地 | 京都市伏見区上油掛町186 |
| 営業時間 | 11:00~22:00(L.O.21:30) |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は営業)、年末年始(12月31日~1月3日) |
| アクセス | 京阪本線伏見桃山駅・中書島駅から徒歩7分、近鉄京都線桃山御陵駅徒歩8分 |
| TEL | 075-622-5533 |
| URL | http://www.torisei.com/shop/fushimi/ |
| https://www.instagram.com/torisei_honten/ |
(情報提供:とっておきの京都ラーメン部)
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