伏見稲荷大社からも近い!伏見桜の名所と日本酒「利き酒」スポット
伏見は城下町、港町、宿場町、酒の町と4つの顔を持つ京都の南の玄関口。
豊臣秀吉が伏見城を築き城下町として発展。江戸時代は幕府直轄地となり、京都から伏見を結ぶ高瀬川の舟運と宇治川と淀川へ経て大阪を水路で結ぶ淀川舟運の中継地として、日本最大の河川港として繁栄しました。
さらに東海道五十七次の宿場町として賑わった交通の要衝。
伏見は日本有数の酒どころ。伏見はかつて「伏水」とも記され、伏見七名水と称される日本酒醸造に適した湧水があり、兵庫の灘、広島の西条とならび日本三大酒どころとしても全国的に知られています。
歴史あふれる伏見でのお花見の後は、伏見の銘酒に盃をかたむけながら、ゆったり余韻に浸るのもいいですね。
伏見 桜のお花見スポット
★醍醐寺の桜♪豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」
★伏見十石船の桜♪船上から風流なお花見
★伏見であい橋の桜♪映画「君の膵臓をたべたい」ロケ地
★城南宮の桜♪源氏物語花の庭の紅枝垂れ桜
★墨染寺の桜♪別名「桜寺」と呼ばれる桜の隠れ寺
★伏見桃山城の桜♪模擬天守を彩る桜
★長建寺の糸桜♪京都市内最速!早咲きのしだれ桜
★七瀬川遊歩道と東高瀬川の桜並木(約1.2km)
~桜と伏見の銘酒を楽しむ~
☆伏見日本酒飲み比べスポットはこちら
伏見の日本酒飲み比べスポット


①伏水酒蔵小路
【伏見の18蔵全ての 日本酒の飲み比べができる】
日本酒Barと8つの飲食店が一緒になった横丁スタイルの複合施設。
目玉は唎酒師がセレクトした伏見の18蔵全ての日本酒の飲み比べができる「十八蔵のきき酒セット」です。
飲む順番にあわせて前半は「軽めの食事に合う冷酒」の銘柄、中盤から後半には「しっかりとした料理に合う常温」の銘柄、時間をかけて、最後まで美味しい状態で料理とお酒が楽しめるように提供するこだわり。
料理の出前システムがあるので、全店舗のメニューの注文が可能なのも嬉しいところ(出前できないメニューもあり)。〆には酒粕ラーメンや酒粕アイスもあり、存分に伏見の日本酒を堪能できます。
◆詳細情報はこちら
https://fushimi-sakagura-kouji.com
②月桂冠大倉記念館
【伏見の酒造りの技や日本酒の歴史をわかりやすく紹介する博物館】
伏見酒蔵エリアで現存する酒蔵の建物の中で最も美しい建築物が月桂冠大倉記念館。
伏見十石舟の乗船場(弁天橋)からすぐの場所にあり、館内では月桂冠の創業からの歴史と現在に続く物語、酒造りや酒文化の歴史についての興味深い展示や歴史的価値の高い酒造道具の展示があります。
中庭からは月桂冠最古の酒蔵「内蔵」の外観(2022年8月現在、内蔵見学は休止中)が楽しめ、伏見の名水「酒水」がこんこんと湧出ています。利き酒エリアでは月桂冠日本酒のうち、季節ごとにご用意した約10種類の利き酒ができます。入館料には利き酒トークンが3枚セットになっており、1枚に付き1種類の利き酒ができます。
ショップでは記念館限定の日本酒、奈良漬や酒まんじゅうなどが購入可能。
※入館見学はインターネットによる事前予約をお願いしています。
◆詳細情報はこちら
https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/
③キザクラカッパカントリー (黄桜商店)
【地ビールも楽しめるレストランが併設された複合施設】
キザクラカッパカントリーと黄桜酒造本社・東山酒造がある塩屋町界隈は、昔ながらの酒蔵の雰囲気が残るエリア。
黄桜は京都で初めて地ビール(クラフトビール)を醸造した蔵元です。
施設内にあるレストランでは、お食事と共に黄桜の様々な日本酒の飲み比べと地ビールの飲み比べが同時に楽しめます。
メニューも酒蔵直営だけあり「酒粕」を用いたメニューもあり、酒粕ラーメンも味わえます。
開放感のある中庭にはテーブルと椅子が用意されているので、天気の良い日はのんびり屋外で利き酒を楽しむのもいいですね。
◆詳細情報はこちら
https://kizakura.co.jp/restaurant/country/index.html
④藤岡酒造 酒蔵Barえん
【伏見で最も小さな酒蔵♪全て手作りの純米酒が味わえます】
藤岡酒造は伏見で最も小さな酒蔵で銘柄は蒼空(そうくう)。
生産量が少なく、人気が高いので飲める場所も販売店も限られています。
藤岡酒造には「酒蔵Barえん」が併設されており、ガラス越しに蔵内の発酵タンクを見ながら利き酒が楽しめます。
定番の「純米 美山錦」は是非味わいたい一杯です。酒蔵Barえんは席数が少ないため、週末や観光シーズンは満席の場合もありますのでご注意ください。
大人数の訪問では一度に入店できない場合もあります。
◆詳細情報はこちら
http://www.sookuu.net/index.html
⑤伏見夢百衆【大正ロマンあふれる レトロ建築で利き酒ができます
大正8年(1919年)に建てられ、平成5年(1993年)まで実際に使用されていた月桂冠株式会社の旧本店社屋のレトロな建物を活用したカフェ兼お土産ショップ。
天井が高く大正浪漫あふれるカフェでは、伏見に所在する17の蔵元から、選りすぐりの17銘柄の日本酒をご用意しています。
◆詳細情報はこちら
https://kyoto-fushimi.or.jp/sake/
⑥吟醸酒房油長
【バーカウンターがある商店街の酒屋さん】
吟醸酒房油長(あぶらちょう)は、大手筋商店街の中にある、伏見の全蔵元十八社の限定酒、吟醸酒、大吟醸酒をはじめとした約80~90種類、季節限定酒などを合わせると100種類以上が揃う老舗の酒屋さん。
店舗の奥が利き酒カウンターとなっており、グラスで一杯の他、お猪口サイズでお好きな日本酒を3種類選んで飲み比べができます。
追加注文も可能で少量ずつたくさんの種類を飲み比べできます。
なかなかお目にかかることができない貴重な熟成古酒もオススメ。
利き酒の後は、気に入った日本酒を購入できるのが酒屋さんでの利き酒のメリットですね。
◆詳細情報はこちら
http://aburacho.jp
⑦京極屋
【日本酒と漬物の二刀流】
京極屋(きょうごくや)は大手筋商店街に店を構える、地元伏見の清酒をメインに店主こだわりの日本酒やワイン、自家製の漬物を販売している、約100年以上の老舗酒屋さん。
京都市が進めている「京のまち なじみのええ店」第1回に選出された名店です
日本酒は、実際に店主が飲んでみて美味しいと感じたものを販売しています。また、伏見にこだわらず様々な地域の日本酒も取り扱いしています。
有料試飲もしており、自身が「美味しい」と思ったお酒が購入できます。
自家製の京つけものは、余計なものを一切使わず、昔ながらの漬け方にこだわっています。特に「千枚漬」は、大手筋商店街の冬の風物詩となっており、店頭に並ぶと即完売の人気です。
通常はなかなか見かける機会が少ない、みりんの搾り粕(酒粕)である「こぼれ梅」も販売しています。
※有料試飲は実施していない日もありますのでご了承ください。
◆詳細情報はこちら
https://www.instagram.com/kyogokuya_sakeshop/
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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