松尾大社の紅葉♪日本一のお酒の神様お膝元で紅葉観賞(西京)

松尾大社(まつのおたいしゃ)は、平安遷都以前の飛鳥時代に創建された京都最古の神社のひとつで、酒造の神様として全国の醸造家から厚い信仰を集めています。
嵐山から阪急嵐山線でひと駅2分、路線バス(市バス・京都バス)でも5分の場所に鎮座しています。
京都市内中心部から桂川を渡った西に鎮座しており、平安神宮を中心に、東(青龍)が八坂神社、北(玄武)が上賀茂神社、南(朱雀)は城南宮が守護し、西(白虎)は松尾大社が守護しています。
また「賀茂の厳神(げんしん)、松尾の猛霊(もうれい)」と称され、皇城守護の神として尊崇されている、京都において最重要な神社のひとつでもあります。
松尾大社が鎮座する西京の地は、神話の時代より酒造りが行われており、室町時代末期以降は「酒造第一祖神」として崇敬されるようになりました。
毎年11月には、醸造安全を祈願する「上卯祭(醸造祈願祭)」、4月には醸造完了を感謝する「中酉祭(醸造感謝祭)」が行われ、日本各地の酒造関係者が参集します。
本殿前には全国の名だたる酒造会社から奉納された酒樽が並んでおり、その光景は圧巻です。酒の神様らしく「お酒の資料館」があり、酒造の歴史を分かりやすく学ぶことができます。
また、松尾大社には、昭和を代表する庭園家である重森三玲(すぎもりみれい)、最晩年の遺作である傑作庭園「松風苑 三苑」(蓬莱の庭・曲水の庭・上古の庭)があり、お庭好きには見逃せません。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
阪急松尾大社駅前に聳える大鳥居から赤鳥居を通り、楼門までの長い安藤石畳沿いにカエデの並木があり、真紅や橙色に色づき参道を華やかに彩ります。 本殿背後の松尾山の紅葉と本殿、酒樽が並ぶ神輿庫とのコントラストも見どころです。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名 西京
スポット名 松尾大社
所在地 京都市西京区嵐山宮町3
拝観時間 平日・土曜(9:00~16:00)、日曜・祝日(9:00~16:30)
拝観料 境内自由(お酒の資料館は無料) ※庭園・神像館:大人500円、学生400円、小人300円
アクセス 阪急嵐山線松尾大社駅下車すぐ、京都駅から京都市営バス28系統または京都バス73・ 83系統乗車、松尾大社前下車すぐ、京阪三条から京都バス63系統乗車、松尾大社前下車すぐ
 TEL  075-871-5016
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