E-BIKE で行く 伏見・SNS 映えスポットめぐりサイクリングツアー

※現在イベントは終了しております

ニューノーマルな時代の旅行に欠かせない、自転車。それも、スポーツバイクに電動アシスト機能を搭載した「E-BIKE」をレンタルすれば、アップダウンの多い道やロングライドも快適に楽しむことができます。
自転車専門店「サイクルベースあさひ」では、最新のE-BIKE をレンタルして出かける「伏見・SNS 映えスポットめぐりサイクリングツアー」を開催中。今回は、このツアーの体験レポートをご紹介します!

ツアーガイド

ツアーガイドの、サイクルベースあさひ ツアー企画担当の 谷口達誉さん。
E-BIKE 体験型店舗のサイクルベースあさひ洛西店で店長を長く務め、E-BIKE に精通したプロフェッショナル。ガイドマイスターの資格を持ち、多彩
なE-BIKE ツアーを企画。自らガイドも務める。

今話題のE-BIKE の性能とは?
乗り方を習って、出発!

伏見コースの出発地は「サイクルベースあさひ九条店」。京都駅からひと駅の地下鉄九条駅近くにあり、遠方からのアクセスも便利なお店です。

この日のガイドの谷口達誉さんによれば、E-BIKE と一言でいっても本格派のクロスバイクやマウンテンバイクから、小回りの効くミニベロ(小径車)、ママチャリタイプまで多彩な種類があるとか。従来の電動アシスト自転車とは、モーターが内蔵される場所もアシスト方法も異なり、ボディもスマートでコンパクトです。

まずは、谷口さんから自分に合うE-BIKE を選んでもらい、操作方法や乗り方のレクチャーを受けます。お 店の敷地内で練習運転をしたら、いざ出発です。

まずは軽めの足慣らし。
2km 先の伏見稲荷大社へ

九条店から伏見桃山までは約6.5km。まずはE-BIKE の運転に慣れるため、2km 先の「伏見稲荷大社」を目指します。
実際に乗ってみて感じるのは、漕ぎ出しのスムーズさば ペダルの踏み込みがダイレクトに推進力に繋がるため、力強く、キビキビとしたアシスト力を感じることができます。スイスイ〜と運転すうちに、 “お稲荷さん”の愛称で親しまれる伏見稲荷大社に到着し、駐輪場へ。
「こちらは、全国に約3 万社ある稲荷神社の総本宮。平安京よりも古い1300 年の歴史があります」と谷口さん。広大な稲荷山に境内が広がるので、自然もいっぱい。朱塗りの楼門、無数の鳥居が立ち並ぶ「千本鳥居」も艶やかでした。

歴史ある酒蔵が並ぶ
ノスタルジックな街へ

お稲荷さん参拝の後は、再びE-BIKE に乗り、今回の目的地「伏見桃山」を目指します。谷口さんのおすすめルートを通って約5 キロ、25 分のサイクリングです。信号が多く、ストップアンドゴーが多くなりますが、E-BIKE は常にスムーズに再加速できるので苦になりません。

「伏見桃山は、17 世紀後半に豊臣秀吉が開いた城下町。豊富な伏流水に恵まれ、日本有数の酒どころにもなりました。2km 四方の距離に、20 軒以上の日本酒の蔵元があるんですよ」と谷口さん。中には、江戸・明治期から続く蔵元もあるとか。酒蔵にも風情があり、白の漆喰壁に焼杉板などがその特徴。ノスタルジックな街並みに、E-BIKE のハイテクなデザインが映えます。

伏見の蔵元には、小売店を併設したり、酒づくりの工程を見学できる場所も。
今回はそのひとつである、「月桂冠大倉記念館」を訪ねました。創業380 年、伏見で一番歴史がある月桂冠が営む”日本酒のいろは”が学べるミュージアムです。古い酒造りの道具も展示されていて、興味津々。
※サイクリングスパイクを履いて来られた場合、床が傷つく可能性があるため、展示室へはご入館いただけません。

普段はお猪口が貰えてきき酒が出来るそうですが、今回は自転車だったので、利き酒の代わりにお酒(向 かって左側)が貰えて皆大喜びでした。

午後は、運河沿いを
のんびりポタリング

午後は、かつての伏見城の外堀で、物資や旅客を運ぶ運河でもあった「濠川」沿いへ。
小さな運河沿いに酒蔵が立ち並び、春は桜並木が、初夏から夏は柳が彩り、風情満点。「内陸に位置する伏見ですが、大阪と京都を川でつなぐ中継地として、かつては水運業で栄えていたんですよ」と谷口さん。時折、観光船の小舟が行き交う様子も絵になります。

濠川沿いには、思わず自転車を停めて散策したくなる風景もたくさん。川沿いに遊歩道を設けた「伏見みなと公園」、三方向からかかるY 字の橋がユニークな「伏見であい橋」など。「どちらもガイドブックには載らない、地元ならではのスポット。であい橋は映画のロケ地にもなりました」(谷口さん)。

水辺の風景に心癒されたところで、そろそろ帰りの時間。帰りは、約7km を一気に北上して戻ります。復路は直線の道が多いので、心地よい加速ができ走りごたえも抜群ば酒蔵が建ち並ぶ風景は、どこを切り取ってもまるで絵葉書から飛び出してきたような美しい景色でした。

京都駅から少し遠くへ足を伸ばすだけで、市内中心部とはひと味違った、SNS 映えするレトロな風景に出会うことができた今回のトリップ。合計約15km ほどのショートライドなので、E-BIKE 初心者や体力に自信がない方にもおすすめですよ。

\記事のプランを体験できます/

今回紹介したプランを体験したい方は、下記より事前にご予約いただけます。
※一部変更または季節により一時中止となる場合があります。

※現在イベントは終了しております

(掲載日:2021年3月17日 取材:ENJOY KYOTO

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