平安貴族の風情を偲ぶ優雅な法要 平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺院。その昔、在原業平(ありわらのなりひら)が遠く難波(大阪)の海から海水を運ばせ、山中で塩を焼いて立ち上る紫煙の風情を楽しんだ...
槙尾山・西明寺は真言宗大覚寺派のお寺で、高雄山・神護寺、栂尾山・高山寺とともに、三尾の古刹の一つとして知られています。清滝川のせせらぎと共に、春の桜や山つつじ、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色といった...
宇治市にある黄檗宗大本山萬福寺は、1661年に中国福建省から渡来した隠元禅師により開創された、黄檗宗の大本山です。創建当初の姿そのままを今日に伝える唯一の禅宗寺院であり、主要建物23棟、回廊、額、聯な...
毘沙門堂は毘沙門天を祀る天台宗の門跡寺院。毘沙門天の使いが寅であることから毎月寅の日を縁日とし、一年の始まりには「初寅大祭」が行われる。大祭の3日間は“魔よけの寅”の福笹授与や甘酒の無料接待もある。護...
年の初めの寅の日に、”魔よけの寅”を授かって 神護寺の鎮守社として、弘法大師空海によって創建された神社。応永14(1407)年に焼失するが、後に室町幕府3代将軍・足利義満によって再建。近年では、本殿...
地蔵菩薩にゆく年の感謝をささげ、くる年の無病息災を願う 一年を通して涼やかな鈴虫の音色が聞けることから「鈴虫寺」の通称で知られる華厳寺。山門脇には草鞋を履いた珍しい姿の幸福地蔵が安置され、地蔵菩薩に...
古式の田植え祭の姿を伝える神事 3人の植女が早稲、中稲、晩稲を手に、壮夫の肩に乗り、境内を3周する。神前に夏野菜が供えられ、謡曲の奉納もある。古式の田植え祭の姿を伝えるとされる神事で、京都市の...
天台声明を今に伝える寺院にて、良忍上人ゆかりの寺宝を公開 隠れ里の趣漂う大原にある来迎院は、平安時代に天台宗の僧・慈覚大師円仁によって開かれ、天台声明の根本道場として栄えた。一時衰退するも融通...
神社の創建の祝い、お火焚祭で諸願成就を願う 大同4(809)年、空海(弘法大師)が高雄にある神護寺の守護神として創建した山城国最古の八幡宮。本殿内陣の天井に描かれた極彩色の花絵44面は「花の天...
酒造りの開始に備え、醸造の成功を祈願する 京都盆地の西部に拠点を置いた古代豪族・秦氏が一族の氏神として信仰した古社。大山咋神(おおやまぐいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の二柱を...
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