第2回 伏見で唄われていた三十石船唄・杜氏唄再発見(2025年2月11日)

DATE 02月11 2025 - 02月11 2025
TIME 1:00 PM - 5:00 PM

伏見を舞台とした芸能再発見2024~2026

2024年に講談、浪曲、落語の講演を実施し、2025年2月11日(火祝)に、邦楽・大和楽と日本舞踊、様々なスタイルの淀川三十石船唄~杜氏唄を開催いたします。
そして2026年には、能と狂言を地元の 観世流、大蔵流の皆様に加えて、 東京から宝生流、 和泉流の皆様をお招きし て上演する予定です。
この事業は、非営利で行っており、市民の皆様の生涯学習に寄与し、子ども達、 また、保護者の皆様に地元伏見に古くから存在していた素晴らしい芸能があることを知ってもらいたく、 京都市教育委員会のご後援をいただきました。
また、貸出用のイベントを記録したDVDを制作することにより、当日お越しいただけなかった方々にもご覧いただけるよう、希望があれば区役所や学校に貸し出し、ご覧いただけるような機会を設けます。
伏見まみれの1日をお楽しみくださいませ。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

開催概要

■開催日時:2025年2月11日(火祝)13:00~17:00 ※開場12:00
■開催場所:京都市呉竹文化センター(京都市伏見区京町南7丁目35-1)
※京阪本線、近鉄京都線丹波橋駅西口すぐ
■参加料:5,000円(協賛金として・全席自由)
※伏見区内に在住または伏見区の学校・職場に通う、25歳以下:2500円、 小中高校生:500円(要事前申込)
■申し込み:予約はこちらをクリック
■問い合わせ:
メール:ngialaneige@gmail.com
電話:090-8141-6350
■主催:一般社団法人ラ・ネージュ
■後援:京都市教育委員会
■友情出演:若林正博(伏見城研究会会長)
■友情出展:林サヨコ(手芸家)
【主催者ごあいさつ】
伏見に生まれ育ち、伏見桃山に同時代の茶室を構え、30年ヒト、 コト、モノを繋ぐ活動をする中、 様々な分野の 素晴らしい演者の方と出会うことができました。
普段は小さな場所で小さく活動してまいりましたが「これは地元を中心とした大勢の方にご覧いただきたい!」と思う、伏見を舞台にした伝統芸能に出会い、瞬く間に3年計画のものとなりました。
舞台は、交通至便の丹波橋にある地元、呉竹文化センターの600人を収容するホールです。お帰りには地元商店街に立ち寄っていただける時間帯に開催します。
一般社団法人ラ・ネージュ 代表理事 四方有紀

出演者・出展者プロフィール(出演順)

★チーム絆
日本舞踊、三味線音楽の裾野拡大のために2018年に結成された3名からなるユニット。
○稻旺由将(いなお・よしまさ)
3歳で日本舞踊を始め、18歳から3年間、三世西川右近師のもとで内弟子修行をする。
その後「将の会」を開催、日本舞踊の研鑽に務めるかたわら指導にも力を注ぐ。
現在は西川寿女司に師事。また、2018年に稻旺流家元を継承すると同時に、舞踊・三味線・唄・鳴り物からなる「チーム絆プロジェクト」を立ち上げ、数々のイベントに参加している。
各種舞踊大会において大会賞等受賞多数。クラウンレコード邦楽舞踊協会所属。
○大和久喜子(やまと・ひさよしこ)
幼少の頃より日本舞踊を学び、西川鯉三郎師より鯉稻という芸名を頂く。
15歳の時に日本舞踊稻旺流の立ち上げメンバーに加わり、26歳で家元を襲名する。また、長唄、大和楽の演奏家として、舞踊会等 で地方(唄・三味線)を務める他、NHKのテレビ、ラジオなどにも出演する。
2018年に稻旺由将に家元を譲り、現在は宗家として稻旺流の発展に務めている。
○大和久よし乃(やまと・ひさよしの)
12歳で三味線を始める。大学卒業後、教員となるが、三味線好きが高じて早期退職し、芸妓を経て三味線奏者になるという異色の経歴を持つ。
芸妓時代に知り合った大和久喜子師の引き立てにより大和楽を始める。
民謡、端唄、長唄、寄席囃子、津軽三味線、義太夫三味線、大和楽、沖縄三線、三味線歌謡など、多彩な演奏 ジャンルで三味線パフォーマーとして活動。
★淀川三十石船唄伏見継唱会
阪神大震災の発災により、淀川が災害時の輸送路として見直されるようになり、それを機にかつての「淀川三十石船」を復活させようとの機運が盛り上がり、船頭舟唄も「淀川三十石船舟唄大塚保存会」さんの手により広められるようになりました。
そのような中 「淀川三十石船」の一方の起点である伏見の地でも、船頭たちが唄った舟歌を地域の無形文化財として後世に残していきたいと、 1999年に「淀川三十石船唄伏見継唱会」を結成することとなりました。
2002年からは、より多くの方々に親しみを感じていただけるものにしようと、舟唄に台詞の掛け合いを交えた台本としております。
これからも何とか継承の火を消さないよう頑張って行きたいと思っております。
★増田 吏桜(ますだ・りお)
2005年生まれ。大阪府出身。3歳から民謡を始める。7歳で銭太鼓を始める。10歳で三味線を始める。
2020年民謡アンバサダー就任。東京オリンピック閉会式出演。他、テレビ、ラジオ出演多数。
小学生の頃から数々の大会で優勝を重ねる。2023年第31回淀川三十石船舟唄全国大会優勝。2024年奈良5大民謡大会、初瀬追分の部および総合優勝。
★若林正博 (わかばやし・まさひろ)
1968年、京都市伏見区生まれ。同志社大学経済学部卒、伏見城研究会会長
地元の伏見城研究会に参画し、伏見の地域史を研究。2013年以降、200回を超えるフィールドワークと講演の機会を持つ。
地域史は研究だけに止まらず、地域づくりとの連携を念頭に、伏見の歴史に関する講演やテレビ・ラジオ番組の出演、監修等にボランティアで携わる。
★月桂冠酒唄保存会(げっけいかんさかうたほぞんかい)
月桂冠酒唄保存会は、酒造りの作業時に歌われてきた酒造り唄を保存し、酒文化を広く知っていただくことを目的に、1975年(昭和50年)に結成されました。
酒造り唄は、杜氏や蔵人が故郷の仕事の中で歌い継がれてきた作業唄がもととなっており、蔵人の地方により独特の酒造り唄が歌われてきました。
しかし、杜氏や蔵人が年々減少するなか、酒造り唄という貴重な文化資産が失われることが危惧され、これを語り継ぐために保存会が結成されました。
酒唄保存会では、米を水洗いする際の「洗米場(かしば)唄」、もと(酒母)造りのための「もとすり唄」、もろみ仕込みの際の「櫂(かい)入れ唄」などを受け継ぎ、様々な機会を通じてご披露させていただいています。酒屋男たちの心がこもった酒造り唄をぜひお聞きください。
★松田美緒(まつだ・みお)
18歳でポルトガルのファドに自己表現の形を見い出し、20代で本場リスボンに留学したことをきっかけに、活動拠点にも音楽のジャンルにも縛られることなく、世界各地を旅する音楽活動を続ける。
ポルトガル語やスペイン語など六ヶ国語を操りながら、各地で息づくリズムを吸収し、地域の魂が宿った歌を拾い上げ、それを独自の表現にしていく活動は「歌う旅人」と称され、国内外の著名ミュージシャンからも支持されている。
★渡辺亮(わたなべ・りょう)
パーカッショニスト・美術家。1958年神戸市生まれ、武蔵野美術大学在学中よりパーカッションや創作楽器を中心に音楽活動を始め、数多くのレコーディング、コンサートに参加する。
★林サヨコ(はやし・さよこ)
手芸家、京都市伏見区在住。生まれ育った伏見の風景を始めとし、京都の町家から訪れた外国の風景まで、独自の手芸の技で表現。
このイベントでは伏見の作品に特化し、3年に渡って出展予定。会場に華と彩りを添える。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名伏見
イベント名第2回伏見で唄われていた三十石船唄・杜氏唄再発見
開催日時2025年2月11日(火祝)13:00~17:00 ※開場12:00
開催場所京都市呉竹文化センター(京都市伏見区京町南7丁目35-1)
アクセス京阪本線、近鉄京都線丹波橋駅西口すぐ
参加料5,000円(協賛金として・全席自由)※伏見区内に在住または伏見区の学校・職場に通う、25歳以下:2500円、 小中高校生:500円(要事前申込)
問い合わせメール:ngialaneige@gmail.com 電話:090-8141-6350
申し込み予約はこちらをクリック
イベント詳細 イベント内容の詳細はこちらをクリック
プロフィール出演者プロフィールはこちらをクリック
概要伏見を舞台とした芸能再発見2024~2026概要はこちらをクリック