長岡天満宮「梅花祭」菅原道真公ゆかり春の神事(2025年3月8日)長岡京
菅原道真公ゆかり、長岡の地に春の訪れを告げる「梅花祭(ばいかさい)」が長岡天満宮にて、2025年3月8日(土)に開催されます。
梅花祭は、学問の神様である菅原道真公の御神霊をお慰めするため、道真公が幼少の頃からこよなく愛した梅花を添えた特別な神饌をお供えし御奉仕する大切な神事。
道真公が5歳の時に詠まれた「美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある」とお詠みになったいう可愛い和歌は、梅の花とともに人々の心に響きます。
令和の元号は、天平2年(730年)、当時の大宰帥(だざいのそち=大宰府の長官)であった大伴旅人(おおとものたびと)が開催した「梅花の歌会(ばいかのうたかい)」の情景を詠った万葉集に収められた歌、32首の序文に使われていた漢字から作られました。
生涯にわたり梅をこよなく愛した道真公と梅を詠む歌会から作られた元号「令和」は、千年の時を超えた、令和の世に梅の花で繋がっています。
■開催日時:2025年3月8日(土)9:00~15:00
■開催場所:長岡天満宮
(京都府長岡京市天神2-15-13)
■スケジュール
・神事:10:00(参列自由)
・協賛茶会 長岡紅梅会:9:00~15:00
※最終受付14:30
立礼席にて春の天満宮の風景を楽しみながら抹茶一服
点心としてお持ち帰り用の赤飯もご用意しています
■お抹茶券(初穂料)
前売券2,000円
当日券2,200円
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック
長岡天満宮ご由緒
長岡の地は菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深い場所。
菅原道真公が太宰府へ左遷された時、この地にお立ち寄りになり「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが長岡天満宮はじまりです。
創立年月は不明ですが、応仁の乱で兵火に罹り社殿が消失し、明応7年(1498年)に再建したとの記録が残っています。
皇室の崇敬が篤く、度々の御寄進御造営をうけ、寛永15年(1638年)には八条宮智忠親王によって「八条ヶ池」が築造されました。堤の両側には、樹齢百数十年のキリシマツツジが多数植えられており、その見事さは我が国随一とも言われ、まるで「真紅の壁」が聳え立つかのようです。
現在の御社殿(御本殿、祝詞舎、透塀)は昭和16年(1941年)に京都の平安神宮の御社殿を拝領移築したもの。
正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築し、平成10年(1998年)秋に竣工。
平成23年(2011年)に御本殿が、京都府の登録有形文化財に指定されました。
また、平成24年には祝詞舎(弊殿)、透塀、手水舎(旧幣殿)等が長岡京市の登録文化財にそれぞれ指定されました。
(情報提供:京都西山・大原野保勝会)
エリア名 | 長岡京 |
---|---|
イベント名 | 長岡天満宮 梅花祭 |
開催日時 | 2025年3月8日(土)9:00~15:00 |
開催場所 | 長岡天満宮 |
所在地 | 京都府長岡京市天神2-15-13 |
アクセス | 阪急京都線長岡天神駅西口より徒歩10分、 JR京都線長岡京駅より徒歩20分 ※両駅より長岡天満宮前を経由する路線バスもあります |
お抹茶券 | 前売券2,000円、当日券2,200円 |
TEL | 075-951-1025 |
URL | https://nagaokatenmangu.or.jp/ |
https://www.instagram.com/nagaokatenmangu/ |
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