第21回 雲ケ畑 森の文化祭(2024年11月4日)京都市北区雲ケ畑

DATE 11月4 2024 - 11月4 2024
TIME 9:00 AM - 3:00 PM

鴨川(賀茂川)の源流域に位置し、天然記念物のオオサンショウオが棲む清流の里、京都市北区雲ケ畑(くもがはた)。
平安京が造営されるはるか昔から、人々が暮らしを営んできた歴史ある地。
また、ジブリ映画「もものけ姫」のモデルになったとされる寺院「志明院」があることでも知られています。
この雲ケ畑で恒例行事となっている「雲ケ畑 森の文化祭」が、2024年11月4日(月祝)に開催されます。
このイベントは「森林」や「林業」をテーマとして、林業や山村文化にちなんだ様々な体験と、そこでの人とのふれあいを通じて、地元の方にも市街地域から来られる方にも、楽しいひと時を過ごしていただこうというお祭りです。
「世代間のつ ながり交流」をテーマに、 もりもりパワーアッ プした企画内容の文化祭となっています。
メインイベントとして、毎年大好評の「餅つき」を今年も行います。
その他に、主催団体の「山仕事サークル杉良太郎」(すぎよしたろう)による森林や林業ゆかりの企画、雲ケ畑にゆかりのある方々による出店、ステージでのアカペラの歌唱など、お子様から大人の方まで楽しめるイベントを予定しています。
皆さま奮ってのご参加をお待ちしています。秋の3連休の締めは、自然豊かな雲ケ畑でゆったりとお過ごしください。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

雲ケ畑 森の文化祭概要

■開催日時:2024年11月4日(月祝)9:00~15:00
※雨天決行します
■開催場所:雲ケ畑小・中学校 ※現在休校中
(京都市北区雲ケ畑中畑町76)
■アクセス:
○バス:雲ケ畑バスもくもく号(雲ケ畑自治振興会運営)
往路:北大路駅前(8:40)/雲ケ畑学校前(9:05)
復路:雲ケ畑学校前(15:14)/北大路駅前(15:40)
・運賃大人700円、小人350円
・問い合わせ:彌榮自動車上堀川営業センター(TEL:075-491-0251)
※ジャンボタクシー(9人乗り)での運行のため、満員の場合は応援車を手配します。
※但し、秋の行楽シーズンの繁忙期は配車に時間を要する場合がございますので予めご了承ください。
■開催内容:
■イベント内容
【たべる】
毎年大人気!売り切れ続出の料理ばかりです。地元・雲ヶ畑の美味をご堪能ください
・お雑煮+きなこ餅+醤油餅:餅つきをで出来たばかりの搗きたてのお餅。お雑煮は雲ケ畑のレシピを参考に調理。あたたかい食べ物はこちらでどうぞ!
・バウムクーヘン:森の文化祭史上初企画。手作りの味をお楽しみください
・鹿肉コロッケ&炊き込みご飯:雲ケ畑の方々お手製のコロッケと炊き込みご飯
・黒豆ご飯&おはぎ:絶妙な甘さのおはぎとほくほくの黒豆ご飯
・焼き芋:焼きたてホクホクの焼き芋をどうぞ
・クロモジ茶:自然歩きなどのイベントを行っている「足谷の会」の方々による出店です。クロモジ茶はすっきりとした味わいのお茶。ペンダントづくりと同じブースで販売します。
・野点席(お抹茶とお菓子):野点席でお抹茶とお菓子を楽しめます
【つくる】
雲ケ畑の森林の恵みを感じることができる森の文化祭ならではの体験が充実!
・杉玉:杉玉を自分の手で作ってみませんか?
・どんぐり工作:どんぐりや木の枝を使って好きなものを自由に工作できます
・ペンダント制作
・枝笛人形作り体験:枝笛人形作りの体験と販売
・雲ヶ畑の松上げミニ模型づくり体験:雲ヶ畑の伝統行事である松上げの模型づくり体験です。アロマ、アクセサリーの販売も行っています
・究極のボールペン制作:自然素材を使った木工の小物づくりはいかがでしょうか?
・焼杉プレート制作
【あそぶ】
体を動かしたい人におすすめ♪木材といっぱい触れ合いましょう
・障害物競走:2人1組になって障害物をクリアしながらゴールを目指します。どなたでも参加していただけます
・薪割り:雲ケ畑ならではの薪割り体験です。体を動かしたい人におすすめ
・足湯:体育館付近で常設します。ブースをめぐる合間にほっと一息
・モルックアウト:フィンランド発祥のゲームです。倒したピンの点数に応じて点をゲットしましょう
・積み木&絵本:お子様向けに積み木や絵本で遊べるコーナーも設置します
【みる】
ブースを巡る合間に舞台発表を聞くのもいかがでしょうか?
・落語:京都大学落語研究会の方による公演。体育館にて開催します
・アンサンブル演奏:杉良メンバーによる合奏です。それぞれのメンバーが演奏する楽器にも注目
・京都市北部山間地域に関するパネル展示
【かう】
・木製マグネット&竹炭:木工作品の販売、作成体験ができます
・絵はがき&ポストカード:杉良メンバー手作りのポストカードなども販売
・書籍
■主催:山仕事サークル杉良太郎
■後援:雲ヶ畑自治振興会、京都市森林組合雲ヶ畑支所、雲ヶ畑足谷人と自然の会、公益社団法人京都モデルフォレスト協会、京都府立大学 森なかま

山仕事サークル杉良太郎

山仕事サークル杉良太郎(すぎよしたろう)は、略して杉良(すぎりょう、すぎよし)と呼ばれます。
京都市北区雲ケ畑での森林作業(ボランティア)を中心とした、山仕事をしたい人々の集まりです。
京都市森林組合雲ヶ畑支所を始めとする雲ヶ畑地域の方々のご協力を仰ぎ、月2回程度、植林・枝打ち・下刈り・間伐など様々な活動に取り組んでいます。
メンバーは固定ではなく、やりたい人がやりたいときに集まります。
特別な知識、経験は不要です。 林業に興味がある、北山が好き、自然の中で汗を流してみたい、などどんな動機でもかまいません。
多くの方々の参加をお待ちしております。
最近の活動の様子や今後の活動予定については公式ブログにて随時更新していますので、ぜひご覧ください。
※山仕事サークル杉良太郎公式ホームページ
https://sugiyoshitaro.amebaownd.com/

雲ケ畑ってどんなところ?


※写真:北山三村「雲ケ畑」写真集から引用

雲ケ畑は鴨川(賀茂川)の最源流部に位置し、平安京造営より以前から木材を供給するために杣人(そまびと)が拓いたのが始まりとされ、中津川・中畑・出谷の3つの集落から構成されています。
文徳天皇の第一皇子でありながら、権力争いにより皇位を奪われた惟喬(これたか)親王が隠居した場所とも言われており、親王にまつわる史跡や伝説が伝わる由緒ある山里です。
他にも、武蔵坊弁慶が切ったといわれる「弁慶岩」、夜空に松明で火文字を浮かび上がらせる伝統行事「松上げ」など、歴史と伝統いっぱいの地です。
飛鳥時代に役の行者が草創した志明院は、空海作の日本最古の不動明王像が本尊として祀られる山岳信仰の寺院。作家の司馬遼太郎が、新聞記者時代に志明院に宿泊した時の怪奇現象を「石楠花妖話」(しゃくなげようわ)という名のエッセイを出版。
宮崎駿監督との対談時、
その時の体験を話す機会があり、このことが映画「もののけ姫」着想のヒントとなり作品の誕生につながったとされています。
エッセイのタイトルにもあるように、志明院は京都有数の石楠花の名所として知られており、京都市の天然記念物にも指定されています。

(情報提供:雲ケ畑森の文化祭実行委員会)

エリア名雲ケ畑
イベント名第21回雲ケ畑 森の文化祭
開催日時2023年11月4日(月祝)9:00~15:00
開催場所雲ケ畑小・中学校
所在地京都市北区雲ケ畑中畑町76
アクセス地下鉄烏丸線北大路駅から、雲ケ畑バスもくもく号(8:40発)に乗車、雲ケ畑学校前下車すぐ
問い合わせsugiyoshi.taro@gmail.com
URLhttp://moribun.jugem.jp/
ブログhttp://blog.livedoor.jp/sugiyoshitaro/