京都山科「隨心院」秋の夜間特別拝観2023(紅葉ライトアップ)

DATE 11月17 2023 - 11月26 2023
TIME 6:00 PM - 8:30 PM

京都市山科区に佇む、小野小町ゆかりの寺院「隨心院」(ずいしんいん)では、2023年11月17日(金)から26日()の期間、夜間特別拝観(紅葉ライトアップ)を実施いたします。以前より、ライトの数も増えて少しパワーアップしており、京都市内中心部に比べ、人も少なく静寂な空間にて、ライトアップされた紅葉をご覧いただけます。いただけます。昼とまた違う雰囲気の隨心院をお楽しみください。特に、能の間から本堂前庭園の苔とカエデのコントラスト、本堂前庭園の心字池の水に映し出される紅葉は必見です。
隨心院がある地域は、かつて「小野郷」と呼ばれ、小野氏とゆかりの深い場所で、“絶世の美女”、“世界三大美人”とも称される「小野小町」の屋敷跡と伝えられています。境内には小野小町が顔を洗ったという「小町化粧井戸」や、貴族から届いた恋文を埋めたとされる「小町文塚」など小町にまつわる史跡が残っています。紅葉だけではなく、小町ゆかりの地に触れてみるのもいいですね。
また、10月26日(木)から、小野小町をイメージした「秋季限定朱印」の授与が行われます。小町の優美な雰囲気と紅葉を淡い色合いで表現。本堂と印の箔押しが豪華なデザインです。奉納料は1,000円、お一人様1枚づつの授与で、なくなり次第終です。

隨心院ご由緒

隨心院(ずいしんいん)は真言宗善通寺派の大本山。平安時代、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基にして、一条天皇の奏請にてこの地を賜り建立。この付近は小野郷と呼ばれ、小野妹子や小野篁で知られる小野一族ゆかりの地。隨心院が建つ場所は、古代エジプトの女王・クレオパトラ、唐の玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃とともに世界三大美人のひとりに数えられ「絶世の美女」と称される小野小町の邸宅跡であったとも伝えられており、小町が顔を洗ったという「小町化粧井戸」や貴族から送られた恋文を埋めたとされる小町文塚などの史跡も残っています。
遅咲きの梅「はねず梅」の名所としても有名で、紅梅・白梅など約200本もの梅が3月上旬から咲き始め、中旬から下旬に見頃を迎えまます。梅の開花時期に合わせて3月下旬には「はねず踊り」が行われます。

SNSでも話題♪極彩色の襖絵

隨心院の見どころのひとつ「極彩色梅匂小町絵図」(ごくさいしきうめいろこまちえず)は、能の間を飾る襖絵。2人組の絵描きユニット・だるま商店により平成21年(2009年)に制作し奉納された襖絵は、華やかで鮮やかな極彩色の彩りと、小野小町の数奇な一生を描いた幻想的な意匠とで、フォトジェニックな襖絵としてSNSでも人気のいわゆる“映えスポット”です。基調となっている鮮やかなピンク色は「はねず色」。はねずとは薄紅色の古名。オレンジがかった薄紅色のことで、唐棣、唐棣花、棠棣、朱華などと書くそうです。隨心院は梅の名所でもあり、その梅の花は「はねずの梅」と呼ばれています。

(掲載日:2023年9月20日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局

エリア名山科
イベント名秋の夜間特別拝観(ライトアップ)
開催日時2023年11月17日(金)~26日(日)18:00~20:30
※昼間の拝観時間後は一旦閉門となります
開催場所隨心院
所在地京都市山科区小野御霊町35
アクセス地下鉄東西線小野駅下車、徒歩約5分
拝観料大人:700円、中学生:400円
TEL075-571-0025
URLhttps://www.zuishinin.or.jp/
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