専属ガイドが案内する“とっておき”春のウォーキングツアー5コース(2023年4~5月実施)

DATE 04月22 2023 - 05月7 2023
TIME 1:00 PM - 4:00 PM

まもなくゴールデンウィークを迎え、春の観光シーズンもピークを迎えます。有名観光地や社寺は混雑していますが、ひと足のばしただけで、まだまだだ知られていない京都の歴史や伝統、文化を今に伝えるスポットが京都にはたくさんあります。そんな、隠れたスポットを京都を熟知した専属ガイドさんの案内を聞きながらウォーキングツアーを楽しみませんか。ガイドさんからは『ガイドブックには載っていないような』裏話が聞けたり、普段は非公開の寺院を拝観したり、神職の方の特別な案内をいただいたりと、このウォーキングツアーだけのおもてなしもご用意。
青もみじが美しく、緑まばゆい爽やかな春の休日に、ガイドさんと一緒に歩いての観光だからこそ発見できる、隠れた京都の魅力を一緒に探しに出かけませんか。

(ツアー詳細は下記リンクをクリックください)
<伏見コース>ガイドと歩く~酒の町伏見で龍馬の足跡をたどる
<大原コース>ガイドと歩く~春爛漫の大原散策 天台声明の里を歩く~
<山科コース>ガイドと歩く~安祥寺特別公開と山科疏水散歩~
<西京コース>ガイドと歩く~あなたの知らない嵐山・松尾大社~
<東山コース>ガイドと歩く~家康を祀る京の東照宮と小堀遠州の庭~

<伏見コース>ガイドと歩く~酒の町伏見で龍馬の足跡をたどる


★幕末に思いを馳せ、伏見で龍馬の足跡をたどり薩摩藩ゆかりの地を訪ねます
新幹線も車もなかった江戸時代、人々の重要な移動手段は舟。中でも伏見は、淀川を下れば大阪、高瀬川を上れば京都といった具合に、人と物資の行きかう水運の要所として栄えていました。そんな伏見に数あった船宿の一つ「寺田屋」は幕末に坂本龍馬が隠れ家にしていたことで、よく知られています。
敵対していた薩摩・長州藩がようやく手を結び「薩長同盟」が成立した慶応2年(1866年)1月、寺田屋の二階「梅の間」に滞在していた龍馬は、伏見奉行所の捕り方に囲まれてしまいます。右手を斬られながらもなんとか包囲網を脱出した龍馬がどのように逃げのびたのか、龍馬が走り抜けたと伝わる龍馬通りから油掛け地蔵へ、そして隠れ潜んだ材木納屋跡から、逃げ込んで匿われた薩摩島津伏見屋敷跡へと、九死に一生を得た龍馬の逃走ルートをたどります。
大黒寺では、同じ寺田屋で犠牲になった有馬新七らの墓をお参り、最後は薩摩藩が陣地を置き、新選組が立てこもる伏見奉行所を砲撃したという御香宮神社を訪ね、150年前の幕末に思いを馳せます。

【開催日】2023年4月22日(土)、29日(土祝)、5月3日(水祝)、6日(土)
※雨天決行いたします
【時間】各日 13:00~16:00頃/所要約3時間(徒歩移動距離約4㎞)
【集合場所】京阪電車「中書島」駅北改札口外
アクセス:京都駅から近鉄京都線で「近鉄丹波橋」駅(乗換)、京阪電車(京阪本線)「中書島」駅下車
◆Googleマップ→https://goo.gl/maps/a9uWhwCSc4hWxH446
【スケジュール】※専属ガイドが同行してご案内
京阪電車「中書島」駅~寺田屋【入館】~地蔵院西岸寺(油掛け地蔵)~坂本龍馬遭難小屋跡~大黒寺(薩摩藩ゆかりの寺)~御香宮神社【石庭拝観】(御香宮神社にて自由解散)
※御香宮神社から近鉄京都線桃山御陵前駅、京阪本線伏見桃山駅まで徒歩すぐ
【料金】大人 4,000円、小学生 2,000円
※寺田屋入館料・御香宮神社石庭拝観料を含みます。
※当日受付時に現金でお支払いください。
【最少催行人数】4名
※最少催行人員に満たない場合、2日前までに催行中止のご連絡をいたします。
◆ウォーキングツアー<伏見コース>の申し込みはこちらをクリック

<大原コース>ガイドと歩く~春爛漫の大原散策 天台声明の里を歩く~


★貴人の隠れ里、大原にて天台声明の聖地に古刹の仏像を訪ねます
(来迎院では通常は行っていない、住職よるご法話と声明の披露)
洛中の花見が終わる頃、大原の里には一足遅れて春がやってきます。凍てついた冬を乗り越え、土が川が木々が一斉に蠢き出す春の里山を楽しみながら、山里の奥深くにひっそりと佇む古刹をひとつひとつ訪ねて歩きましょう。菜の花、シャクナゲなどの花々に出会えるのも楽しみのひとつです。
大原バス停から、声明の音律の名で呼ばれる呂川に沿って、平安時代の「薬師如来坐像」「阿弥陀如来坐像」「釈迦如来坐像」(いずれも重文)の三尊を祀ることで知られる来迎院へ。当ツアー限定で、特別にご住職の声明を聞かせていただきます。続いて、美しい苔の庭園や可愛らしいわらべ地蔵で有名な三千院へご案内。往生極楽院(重文)にお参りし阿弥陀三尊像(国宝)を拝観した後は、「大原問答」の折に法然の主張に賛同して光を放ったとされる勝林院の「証拠の阿弥陀」に参拝。
災害を潜り抜けて繰り返し修復されてきたご本尊ですが、近年、体内から平安時代後期の作とされる三体の納入仏が発見されました。調査研究により、日々新しい歴史が掘り起こされ、知る楽しみが増えていくのも京都の魅力のひとつ……ガイドのご案内で、新しい発見を楽しんでください。

【開催日】2023年4月22日(土)・29日(土祝)、5月4日(木祝)・6日(土)
【時間】各日13:00~16:00頃/所要約3時間(徒歩移動距離約1.7㎞)
【集合場所】京都バス「大原」バス停待合室横(国道367号線の西側)
①京都駅から京都バス17系統で約70分の「大原」バス停下車
②京都駅から地下鉄国際会館行き「国際会館」駅下車(乗換)、京都バス19系統で約25分の「大原」バス停下車
◆Googleマップ→https://goo.gl/maps/frmqjyRG7SBdW6Jn9
【スケジュール】※専属ガイドが同行してご案内
京都バス「大原」バス停~来迎院【拝観とご住職によるご法話と声明の披露】~三千院【拝観】~後鳥羽天皇・順徳天皇大原陵~勝林院【拝観】(勝林院にて自由解散・各自にて大原バス停まで移動)
【料金】大人 5,000円、小学生 2,500円
※来迎院・三千院・勝林院拝観料を含みます。
※当日受付時に現金でお支払いください。
【最少催行人数】4名
※最少催行人員に満たない場合、2日前までに催行中止のご連絡をいたします。
◆ウォーキングツアー<大原コース>の申し込みはこちらをクリック

<山科コース>ガイドと歩く~安祥寺特別公開と山科疏水散歩~


★琵琶湖疏水を流れ沿って、山科の古刹をめぐります
明治23年に建設された京都の近代化の象徴・琵琶湖疏水(山科疏水)も、今では憩いの場として、多くの人に親しまれています。さらさらと流れる初夏の疏水に沿って、ぶらぶら散歩を楽しみましょう。桜と紅葉の名所として知られる天台宗の門跡寺院・毘沙門堂も、新緑の頃にはまた違った装いで参拝客を迎えてくれます。
宸殿の「動く襖絵」や霊殿の天井の守護龍を拝観した後、夫婦和合・財福の霊験あらたかと、隠れたファンの多い山科聖天双林院へ。青葉に囲まれた境内で、すがすがしい初夏の空気をお楽しみください。疏水沿いをそぞろ歩きながら春の特別公開中の安祥寺へ。ガイドの詳しい案内をききながら、十一面観音菩薩立像(重文)をお参りし、修復された青龍殿、地蔵堂の花天井画などを拝観していただきます。
最後に疏水に沿って、大化の改新(乙巳の変)で知られる天智天皇陵(御廟野古墳)までご案内して、御陵駅へと向かいます。旧暦では穀雨から立夏へと移る時季、葦が芽を吹き始め、牡丹の花が咲き、蛙が鳴き始める。移り変わる季節を存分にお楽しみください。

【開催日】2023年4月30日(日)、5月3日(水祝)、4日(木祝)、5日(金祝)、7日(日)
※雨天決行いたします
【時間】各日 13:00~16:00頃/所要約3時間(徒歩移動距離約5㎞)
【集合場所】JR東海道本線「山科」駅改札口前
アクセス:京都駅から東海道線・湖西線乗車でひと駅、山科駅下車
◆Googleマップ→https://goo.gl/maps/fyj4sdf1pPhJqhjQA
【スケジュール】※専属ガイドが同行してご案内
JR山科駅~毘沙門堂【拝観】~山科聖天(双林院)~安祥寺【特別公開中・拝観】~天智天皇陵~地下鉄御陵駅(京都市営地下鉄「御陵」駅にて解散)
【料金】大人 3,000円、小学生 1,500円
※毘沙門堂・安祥寺拝観料を含みます。
※当日受付時に現金でお支払いください。
【最少催行人数】4名
※最少催行人員に満たない場合、2日前までに催行中止のご連絡をいたします。
◆ウォーキングツアー<山科コース>の申し込みはこちらをクリック

<西京コース>ガイドと歩く~あなたの知らない嵐山・松尾大社~


★嵐山の隠れた古刹から平安京造営の立役者「秦氏」ゆかり松尾大社まで逍遥
(松尾大社では神職さんのご案内で本殿を特別参拝いたします)
嵐山といえば、渡月橋や天龍寺などが有名ですが、渡月橋よりさらに南側へ、足を運ばれたことはおありでしょうか?春の「十三まいり」で賑わう法輪寺。京都では、十三歳になると、ご本尊の虚空蔵菩薩にお参りし、立派な大人になるための智恵を授けていただけるよう祈願する重要な通過儀礼です。言い伝えどおり、渡月橋を振り返らずに渡っていく晴れ姿を見送ったら、松尾大社をめざします。
平安京が開かれるよりずっと以前、このあたり一帯は、大陸より移住してきた秦氏により灌漑用水が引かれ、田園地帯に生まれ変わりました。今も地域の田畑を潤し続けているという洛西用水に沿って歩き、松尾大社の境内へ。松尾大社では神職さんのご案内で、ご本殿を特別参拝し、重森三玲作庭の松風苑三庭、日本最古の神像を展示する神像館、お酒の資料館など、松尾大社を隅々までご覧いただきます。

【開催日】2023年4月30日(日)、5月3日(水祝)、5日(金祝)、7日(日)
※雨天決行いたします
【時間】各日 13:00~16:00頃/所要約3時間(徒歩移動距離約3㎞)
【集合場所】阪急嵐山線「嵐山」駅 改札口
①京都駅から地下鉄烏丸線「四条」駅(乗換)、阪急京都線「桂」駅(乗換)、阪急嵐山線「嵐山」駅下車
②京阪本線「祇園四条」駅から徒歩約5分の阪急京都線「京都河原町」駅から「桂」駅(乗換)、阪急嵐山線「嵐山」駅下車
◆Googleマップ→https://goo.gl/maps/MeN225qU2YNpVMRNA
【スケジュール】※専属ガイドが同行してご案内
阪急嵐山線「嵐山」駅~法輪寺(境内の舞台からは渡月橋や嵐山の町並みの絶景が一望)~<洛西用水沿いを歩きます>~松尾大社【神職さんのご案内で本殿を特別参拝】~阪急嵐山線「松尾大社」駅
【料金】大人 4,000円、小学生 2,000円
※松尾大社特別拝観料(神職による本殿特別参拝と庭園のご案内)を含みます。
※当日受付時に現金でお支払いください。
【最少催行人数】4名
※最少催行人員に満たない場合、2日前までに催行中止のご連絡をいたします。
◆ウォーキングツアー<西京コース>の申し込みはこちらをクリック

<東山コース>ガイドと歩く~家康を祀る京の東照宮と小堀遠州の庭~


★大河ドラマ「どうする家康」で話題♪徳川家康ゆかりの寺院を訪ねます
元和2年(1616年)4月17日、駿府城(現静岡市)で亡くなった徳川家康公は、今際の際に金地院崇伝、南光坊天海、本多正純を呼び、三つの東照宮を造るよう遺言したと伝わります。一つ目が本宮の日光東照宮、二つ目がご遺体を祀る久能山東照宮、そして三つ目が京都南禅寺の塔頭・金地院にある東照宮です。
「黒衣の宰相」と呼ばれた以心崇伝(金地院崇伝)が住んだことで知られる金地院では、まず、家康公の遺髪と念持仏を祀る東照宮(重要文化財)にお参りし、特別名勝に指定されている小堀遠州作の「鶴亀の庭」をご案内。そして、特別参拝でしか訪れることのできない方丈(重要文化財)では狩野派の手による煌びやかな金壁障壁画を見学し、崇伝の依頼で小堀遠州が建てたという、京都三名席の一つといわれる茶室「八窓席」(重要文化財)へご案内します。
続いて南禅寺の三門をくぐり、南禅寺境内へ。国宝の方丈でも、小堀遠州作庭と伝わる庭園(名勝)や狩野派の襖絵をご覧いただき、ドラマのロケ地としても知られる水路閣から疏水沿いに蹴上駅へ戻ります。「武家面(ぶけづら)」と呼ばれるほどに、武士の篤い信仰を得て繁栄していた南禅寺、徳川幕府の威光を偲ぶことのできる禅刹の佇まいと初夏の庭園の美しさを堪能いただけるコースです。

【開催日】2023年23日(日)、30日(日)、5月3日(水祝)、5日(金祝)、7日(日)
※雨天決行いたします
【時間】各日 13:00~15:00頃/所要約2時間(徒歩移動距離約1.7㎞)
【集合場所】京都市営地下鉄「蹴上」駅改札口を出たところ
アクセス:京都駅から地下鉄烏丸線国際会館行きで「烏丸御池」駅下車(乗換)、地下鉄東西線「蹴上」駅下車
◆Googleマップ→https://goo.gl/maps/y9AfkmGpHhabzfPi9
【スケジュール】(専属ガイドが同行してご案内)
地下鉄蹴上駅~金地院【特別拝観】~南禅寺方丈庭園【拝観】~水路閣~インクライン~地下鉄蹴上駅
【料金】大人 4,000円、小学生 2,000円
※金地院・南禅寺拝観料を含みます。
※お支払いは当日受付時に現金でお支払いください。
【最少催行人数】4名
※最少催行人員に満たない場合、2日前までに催行中止のご連絡をいたします。
◆ウォーキングツアー<東山コース>の申し込みはこちらをクリック

(掲載日:2023年04月13日 情報提供:京都SKY観光ガイド協会

エリア名伏見・大原・山科・西京・東山
イベント名専属ガイドが案内する“とっておき”春のウォーキングツアー5コース
お申し込み<伏見コース>ガイドと歩く~酒の町伏見で龍馬の足跡をたどる
<大原コース>ガイドと歩く~春爛漫の大原散策 天台声明の里を歩く~
<山科コース>ガイドと歩く~安祥寺特別公開と山科疏水散歩~
<西京コース>ガイドと歩く~あなたの知らない嵐山・松尾大社~
<東山コース>ガイドと歩く~家康を祀る京の東照宮と小堀遠州の庭~
お問い合わせwalking@skyguide.jp
TEL075-221-1516(京都SKY観光ガイド協会/平日10:00~16:00・土日祝は休み)
※お問い合わせはできるだけメールでお願いいたします。
※お電話でのご予約は承っておりません(ご予約はネットからのみとなります)
URLhttps://ja.kyoto.travel/anshin/