ラーメンたぬき屋 超濃厚「熟成豚骨ラーメン」昼・夜各20食限定(伏見深草)
伏見深草エリアのラーメンの中でも、指折りの濃厚さを誇るのが、ラーメンたぬき屋の「熟成豚骨ラーメン」。その濃度はまるでポタージュスープのよう。チャーシュー増しにした時には凄まじいボリュウームです。
また、チャーハンセットを注文する時のボリュームのトラップは初見泣かせです。値段に釣られての「並」以上の量は要注意です。
外観&店内の雰囲気
店名の通り、暖簾と看板、さらに自動販売機の側面にも“タヌキ”のイラストが描かれています。店内に入ると壁には巨大なタヌキのイラストがお出迎えしてくれます。
ちなみに店名「たぬき屋」の由来は、店主のニックネームちなんで付けられたそうです。
店内はカウンターのみです。人気店なので週末平日問わずウェイティングが出ます。並ばずに入店するには開店すぐが狙い目。
入口横の自動販売機では、ラーメン以外のサイドメニューが冷凍で販売されており24時間購入可能。自宅でたぬき屋の味を楽しむことができます。販売されているのは、炒飯、チャーシュー、そば飯、豚軟骨です。
多彩なメニュー
メニューバリエーションの多彩さは目を見張るものがあります。大きく5つのカテゴリーに分かれています。
一番人気の「まぜそば」、あっさりスープの「中華そば」、「汁なし担々麺」、「カレーまぜそば」、そして「熟成豚骨ラーメン」です。
熟成豚骨ラーメンは、昼営業、夜営業各20食限定での提供ですのでご注意ください。
それぞれのラーメン(麺)により、麺の量(大・特盛)、麺の種類(太麺・細麺)トッピング(肉増し・味玉など)、辛さが選べます。
特筆すべきは、ラーメン(麺)を注文した方限定の炒飯セットのお値段とボリューム。
<小>280円(250g)、<並>330円(400g)、<大>530円(800g)です。単品の炒飯の<並>700円、<大>900円を考えると破格の値段設定です。
セットの炒飯の並と小の差額はわずか50円ですが、ラーメンも相当なボリュームなので、大食漢でない限り<小>がいいかもしれません。
チャーシューマウンテン
食欲をそそられるラーメンばかりですが、初心貫徹で、熟成豚骨ラーメンDX、さらに肉増しハーフ+炒飯セット<小>でオーダー。熟成豚骨ラーメンDXは通常サイズに肉3枚増+たぬきソース・味玉(半玉)をプラスした豪華版です。
たぬきソースとは味変調味料のことで「肉味噌」と「カレー」の2種類から選ぶことができます。
肉増しハーフをコールした時、スタッフさんに“DX”のチャーシュー相当多いですけどホントにいいのですか?と念押しされました。
「熟成豚骨ラーメンDX+肉増しハーフ」です。着丼した時、始めてその意味が理解できました。ラーメンの丼の上には、想像を絶する量のチャーシューの茶色い山が築かれており、麺が全く見えません。
糸唐辛子がトッピングされているチャーシューマウンテンは、まるで火山が噴火しているようです。
チャーシューはトロトロではなく、ホロホロと口の中で消えていく食感のタイプです。醤油タレで煮込まれておりしっかりとした味付けです。
スープは豚骨を高火力で長時間煮込み、さらに1日寝かせて熟成させ旨味をアップさせています。熟成されることにより獣臭さを感じさせません。長時間の煮込みと熟成によりスープの濃度と粘度がアップしてまるでポタージュスープのような食感です。
麺は京都の老舗製麺所の麺屋棣鄂から仕入れられています。熟成豚骨ラーメンは中太のコシのあるストレートタイプの麺を使用しています。濃厚スープは麺によく絡んで相性抜群です。
途中から、味変調味料のたぬきソース「カレー」(キーマカレーのような感じ)を投入。カレーラーメンにして味の変化を楽しみました。
卓上に置いてある無料の味変調味料は、コショウ、一味唐辛子、唐辛子味噌と京都ラーメン界の定番が揃っています。
セットの炒飯の価格設定がおかしい?
炒飯セットの<小>(200g)です。具材は細かく刻んだチャーシュー、玉子、ネギが入っています、味付けはラーメンに負けず劣らず、こってりとした味付けです。紅ショウガがいい箸休めになります。
<並>は通常なら「大盛り」に相当する量なので<小>を選んで正解でした。熟成豚骨ラーメンDXと炒飯<並>のセットなら、胃袋が破けるような破壊的なボリュームで、完食は無理だったかもしれません。<大>の800gは一体どれくらいのボリュームになるのでしょうか。
スポット情報
エリア名 | 伏見 |
---|---|
スポット名 | ラーメンたぬき屋 |
所在地 | 京都市伏見区深草泓ノ壺町11-9 |
アクセス | 近鉄京都線伏見駅から徒歩5分、京阪電車中書島駅から京都市バス81系統乗車、棒鼻バス停下車すぐ |
営業時間 | 11:30~14:30、18:00~22:00 |
定休日 | 木曜日、第1日曜日 |
X(旧Twitter) | https://twitter.com/RamenTanukiya |
https://www.facebook.com/RamenTanukiya |
(掲載日:2024年1月19日 情報提供:とっておきの京都ラーメン部)
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