淀名物「翼虎(ヨクコ)」のコロッケ(淀本町商店街/伏見)~今どき1個50円~
京都競馬場の最寄駅でもある京阪本線淀駅前から旧京阪国道の納所(のうそ)交差点へと続く「淀本町商店街」は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」にでてくるような“ THE”昭和”なレトロな商店街で、どこか懐かしさを感じさせてくれます。そんな商店街にある揚げ物専門店「翼虎(ヨクコ)」のコロッケは、令和の時代に何と1個50円と驚きの昭和時代プライス。コロッケ20個やトンカツ10枚などと、夕食用にまとめ買いをされている方も多く見られます。また、学校帰りの小学生や部活帰りの中学生がひっきりなしに訪れ店先でのおやつとして食べている、淀の地元民御用達のお店。しかし、安いだけではありません、お値段以上の味が最大の魅力です。
地元民御用達の揚物店
翼虎の創業は昭和49年(1974年)、今年で49年を迎えます。翼虎のコロッケは地元住民なら知らない人はいない淀のソウルフード、これを知らない淀住民はモグリと言っても過言ではないくらい。場所は淀本町商店街のちょうと中間地点あたりで、入口の「淀名物 翼虎のコロッケ」の立て看板と「コロッケ」と書かれた赤い幟が目印です。
店内の看板には「お好み焼き、総菜、サラダ」と記載されており、その昔は揚物だけではなく、様々な総菜も販売していたと思われます。現在は揚物一本で勝負されています。メニューは看板商品のコロッケ(50円)をはじめ、ヘレカツ(90円)、ソーセージ(90円)、トンカツ(220円)、チキンカツ(110円)、白身フライ(110円)といずれもリーズナブルな価格。
昭和から伝統の味に懐かしさを感じます
「いつも揚げたて ほっか ほっか!」の店先の看板の通り、コロッケを含めた揚物は全て、注文後に揚げるので出来たてのアツアツを味わうことができます。もちろん揚げる前の状態でのお持ち帰りも可能です。揚げ始めるとラードの香ばしい匂いが店の内外へと漂います。包み紙は店名の翼のある虎のイラスト、レトロ感あふれるデザインが特徴です。
揚げたてのコロッケの衣はサクサクで、ラードの香ばしさと具の甘さがあいまって「これぞ昭和のコロッケ」という味。じゃがいもは程よく食感が残っています。注文時に“塩コショウは掛けますか?”と聞かれますが、個人的にはコロッケ本来の味を楽しみたいのでお断りしましたが、甘さと塩コショウのアクセントもいいかもしれません。自宅の近くにこんなお店があれば、毎日通いたくなりますね。
スポット情報
エリア名 | 伏見 |
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スポット名 | 翼虎(ヨクコ) |
所在地 | 京都府京都市伏見区淀本町167-19 |
アクセス | 京阪本線淀駅下車徒歩3分 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 木曜日 |
TEL | 075-631-2765 |
(掲載日:2023年1月25日 情報提供:とっておきの京都コロッケ部)
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