山陵汀(さんりょうてい)「うな丼スペシャルセット」~京都京北~
京都市内の北部、右京区京北の常照皇寺門前にあるお食事処「山陵汀」(さんりょうてい)は、国道477号線が直角に曲がるに山陵橋のたもとに位置し、眼前に上桂川の清流が一望の絶好のロケーション。お店は名前は山国御陵(光厳天皇陵)の参道、上桂川の汀(みずぎわ/なぎさ)に由来しています。
北山杉の台杉がお出迎え
お店入口左側には京北の特産である北山杉の台杉がお出迎え。台杉とは、もともと森林が狭い京都北山の厳しい自然条件の下、垂木丸太(屋根の構造材)生産の苗不足を解消する方法として室町時代に考え出された仕立て方です。現在では細く優美な樹形から庭園観賞用に利用されることが多く、京都の名だたる有名寺院の庭園でも一度は見たことがあると思いますよ。
レギュラーのメニュー&ドリンク♪
レギュラーメニューのなかで、おすすめは「うな重」か「うな丼」です。厳選した国産鰻を丁寧に焼き上げた逸品。鰻目当てのに来るファンも多いそうです。麺類では地元・京北産の山菜を用いた「山菜そば」がおすすめですよ。ドリンクでは京北唯一の蔵元・羽田酒造の日本酒がおすすめ。
レギュラーには無い特別メニュー♪
うな丼スペシャルセット
ちょっとした小グループでの来訪でしたので、事前にお店の方と相談し通常メニューでは無いものをお願いしました。うな丼と蕎麦をセットにて、さらに天ぷらを付けていただいた「うな丼スペシャルセット」です。なお、名前は勝手に付けております。
鰻は蒸しを入れているようで溶けるような柔らかさです。継ぎ足し使っているタレはやや甘めの濃く深い味わいでご飯がとても進みます。お蕎麦には地元産の山菜がたっぷりと入っています、関西風の昆布と鰹出汁は飲み干せるほどあっさりした味付けです。天ぷらには春の山菜「よもぎ」と「こごみ」が盛り込まれており、抹茶塩でいただきます。ほろ苦い山菜と抹茶の風味が相まって春の訪れを感じさせてくれる味わいです。
夏から秋は御所にも献上した
極上の鮎料理が登場
6月の鮎釣り解禁後の看板メニューは、平安時代から江戸時代まで京都御所に生きたまま運んで朝廷に献上した上桂川の天然鮎を用いた「献上鮎」料理。塩焼きはもちろんのこと、お刺身や天ぷらなど「献上鮎づくし会席」も味わえます。天候等で鮎がの不漁の場合もあるので必ず事前連絡が必要です。
※2022年の夏には京北「献上鮎」をいただく日帰りタクシーツアーも設定されています。詳しくは下記のリンクをクリックください。
https://totteoki.kyoto.travel/22861/
スポット情報
エリア名 | 京北 |
---|---|
スポット名 | 山陵汀(さんりょうてい) |
所在地 | 京都市右京区京北井戸町上台11 |
アクセス | JR京都駅からJR西日本バス周山行で終点の周山下車、 周山から京北ふるさとバス(京北先回りルート)乗車、山国御陵前降車すぐ |
営業時間 | 10:30~19:00 |
定休日 | 月曜日(春の桜のシーズン中は無休) ※変更となる場合があります、来店前にご確認ください |
URL | https://kyoto-keihoku.jp/howto/eat/2711/ |
(掲載日:2022年7月19日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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