伏見・ササキパン本店~京都で4番目に古いパン屋さん~
日本三大酒どころのひとつとして知られ、江戸時代は京都と大阪を結ぶ淀川水運の河川港として賑わった伏見は、昔ながらの商店街が今なお活気あふれる町。そんな商店街の中のひとつ、納屋町商店街にササキパン本店はあります。
お店の外観は昭和の時代にタイムスリップしたようなレトロ感に溢れます。閉店時間は18時ですが、夕方には商品が無くなることもしばしば。お目当てのパンを購入するなら午前中の来店がおすすめです。ちなみに“本店”ですが支店はありません。
現代にも通用する
レトロなデザイン
『~あんぱん、ジャムパン、ササキのパン~、一日一度はパン食を』。納屋町商店街のホームページで紹介されているキャッチフレーズです。トリコロールカラーの看板は今の時代でも通用するシンプルで秀逸なでデザインです。
2021年に創業100 周年を記念し限定販売したレトロなデザインのエコバックが大人気。現在は第2弾が販売中で、「最高級食パン」と「ジャムパン」の2種類(各650円)。丈夫な布製ですので、普段のお買物や通学や通勤にも使えますね。
メロンパンはサンライズ?
ササキパンの名物と言えばサンライズとメロンパン。全国的にメロンパンと呼ばれているのは京都でサンライズと呼ばれているもの、京都でメロンパンと言えば楕円形のパンにクッキー生地をのせ、白あんを入れたもの。
実は神戸も京都と同じくサンライズ→メロンパン、メロンパン→楕円形で白あん入りなんですね。
今なお進化し続けるパン
定番の食パン、フランスパン、ブドウパン、あんぱん、クリームパン、サンライズやメロンパン以外にも、ササキパンのパンはその時代の流行を取り入れつつ進化を続けています。来訪時、店頭に並べられていたのは、イタリアマロンクリーム、しゃきしゃき青森ふじりんご、チョコチップサンライズ、ピスタチオクリームなどなど。毎朝焼き上げるパンやサンドイッチの種類は約50種類以上にもなるとか。これだけ種類があると飽きが来ないですね。普段使いの地元のお客さんが多いのも頷けます。
~とっておきの耳より情報~
創業100年を超えるササキパンさんと室町時代に創業、約550年の歴史を有する和菓子の老舗「総本家駿河屋伏見本舗」さんとがコラボした「あんぱん」が昨年11月から毎月第二土曜限定で駿河屋さんで販売されています。ふわふわパンと丹波大納言小豆餡が絶妙にマッチしたあんぱんは、その美味しさと希少価値から人気沸騰。午前中で売り切れ必至の幻のパンとなっています。月1回の販売とハードルは高いですがパン好きなら、買いに行くしかない!
スポット情報
エリア名 | 伏見 |
---|---|
スポット名 | ササキパン本店 |
所在地 | 京都市伏見区納屋町117 |
営業時間 | 7:00~18:00(なくなり次第閉店) ※火曜日定休 |
アクセス | 京阪本線・伏見桃山駅から徒歩約10分、中書島駅から徒歩約8分、近鉄京都線・桃山御陵駅から徒歩約13分 |
TEL | 075-611-1691 |
https://www.instagram.com/sasakipan_nayamachi/ |
(掲載日:2022年4月26日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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