京都大原三千院 妙音福寿大弁財天と宇賀神♪金運&芸能上達のご利益(京の七福神) 

京都大原三千院は、山号は魚山(ぎょざん)といい、天台宗の寺院で天台宗五箇室門跡のひとつ。
門跡(もんぜき)とは皇室一門や公家の方が出家して住職を務める寺院で、皇室と関わりのある格式高い寺院とされています。
ご由緒は、伝教大師・最澄が比叡山東塔南谷(とうとうみなみだに)の山梨の大木の下に一宇を構えたことに始まり、慈覚大師円仁に引き継がれ、最雲法親王入室により、平安後期以降、皇子皇族が住持する宮門跡となりました。
デューク・エイセスの1966年(昭和41年)のヒット曲「女ひとり」の歌いだしの歌詞でで一躍脚光を浴び、全国的にその名が知られている大原の里を代表する古刹。
三千院の代表的な風景と言えば宸殿前の池泉回遊式庭園「有清園(ゆうせいえん)」の青々とした苔と杉木立の庭。
春から夏にかけては清々しくあざやかな緑、秋は紅葉と緑のコントラストが参拝者の目を楽しませてくれます。
庭園には、往生極楽院(重要文化財)が建ち、内陣には阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の阿弥陀三尊像(国宝)が安置されています。

妙音福寿大弁財天と宇賀神

妙音福寿大弁財天は、有清園の弁天池から金色不動堂に向かう参道脇に宇賀神ともに祀られています。
新年に福を授かる「京の七福神(※)」のうちのひとつになっています。
手に琵琶を持ったお姿であることから、音楽や芸樹など芸能上達のご利益を授かれます。
弁天様の下の祠には、とぐろを巻いた蛇の宇賀神様が祀られています。弁財天・宇賀神ともに金運・財運、開運招福の神様でり、一緒にお参りすればご利益倍増間違いなし。
恵美須(ゑびす神社)、大黒天(妙円寺)、毘沙門天(毘沙門堂)、布袋尊(長楽寺)、福禄寿(護浄院)、寿老人(行願寺)

四季の花に彩られる境内

大原三千院は四季折々の花の名所としても知られています。
春は桜と石楠花(シャクナゲ)、夏は紫陽花と青もみじ、秋の紅葉、冬は雪景色に彩られそれぞれに美しい風景をみせてくれます。
あじあい宛は弁財天と金色不動の手前にあり、数千株のも色とりどりの紫陽花が梅雨に咲き誇ります。
秋の紅葉の時期は秀逸。杉苔の緑、カエデの紅葉が織りなす緑色や赤色、橙色のコントラストは、都会の喧騒を忘れさせてくれる、身も心も洗われるような美しさです。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名大原
スポット名三千院
所在地京都市左京区大原来迎院町540
拝観時間9:00~17:00(11月は8:30~17:00、12月~2月は9:00~16:30)
拝観料大人700円、中学生・高校生400円、小学生150円
アクセスJR京都駅から京都バス17・特17系統大原行、四条河原町(京都河原町駅)、三条京阪(京阪三条駅)から京都バス17・特17系統大原行、地下鉄国際会館駅から京都バス19・特17系統大原行乗車、大原バス停下車徒歩約10分
TEL075-744-2531
URLhttp://www.sanzenin.or.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/sanzenin_temple_official/
Facebookhttps://www.facebook.com/kyotooharasanzenin/