大石神社の紅葉~忠臣蔵「大石内蔵助」ゆかりの神社~(京都山科)

大石神社は、赤穂事件(忠臣蔵)で有名な大石内蔵助(大石良雄)が隠棲し、居宅があった岩屋寺の北隣に佇む、大石内蔵助を祭神とする神社。
創建は昭和初期に赤穂浪士を熱心に崇拝していた浪曲師の吉田大和之丞(2代目吉田奈良丸)が、大石内蔵助ゆかりの地に神社を創建することを計画、全国の崇敬者の募金により昭和10年(1935年)社殿が竣工されました。
主君の仇討ちという大願を果たしたことにちなみ「大願成就」の信仰を集めています。
宝物殿(無料)には、討ち入りの様子を描いた「四十七士図屏風」などの赤穂四十七義士ゆかりの品や大石内蔵助直筆の書などが展示されています。
摂社の義人社には討ち入りのための武器調達に貢献した堺の商人・天野屋利兵衛を祀っています。
大石神社といえば、御神木の「大石桜」は春の花見の名所として有名ですが、秋の紅葉も知る人ぞ知る隠れたスポットです。 岩屋寺と隣接しているので、大石神社と岩屋寺のセットでの拝観がおすすめ。いちばん便利なアクセス方法は、京都駅(八条口)から京阪バスの直行バス(京都醍醐寺ライン)です。京都駅から最寄りのバス停「大石神社」までわずか15分で到着です。
【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
境内の至るところにカエデが植わっており、まずは参道から社務所への石段の紅葉がお出迎えしてくれます。見どころは紅葉越しの拝殿の眺望、常緑樹の緑色と黄色、橙色、真紅の紅葉のコントラストが絶妙です。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名 山科
スポット名 大石神社
所在地 京都市山科区西野山桜ノ馬場町116
拝観時間 境内自由
拝観料 無料(宝物殿無料)
アクセス JR京都駅から京阪バス(京都醍醐寺ライン)醍醐寺行き、JR山科駅前から京阪バス29番大宅行き、また四条京阪から京阪バス醍醐ターミナル行き乗車、大石神社下車徒歩3分
TEL 075-581-4052