京都定期観光バス「ライトアップ京の紅葉 醍醐寺と隨心院」期間限定運行

伏見醍醐エリアの「醍醐寺」と山科エリアの「隨心院(ずいしんいん)」。京都中心部から少しだけ足を延ばして、2つの寺院のライトアップされた幻想的な紅葉を定期観光バスで楽しみませんか。
小野小町ゆかりの「隨心院」では静かな佇まいの中、ライトアップされた境内をゆっくりとご覧いただきます。世界遺産「醍醐寺」では美しくライトアップされた五重塔や弁天堂周辺の紅葉をお楽しみください。
秋の紅葉が美しい時期だけ、2つの寺院が夜間拝観(ライトアップ)を行う時期にあわせて期間限定のプランです。

■コース名:ライトアップ京の紅葉「醍醐寺と隨心院」(XB)
■運行期間:2023年11月18日() ~11月26日(
■料金(おひとり様):大人5,000円、小児1,780円
■のりば:京都駅烏丸口(18:00発車/約3時間)
■観光場所:隨心院(ライトアップ)、醍醐寺(ライトアップ)
■予約・問い合わせ:075-672-2100(京都定期観光バス予約センター)
※営業時間:7:40~20:00
■ネット予約:
https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/dispcourse/dispcoursedetail.aspx

天下統一を果たした豊臣秀吉が残した紅葉の名所

醍醐寺(だいごじ)は真言宗醍醐派総本山で世界文化遺産に登録されている寺院。醍醐山頂一帯の「上醍醐」と、山裾の「下醍醐」からなり、200万坪におよぶ広大な境内には、国宝の金堂や京都府内で現存する最古の木造建築の五重塔をはじめとする堂宇が建ち並び、国宝や重要文化財を含む約10万点以上の寺宝を所蔵します
醍醐寺と言えば、豊臣秀吉の「醍醐の花見」が有名ですが、実は「醍醐の花見」の後、秀吉は「醍醐の紅葉狩り」を楽しみにしていたそうですが、紅葉を目にすることなく、その年の夏に62歳の生涯を閉じました。もし秀吉が秋まで生きていたなら、花見同様に「醍醐の紅葉狩り」も有名になっていたかもしれません。
秋期夜間拝観(ライトアップ)では、弁天堂、国宝の五重塔、金堂周辺など錦繍に彩られた伽藍がライトアップされます。特に上醍醐への登り口の手前にある観音堂が建つ池の周り一帯、通称「林泉」(りんせん)と呼ばるエリアがいちばんの見どころ。
池を囲む朱塗りのお堂が鏡のように水面に映り込む風景は幽玄かつ幻想的な風景で、昼間の紅葉とは違う美しさを魅せてくれます。

小野小町ゆかりの寺院は“映えスポット”

隨心院(ずいしんいん)は真言宗善通寺派の大本山。平安時代、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基にして、一条天皇の奏請にてこの地を賜り建立。この付近は小野郷と呼ばれ、小野妹子や小野篁で知られる小野一族ゆかりの地です。
隨心院が建つ場所は、古代エジプトの女王・クレオパトラ、唐の玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃とともに世界三大美人のひとりに数えられ「絶世の美女」と称される小野小町の邸宅跡であったとも伝えられており、小町が顔を洗ったという「小町化粧井戸」や貴族から送られた恋文を埋めたとされる小町文塚などの史跡も残っています。
ライトアップの照明数は、毎年少しずつ増やしており年々パワーアップしています。能の間から本堂前庭園の苔とカエデのコントラスト、本堂前庭園の心字池の水に映し出される紅葉は必見です。
隨心院のもうひとつの見どころ「極彩色梅匂小町絵図」(ごくさいしきうめいろこまちえず)は、能の間を飾る襖絵。2人組の絵描きユニット・だるま商店により平成21年(2009年)に制作し奉納された襖絵。
華やかで鮮やかな極彩色の彩りと、小野小町の数奇な一生を描いた幻想的な意匠とで、フォトジェニックな襖絵としてSNSでも人気のいわゆる“映えスポット”です。
基調となっている鮮やかなピンク色は「はねず色」。はねずとは薄紅色の古名。オレンジがかった薄紅色のことで、唐棣、唐棣花、棠棣、朱華などと書くそうです。
隨心院は梅の名所でもあり、その梅の花は「はねずの梅」と呼ばれており、紅梅・白梅など約200本もの梅が3月上旬から咲き始め、中旬から下旬に見頃を迎えまます。梅の開花時期に合わせて3月下旬には「はねず踊り」が行われます。

スポット情報

エリア名伏見・山科
コース名ライトアップ京の紅葉 醍醐寺と隨心院
運行日2023年11月18日(土) ~11月26日(日)18:00発車(約3時間)
料金おひとり様:大人5,000円、小児1,780円
のりば京都駅烏丸口
アクセスJR京都駅中央口を出て左手(新幹線中央口を出て右手)、伊勢丹百貨店前がのりばです。地下鉄でおこしのお客様は京都駅出入口6番をご利用ください
TEL075-672-2100(京都定期観光バス予約センター)
営業時間:7:40~20:00
ネット予約https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/dispcourse/dispcoursedetail.aspx
URLhttps://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/Web/Default.aspx

(掲載日:2023年11月9日 情報提供:京阪バス