日蓮宗 墨染寺「大黒祭」1年一度の福授け(2024年12月8日)伏見深草
別名「桜寺」とも称され、知る人ぞ知る京都伏見の桜の名所「墨染寺(ぼくせんじ)」にて、年に一度の大黒様からの福授け行事「大黒祭」が2024年12月8日(日)に開催されます。
一年最後の垢落としとして、また福多き新年を迎えるた、ぜひお参りください。当日、法要前に祈祷僧による寒中「水行」が行われます。力強く、かつ迫力ある修行風景をお見守りください。
また、小学生のお子様向けに学業成就・通学安全をお祈りする「ランドセル祈祷」も行われます。
来年度の進学・入学のお子様がいらっしゃいましたらお受けください。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック
墨染寺大黒祭概要
■開催日:2024年12月8日(日)13:30~16:00頃
■開催場所:深草山 墨染寺(京都市伏見区墨染町741)
※京阪本線墨染駅から徒歩5分
■行事スケジュール
○13:30/水行式
・法要前に祈祷僧による迫力ある水行
○14:00/大黒祭法要(子大黒天沐浴)
○15:00/ランドセル祈祷(祈祷料:3,000円/ランドセル型のお守りを授与いたします)
・小学生のお子様向けに、毎日学校へ背負っていくランドセルにお経をお上げし「学業成就・通学安全・発育円満」をお祈りします。来年度の進学・入学に合わせ、ぜひお受けください。
※14時45分までに本堂にお集まりいただき、お申し込み票に必要事項をご記入ください。
※当日はランドセルをご持参ください。ランドセルにご祈祷いたします。お持ちできない方は無くてもかまいません。
※来年小学生になられるお子さま、未就学児のお子さまも大歓迎です。未就学生児の方は通園バッグ等をお持ちください。
○15:30/福引き(参加無料)
・1回目:子ども福引き/2回目:大人福引き
※ご来山の方には温かい飲み物(コーヒー、ココア、甘酒等)の振る舞いがございます(無料)
大黒祭の開催にあたって
大黒祭の始まりは「大黒さんは福の神。大黒さんの福をみんなにお裾分けしたい」という墨染寺のお上人(しょうにん)のお気持ちから。
お上人が3回目の修行の中で、大黒さんの修行とは「まさに自分が大黒さんとなって縁ある人に福をお授けする」ということだと感得したので、大黒さんのごとく「福の大盤振る舞い」をしたい、というのが大黒祭を始めようと思った最初の気持ち。
福をお授けする対象として、檀家さんに限らず地域の方々に広く来ていただだければと思っています。
お寺の行事として行う大黒祭が地域の風物詩となること、またみんなが大黒さんのようにニッコリ笑顔になるような楽しい行事となることを目指していこうと思っています。
※お上人:日蓮宗において僧の敬称
別名「桜寺」
墨染寺(ぼくせんじ)平安時代 清和天皇の勅願により、摂政である藤原良房(よしふさ)が建立した貞観寺(じょうかんじ)がその前身。
「薄墨桜」の伝説は、良房の養子で太政大臣の藤原基経(もとつね)が亡くなり、この地に葬られた時、歌人の上野岑雄(かんつけのみねお)が「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」と詠んだところ、薄墨色の桜が咲いたと伝えられています。
応仁の乱で寺は荒廃し衰退しましたが、安土桃山時代「墨染桜の伝説」に感銘を受けた豊臣秀吉が寺領千石の土地寄進を行い、大僧都・日秀(にっしゅう)上人により再興。
「墨染桜」にちなみ寺号を「墨染桜寺」(ぼくせんおうじ)とし、御成間御殿や7つの子院・塔頭を有し繁栄しました。江戸時代以降、次第に縮小衰退し現在地へ移転「墨染寺」となりました。
春には寺名にもなった墨染桜が可憐な花を咲かせ、人々の目を楽しませてくれます。
開花期間中は「夜桜ライトアップ」が実施されてています。薄墨桜の他、境内にはソメイヨシノ、八重桜、御衣黄(ぎょいこう)などの桜が堂宇を薄紅色に染め上げます。
歌舞伎や謡曲の演目にもたびたび登場しており、本堂前には歌舞伎役者・2代目中村歌右衛門が明和5年(1768年)「墨染井」と記された御手洗鉢が寄進されています。寺名は墨染寺(ぼくせんじ)ですが、最寄駅名は墨染(すみぞめ)駅です。
(情報提供:墨染こども応援団)
エリア名 | 伏見 |
---|---|
イベント名 | 大黒祭 |
開催日時 | 2024年12月8日(日)13:30~16:00頃 |
開催場所 | 墨染寺 |
所在地 | 京都市伏見区墨染町741 |
アクセス | 京阪本線墨染駅から徒歩5分 |
TEL | 075-642-2675 |
チラシ | ダウンロードはこちらをクリック |
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