隨心院 秋の夜間特別拝観2024(紅葉ライトアップ)京都山科

DATE 11月22 2024 - 12月1 2024
TIME 6:00 PM - 8:00 PM

京都市山科区に佇む、小野小町ゆかりの寺院「隨心院」(ずいしんいん)では、2024年11月22日(金)から12月1日()の期間、夜間特別拝観(紅葉ライトアップ)を実施いたします。
2024年3月には、約2年間にも及ぶ本堂改修も完了。綺麗になった本堂と仏像(本尊は秘仏)も是非、拝観ください。
京都市内中心部に比べ、拝観者も比較的少なく、静寂な空間にて、ゆったりとライトアップされた紅葉をご覧いただけます。
昼とまた違う雰囲気の隨心院をお楽しみください。特に、能の間から本堂前庭園の苔とカエデのコントラスト、本堂前庭園の心字池の水に映し出される紅葉は必見です。
隨心院がある地域は、かつて「小野郷」と呼ばれ、小野氏とゆかりの深い場所で、“絶世の美女”、“世界三大美人”とも称される「小野小町」の屋敷跡と伝えられています。
境内には小野小町が顔を洗ったという「小町化粧井戸」や、貴族から届いた恋文を埋めたとされる「小町文塚」など小町にまつわる史跡が残っています。紅葉だけではなく、小町ゆかりの地に触れてみるのもいかがですか。
新しい試みとして、色とりどりの和傘が登場するイベント「和傘の光彩展」を開催します。
真紅や橙色の紅葉、煌びやかな「能の間」に和傘の色彩が美しく調和する姿は一見の価値あり。
さらに、屋外にも和傘が追加で設置され、ライトアップされた紅葉の美しさと和傘が織り成す幻想的な光景を期間限定でお楽しみいただけます。
<和傘の設置箇所>
・薬医門から大玄関にかけての道
・庫裡前の庭
・奥書院へ渡る庭

隨心院ご由緒

隨心院(ずいしんいん)は真言宗善通寺派の大本山。平安時代、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基にして、一条天皇の奏請にてこの地を賜り建立。
この付近は小野郷と呼ばれ、小野妹子や小野篁で知られる小野一族ゆかりの地です。
隨心院が建つ場所は、古代エジプトの女王・クレオパトラ、唐の玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃とともに世界三大美人のひとりに数えられ「絶世の美女」と称される小野小町の邸宅跡であったとも伝えられており、小町が顔を洗ったという「小町化粧井戸」や貴族から送られた恋文を埋めたとされる小町文塚などの史跡も残っています。
遅咲きの梅「はねず梅」の名所としても有名で、紅梅・白梅など約200本もの梅が3月上旬から咲き始め、中旬から下旬に見頃を迎えまます。梅の開花時期に合わせて3月下旬には「はねず踊り」が行われます。

SNSでも話題♪極彩色の襖絵

隨心院の見どころのひとつ「極彩色梅匂小町絵図」(ごくさいしきうめいろこまちえず)は能の間を飾る襖絵。
2人組の絵描きユニット・だるま商店により平成21年(2009年)に制作し奉納された襖絵は、華やかで鮮やかな極彩色の彩りと、小野小町の数奇な一生を描いた幻想的な意匠とで、フォトジェニックな襖絵としてSNSでも人気のいわゆる“映えスポット”です。
基調となっている鮮やかなピンク色は「はねず色」。はねずとは薄紅色の古名。オレンジがかった薄紅色のことで、唐棣、唐棣花、棠棣、朱華などと書くそうです。隨心院は梅の名所でもあり、その梅の花は「はねずの梅」と呼ばれています。

(情報提供:隨心院)

エリア名山科
イベント名秋の夜間特別拝観(ライトアップ)
開催日時2024年11月22日(金)~12月1日(日)18:00~20:00(20:30閉門)
※昼間の拝観時間後は一旦閉門となります
開催場所隨心院
所在地京都市山科区小野御霊町35
アクセス地下鉄東西線小野駅下車、徒歩約5分
拝観料大人:700円、中学生:400円
TEL075-571-0025
URLhttps://www.zuishinin.or.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/zuishinin
X(旧Twitter)https://twitter.com/Zuishinin_991
Facebookhttps://www.facebook.com/zuishinin/
YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UC1TuTymPFasRAQQZKSBzCPg