墨染さくらまつり 2023年4月2日~夜桜ライトアップ同時開催~(京都伏見)

DATE 04月2 2023 - 04月2 2023
TIME 10:00 AM - 8:00 PM

別名「桜寺」とも称され、墨染桜の伝説で知られる、京都伏見の墨染寺(ぼくせんじ)にて2023年4月2日(日)に「墨染さくらまつり」が開催されます。当日は本殿ステージにて様々な音楽の演や墨染ショッピング街のお店がお寺にやって来る「マルシェ」が行われ、お花見気分を盛りたてます。
同日には、幻の大仏「伏見大仏」で知られる通常非公開の「欣浄寺」(ごんじょうじ)の特別拝観、すみぞめふれあい広場において「絵はがき展、社寺建造物竹細工展示」が開催されます。
また、桜の開花期間中の2023年3月26日(日)から4月上旬(桜散るまで)の間、夜桜ライトアップを毎夜実施。伏見墨染にて、春のうららかな一日をお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。
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墨染さくらまつり~開催概要~


■開催場所:墨染寺、欣浄寺、すみぞめふれあい広場
■開催内容:
<墨染寺>
○ステージイベント(本殿)
14:00 キッズダンス〈レインボーパラダイス〉
15:00 合唱団演奏〈合唱団youth&久我の杜少年少女合唱団〉
16:00 音楽演奏会〈京都教育大音楽領域専攻学生〉
17:00 スキマジカン ライブ演奏
18:00 雅楽演奏〈京都日蓮宗雅楽会〉
19:00 マンドリン演奏〈堀川マンドリンアンサンブル〉
※演目変更の場合がございます
〇マルシェ(墨染ショッピング街のお店がやって来ます)
・ANKHサンドイッチ&カフェ @ankh_sandwichcafe
・Cali’s Bar @cali__bar__sumizome
・Smile☆Star @smilestar.cafebar
・焼鳥いいね!@yakitori.iine
※マルシェは雨天の場合中止する場合がございます
<欣浄寺(ごんじょうじ)>
○特別拝観(10:00~16:00)
日本最大級の木造大仏「伏見大仏」を是非この機会に拝観ください
※拝観無料(お抹茶席/お菓子付は350円)
<すみぞめふれあい広場>
○絵はがき展、社寺建造物竹細工展示(10:00~16:00)
・大矢先生の絵ハガキ教室の絵はがき展示会
・中川氏の社寺建造物竹細工展示
■主催:墨染さくらまつり実行委員会、墨染寺、リファイン桃山
■協賛協力:墨染ショッピング街
■お問い合わせ:リファイン桃山(075-642-4566)

墨染寺~別名「桜寺」と呼ばれる伏見の桜の隠れ寺~


写真提供(下):京都の桜写真

◆2023年3月26日(日)から4月上旬(桜散るまで)の間、夜桜ライトアップを毎夜実施
墨染寺(ぼくせんじ)平安時代 清和天皇の勅願により、摂政である藤原良房(よしふさ)が建立した貞観寺(じょうかんじ)がその前身。「薄墨桜」の伝説は、良房の養子で太政大臣の藤原基経(もとつね)が亡くなり、この地に葬られた時、歌人の上野岑雄(かんつけのみねお)が「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」と詠んだところ、薄墨色の桜が咲いたと伝えられています。応仁の乱で寺は荒廃し衰退しましたが、安土桃山時代「墨染桜の伝説」に感銘を受けた豊臣秀吉が寺領千石の土地寄進を行い、大僧都・日秀(にっしゅう)上人により再興。「墨染桜」にちなみ寺号を「墨染桜寺」(ぼくせんおうじ)とし、御成間御殿や7つの子院・塔頭を有し繁栄しました。江戸時代以降、次第に縮小衰退し現在地へ移転「墨染寺」となりました。
現在の墨染桜は4代目で薄墨色は見られませんが、薄紅色の可憐な花を咲かせています。薄墨桜の他、境内にはソメイヨシノ、八重桜、御衣黄(ぎょいこう)などの桜が堂宇を桜色に染め上げます。歌舞伎や謡曲の演目にもたびたび登場しており、本堂前には歌舞伎役者・2代目中村歌右衛門が明和5年(1768年)「墨染井」と記された御手洗鉢が寄進されています。寺名は墨染寺(ぼくせんじ)ですが、最寄駅名は墨染(すみぞめ)駅です。

※伏見の桜の名所と日本酒利き酒スポット情報は下記URLをクリック
https://totteoki.kyoto.travel/28774/

欣浄寺(ごんじょうじ)~日本最大級の木造大仏「伏見の大仏」~


◆通常非公開の寺院を特別拝観
欣浄寺(ごんじょうじ)は山号を清凉山(せいりょうざん)といい曹洞宗の寺院。寺伝によると、曹洞宗の開祖である道元禅師が平安時代の寛喜2年(1230年)から天福元年(1233年)まで、この地で教化に努め創建されたと伝えられています。当初は真言宗の寺院でしたが、応仁の乱後に曹洞宗になり、安土・ 桃山時代に僧・告厭(こくえん)が中興し浄土宗に改められ、さらに江戸時代の文化年間に元の曹洞宗に改宗されました。
本堂には日本最大級の木造大仏で「伏見の大仏」とも称される丈六の大仏(毘盧遮那仏)をはじめ、阿弥陀如来像、道元禅師石像などが安置されています。欣浄寺の境内は深草少将の屋敷跡とも伝えられています。本堂前の池は小野小町が美しい容姿を映した「姿見の池」と言われ、池の東側の藪蔭の道は「少将の通い道」と呼ばれ、少将が山科の小野小町邸(現在の随心院)まで通った「百夜(ももよ)通い」の道とされています。庭園には、少将塚、小町塚、深草少将姿見の井戸(墨染井・涙の水)などゆかりの史跡も残っています。また堂内には、深草少将張文像が安置されています。

(掲載日:2023年03月23日 情報提供:墨染さくらまつり実行委員会

エリア名伏見
イベント名墨染さくらまつり
開催場所墨染寺、欣浄寺、すみぞめふれあい広場
所在地京都市伏見区墨染町741
アクセス京阪本線墨染駅から徒歩約3分
開催日時2023年4月2日(日)10:00~20:00 ※欣浄寺、すみぞめふれあい広場は16:00まで
拝観料境内自由
問い合わせ075-642-4566(リファイン桃山)
Instagramhttps://www.instagram.com/sumizomeshopping/
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