平岡八幡宮 花の天井 秋の特別拝観(2025年9月12日~11日30日)高雄・梅ケ畑

DATE 03月14 2025 - 05月6 2025
TIME 10:00 AM - 4:00 PM

弘法大師が神護寺の守護神として自ら描いた僧形八幡神像を御神体として創建された山城国最古の八幡宮として知られる平岡八幡宮。
本殿内陣の天井は「花の天井」と呼ばれ、天井の梁で出来た44のます目のひとつひとつに、綾戸鐘次郎藤原之信が描いた極彩色の花絵44面が描かれています。
山桜・牡丹・水仙・菖蒲など華麗な花々の天井画は訪れる参拝客の目を楽しませてくれます。
通常非公開ですが、毎年春と秋に特別公開され、神職の方が説明をしながら拝観いただけます。手作りの梅干し(福梅)と結び昆布の入ったお茶「大福茶」の接待もあります。
2025年「秋の特別拝観」は、9月12日(金)~11月30日()の期間に公開(10月に一部除外日あり)。
平岡八幡宮は、知る人ぞ知る「紅葉」名所。紅葉のシーズン(11月中旬~下旬)でも混雑知らずで、ゆったりと花の天井と紅葉を同時に楽しめます。
■開催期間: 2025年9月12日(金)~11月30日(
※10月5日、12日、13日は例祭開催のため拝観休止
■拝観時間:10:00~16:00(最終受付15:30)
■拝観料:800円

隠れた「紅葉の名所

平岡八幡宮は、通称「三尾(さんび)」(高雄山神護寺・槙尾山西明寺、栂尾山高山寺)と呼ばれる高雄エリアの少し手前(梅ケ畑)に位置してる、室町時代から都人に知られてい紅葉の名所です。
京都市内の有名社寺ほどの混雑が無く、ゆったりとした雰囲気で紅葉狩りが楽しめます。
「花の天井春の特別拝観」期間中に紅葉の見頃(11月中旬~下旬)を迎えるので、花の天井の特別拝観と紅葉を同時に愛でることができます。

平岡八幡宮ご由緒

平岡八幡宮は別名「梅ケ畑八幡宮」とも呼ばれており、高雄山神護寺の鎮守として、弘法大師・空海が、大同4年(809年)に豊前国の宇佐八幡宮から勧請し、自らが描いた僧形八幡神像を御神体として創建された山城国最古の八幡宮。
室町時代に火災により社殿が焼失し荒廃していましたが、足利義満により再興されたと伝えられています。現在の本殿は文政9年(1826年)に再建されたものです。

平岡八幡宮の本殿の正面頭上、蟇股(かえるまた)に施されてる弁財天の彫刻は「琴弾弁財天(ことひきべんざいてん)」と呼ばれています。
弁財天は、古代インドでサラスバティーという聖なる河を神格化したヒンドゥー教の女神が仏教に取り込まれ仏教の守護神となり、さらに神仏習合によって神道にも取り込まれ市杵嶋姫命と習合した神様です。
ヴィーナと呼ばれる弦楽器を持っていることから、日本では琵琶を持つようになったとされています。
平岡八幡宮の弁財天は、琵琶ではなく「お琴」を弾いている非常に珍しいお姿です。
このことから、特に芸能や芸事の上達にご利益があると言われています。



(情報提供:平岡八幡宮)

エリア名高雄
イベント名花の天井秋の特別拝観
開催日2025年9月12日(金)~11月30日(日)10:00~16:00(最終受付15:30)
※10月5日、12日、13日は例祭開催のため拝観休止
開催場所平岡八幡宮
所在地京都市右京区梅ケ畑宮ノ口町23
アクセス四条烏丸、太秦天神川から市バス8系統「高雄・栂ノ尾」行、京都駅、四条大宮からJRバス「高雄・周山」行に乗車、平岡八幡宮前下車すぐ
拝観料800円(小学生以下無料)※宮司のお話と大福茶接待付
注意事項10月5日、12日、13日は例祭開催のため拝観休止
TEL075-871-2084