勝持寺の紅葉♪西行ゆかり「花の寺」は錦繍の紅葉も格別(京都西京)

勝持寺(しょうじじ)は、山号を小塩山大原院(おしおざん だいげんいん)といい、飛鳥時代の白鳳8年(679年)に天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者(役小角/えんのおづぬ)が創建したのが始まり。
平安時代の延暦10年(791年)に最澄(伝教大師)が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建され、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれて本尊とされました。
後に文徳天皇が大原野神社の別当寺として復興し、大原院勝持寺と改めました。
承和5年(838年)仁明天皇の勅によって塔頭49院を建立されましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失。
現在の建物は乱後に再建されたもの。平安時代の歌人・西行が出家し庵を結んだ寺としても知られており、西行の手植えと伝えられる「西行桜」をはじめ桜の木が多く、別名「花の寺」とも呼ばれています。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
通称「花の寺」と呼ばれており、桜の名所として知られていますが、秋の紅葉も格別の美しさです。
大原野神社方面から境内へと向かう、細く長い緩やかな石段の参道を覆うカエデとが白壁のコントラストは、人気の写真撮影のスポット。
境内の阿弥陀堂(本堂)、不動堂と紅葉のコントラストは古寺の趣きがあふれる風景。
西行桜の横にある鐘楼と紅葉の風景は、勝持寺を代表する紅葉スポットです。真紅、橙色や黄色に染め上げられる鐘楼は格別の趣きです。
境内の不動堂の左側から魚籃観音、桜ケ丘へ続く散策路は、カエデの木々に覆われたまるで紅葉の回廊ような佇まい。
シーズン終盤には敷きモミジとなり上下前後左右どこを見ても紅葉一色になります。

まだまだあります♪
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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名西京
スポット名勝持寺(花の寺)
所在地京都市西京区大原野南春日町1194
アクセス①JR桂川駅・阪急洛西口駅より京都市バス9系統(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車徒歩約20分
②JR向日町駅・阪急東向日駅より阪急バス(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車徒歩約20分
拝観時間9:30~16:30(16:00受付終了)
拝観料大人500円、中高生400円、小学生300円
※2月、8月の全日は拝観休止(閉門)
TEL075-331-0601
URLhttp://www.shoujiji.jpl

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)