神護寺月守講参拝と蛍舞う川床納涼寄合♪桂川ビールとホタル観賞(2025年6月21日)
桂川流域の自然・歴史・文化をアートの力で未来へつなぐ
京都市内の暑さとは無縁の清流と渓谷美、弘法大師空海ゆかりの地「高雄」。
高雄山神護寺は、弘法大師が築かれた真言宗の名古刹で、「高雄曼荼羅」はじめ「源頼朝図像」など数々の名寺宝をも今日に伝えられています。
また、嵐山の虚空蔵法輪寺ご開祖の道昌和尚(桂川の治水、渡月橋の由来にもご尽力)も神護寺にて弘法大師の弟子として修行されています。
今回、この様に平安時代に大きく活躍された弘法大師の魅力にも触れていただきながら、当時と変わらぬ、桂川流域の「清滝川」の自然豊かな風情と共に「学びある涼」をお届けいたします。
懇親会(月守の宴)は清滝川の美しい渓谷、通称「錦雲渓」の河畔に佇む自然豊かな、老舗料亭旅館「もみぢ家別館 川の庵」の川床にて美味しい京料理を月守の桂川麦酒とともにご賞味ください。
華やかな舞妓さんの京舞、水無月だけの幻想的な源氏ボタル観賞もあわせてお楽しみいただけます。
京都の奥座敷「高雄」にて初夏の涼をご堪能ください。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック
神護寺月守講開催概要
■2025年6月21日(土)15:30~21:00 ※雨天決行
■開催場所:高雄山神護寺、もみぢ家
■参加費用:おひとり様20,000円
■募集人数:35名様限定(好評につき増席しました)
■アクセス:地下鉄東西線太秦天神川駅、JR嵯峨野線花園駅より往復送迎バスあり
■予約方法:電話・メールまたは、下記の申込フォームより事前にご予約ください。
TEL:080-7277-6262(嵐山熊彦内)
E-mail:kumahiko@feel.oc.ne.jp
●申込フォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/5f42365d832594
■開催スケジュール
14:30
JR花園駅前または地下鉄太秦天神駅1番出口前集合、マイクロバスで神護寺に移動
15:30~17:30
神護寺 月守参拝(谷内弘照 貫主お話し、かわらけ投げ拝観)
18:00~18:30
懇親会(月守の宴)、芸舞妓さんと桂川ビール
20:00~20:20
ホタル観賞
20:30
散会(マイクロバスで太秦天神川駅、花園駅に移動)
【神護寺】
弘法大師ゆかりの古刹、神護寺は平安京より西北の美しい山間にある約千二百年の歴史有する大寺院です。今回の月守講では、谷内弘照 貫主によるご講話を拝聴し、伽藍の様子をご案内いただきます。
途中、京都桂川流域にあたる清滝川の景勝「錦雲渓」に向かって、神護寺発祥とされる「厄除かわらけ投げ」を皆様で行い、益々のご多幸を祈願したいと思います。
【高雄もみぢ家別館 川の庵】
高雄山の麓「錦雲渓」にある自然豊かな名旅館「もみぢ家別館 川の庵」の川床で、美味しい京料理守の桂川麦酒と共に、華やかな芸舞妓衆の調べ、 そして川床の灯りなくして表れる源氏蛍の舞幻想的かつ雅な初夏の涼をご堪能ください。
桂川 月守講
山紫水明の京都を流れる桂川流域は、風光明媚な清滝川、保津峡、嵐山や松尾大社に月読神社、桂離宮、待庵などを有する地域です。
墳墓も多く、平安京以前には長岡京がおかれ、広大な荘園に栄えた村落や皇族の御用邸の桂離宮がおかれるなど、京都文化創設を支えた土地でありながら、穏やかで素朴な風土から「洛西(らくさい)」と呼ばれ、京都の中でも独自の文化を有し、大切に受け継がれてきました。
古来より、大陰暦、名月観賞などをはじめ「月」と密接な関わりを持ってきました。竹林や北山杉と月との景色は、どなたでも感嘆する美しい自慢の光景です。
神話の時代より、大山咋神様も月読尊様も、平安時代には空海大師も愛でられたであろう月、数多の歴史人が好んだ、その月が古も今もそのまま輝いているのです。
私たちは、月と密接に関わってきたこの地に育まれてきた歴史・文化をアートの力で後世に残す「月守(つきもり)」となるべく、平安時代から続く地域の村を超えた会合を形成する「講(こう)」という在り方を受け継ぎ、アートを豊饒作物に置き例え、人間関係が希薄になりつつある現代において、皆様の心に月明かりを照らせるような文芸再興をめざす講社として「桂川 月守講(かつらがわ つきもりこう)」という名称で活動を始めました。
【桂川流域と月】
桂川流域は古来、月の名所として知られています。桂川という地名は帰化人によって中国の「月桂」の故事から名付けられ、松尾大社摂社である月読神社もあり、月を信仰する土地柄でもありました。
一説によれば竹取物語のモデルになったともいわれ、源氏物語や土佐日記等、古典文学の多くに月の名所として桂の地が取り上げられています。
桂離宮には月見台、月見橋、歩月、浮月の手水鉢などの名称、また月の字の引手、月の字崩しの欄間、歌月の額など、月にまつわる意匠が数多く存在します。
また嵐山・渡月橋の名称は、鎌倉時代に天皇を務めた亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから付けられたといわれており、「月」は我が地域を語るに外せない密接な関係です。
~松尾大社 宮司(桂川月守講理事)生嶌 經和~
(情報提供:高雄山神護寺)
エリア名 | 高雄 |
---|---|
イベント名 | 神護寺月守講参拝と蛍舞う川床納涼寄合 |
開催日時 | 2025年6月21日(土)14:30~20:30 |
開催場所 | 高雄山神護寺、高雄もみぢ家別館 川の庵 |
所在地 | 京都市右京区梅ケ畑高雄町5(神護寺) |
アクセス | 地下鉄東西線太秦天神川駅、JR嵯峨野線花園駅より往復送迎バスあり |
チラシ | ダウンロードはこちらをクリック |
TEL | 080-7277-6262(嵐山熊彦内) |
予約フォーム | https://ssl.form-mailer.jp/fms/5f42365d832594 |
URL | https://tukimorikou.com/ |
https://www.instagram.com/tukimorikou.official/ |
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