向日神社の桜♪約200mもの参道を彩る桜のトンネル(京都西山)

向日市一帯の総鎮守である、向日神社(むこうじんじゃ)は、奈良時代創建の古社で、向日市最大の桜の名所として知られています。
大鳥居から、国の重要文化財に指定されている本殿まで続く、約200mの参道沿いにはソメイヨシノや山桜が植えられており、満開時は、まさに「桜のトンネル」と呼ぶに相応しい光景です。参道がなだらかな坂道になっており、振り返って見る桜並木の眺望は筆舌に尽くせぬ美しさ。
例年、桜の開花時期に合わせ「桜まつり」を開催。舞楽殿での催し、お茶席・筝演奏、露天の出店、植樹などが行われます
<桜まつり>
■開催日時
2025年3月29日()11:45~20:00(篝火は夕刻~20:00)
2025年3月30日()10:30~17:00
※雨天決行
■開催場所:向日神社境内一円
■主催:向日市商工会
■問い合わせ:075-921-2732(向日市商工会)
【例年の見頃】3月下旬~4月上旬

向日神社ご由緒

社伝によると、御歳神(みとしのかみ)が向日山にとどまり、この地に永く鎮座され、御田作りを奨励されたことから、御歳神を「向日神(むかひのかみ)」と呼ぶようになったのが始まりとされています。
創建は奈良時代の養老2年(718年)で、延喜式神名帳に「向神社」と記載されている式内社。御祀神は、向日神、火雷神(ほのいかづちのかみ)、玉依姫命、神武天皇です。
上ノ社である向神社は五穀豊穣の神、下ノ社である火雷神社は祈雨と鎮火の神として、朝廷からも厚く敬われてきました。
室町時代に造営された本殿は、三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で、国指定重要文化財に指定されています。
明治神宮のモデルとも言われており、1.5倍にして建てられたそうです。
境内にある13の建物は、平成27年(2015年)に、国登録有形文化財になっています。1100本とも言われる桜が境内を彩るほか、大鳥居から本殿に続く約200mの石畳の参道には桜とカエデが植えられており、春は桜、秋は紅葉の隠れた名所でもあります。

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(情報提供:おもてなしタクシー)

エリア名向日市
スポット名向日神社
所在地向日市向日町北山65
アクセス阪急京都線西向日駅から徒歩約10分
桜まつり2025年3月29日(土)11:45~20:00(篝火は夕刻~20:00)
2025年3月30日(日)10:30~17:00
※雨天決行
拝観料境内自由
TEL075-921-0217
URLhttps://www.muko-kankou.jp/map/detail.html?id=387