ササキパン本店♪新酒の時期限定「酒粕ぱん(黒あん&白あん)」納屋町商店街(京都伏見)

日本三大酒どころのひとつとして知られる「伏見」は、豊臣秀吉や徳川家康により伏見城が築かれ、江戸時代は京都と大阪を結ぶ淀川水運の河川港として賑わった京都の南の玄関口。昔ながらの商店街が人々で賑わう、活気あふれる町。
そんな伏見の商店街の中のひとつ、納屋町(なやまち)商店街にある老舗パン店「ササキパン本店」では、伏見の新酒時期の曜・曜・日に限定で販売される「酒粕ぱん」が今年も販売されています。
ササキパンは大正10年(1921年)創業で“京都で4番目に古い”パン屋さん、現在のご主人は4代目。
お店の外観は昭和の時代にタイムスリップしたようなレトロ感で溢れています。開店は朝7時で、パンは徐々に焼きあがっていきます。閉店時間は17時30分ですが、夕方には商品が無くなることもしばしば。
お目当てのパンを購入するなら殆どのパンが揃う午前中の来店がおすすめです。ちなみに“本店”ですが支店はありません。

酒粕ぱん<黒あん&白あん>

酒粕ぱんは、伏見で新酒の仕込みがされ、フレッシュな酒粕が生まれる時期だけに期間限定・数量限定で販売されます。
販売日は曜・曜・日限定ですのでご注意ください。
「黒あん」と「白あん」の2種類があり、円形が黒あん、楕円形が白あんで、餡は両方とも「こしあん」です。
生地に酒粕が練り込まれており、ほのかにお酒の芳醇な香りが。
使用している酒粕は純米酒にこだわる伏見の老舗酒蔵「玉乃光酒造」のもので、純米酒ならではのしっかりとしたお酒の風味が特長。甘味がしっかりと感じる黒あん、甘さ控えめの白あんともに、酒粕が香るパン生地と相性バッチリです。
焼き上がり時間は、おおよそ9時30分ですので、この時間に来店すると焼きたてが購入でき、焼きたての味わいは格別です。
自宅に持ち帰った後は、オーブントースターで軽く温めれば、一層酒粕の香りが引き立ちます。

定番の食パン、フランスパン、あんぱん、ジャムパン  、サンドイッチ類の総菜パンをはじめ様々なパンが店頭に所せましと並んでいます。
ササキパンの名物と言えば「サンライズ」と「メロンパン」。
全国的にメロンパンと呼ばれているのは京都でサンライズと呼ばれており、京都でメロンパンと言えば楕円形のパンにクッキー生地をのせ、白あんを入れたものを指します。
実は神戸も何故か京都と同じ呼び名で、サンライズが他所のメロンパン、メロンパンは楕円形で白あんが入ってるぱんなのです。
パン以外にも、レトロなデザインのエコバッグが大人気で、店頭購入の他にウェブサイトでも購入が可能です。

(情報提供:ササキパン)

スポット情報

エリア名伏見
スポット名ササキパン本店
所在地京都市伏見区納屋町117
アクセス京阪本線伏見桃山駅から徒歩6分、近鉄京都線桃山御陵駅から徒歩7分、京阪本線中書島駅から徒歩9分
営業時間7:00~17:30(売切れ次第閉店)
定休日火曜日
TEL075-611-1691
Instagramhttps://www.instagram.com/sasakipan_nayamachi/
ウェブ販売https://sasakipan.stores.jp/